機材よもやま話外伝2回目になりました。
今回は、付属のソフトウェアのインストールとセットアップして、音を出してみるまでをお届けしようと思います。
外は暑いし、コロナだし、家の中でガリガリ君をかじりながらゆっくり読んでくださいね。
PCには避けられないインストールという儀式
UGM192を使う前に、インストールしなければならないものがあります。
お使いのコンピューターとUGM192の連携をスムースに行わせるためのドライバーが必要になります。
便利なものは便利に使えるように準備する必要がありますね。
機械はこちらの気持ちを察してくれませんからね。
一昔前までは、製品にドライバーをインストールするためのCD-ROMが付属していたりしたのですが、開発のスピードが速くなったことや、高速インターネットが普及したこともあり、最新のドライバーをダウンロードするような方式が主流になっています。
UGM192のドライバーもここからダウンロードすることができます。
ページ内のDownload & Manualボタンを押すとダウンロードページに移動しますので、そこで該当するOSの“最新の”ドライバーをダウンロードしてみてください。
ダウンロードが終わったらダブルクリックしてインストールを進めてくださいね。
インストール後、システム環境性能>サウンドで出力先をUGM192に設定して、オーディオファイルなどの音が出ることを確認してください。
付属ソフトウェア:inTone 2 ESI Edition by Audified
さて次に、アンプシミュレーターを内蔵して、オーディオをレコーディングしたり、プレーバックすることもできるソフトウェア“inTone 2 ESI Edition by Audified(以降inTone)”が付属しているので、これもダウンロード&インストールしちゃいましょう。
ここからダウンロード画面にアクセス可能です。
このページを下の方にスクロールするとこのような画面が表示されます。
必要事項を記入しましょう。
- Serial Number:UGM192に同梱されているハガキ大の紙の上段に書かれている“inTone 2 ESI Edition”のシリアルナンバーを記入しましょう。
- E-mailは連絡先に使用しているメールアドレス
- Nameはお名前(本名のほうがいいかも)
Audified Newsの欄はニュースを購読するならチェックを入れましょう。
下二段のドロップダウンメニューで使用しているOSとよく使っているDAWを選択してください。
これでダウンロードが始められるので、ダウンロードしましょう。
ファイルを解凍するとアプリケーションフォルダにコピーするタイプなのでインストールは簡単です。
inToneを起動するとシリアルナンバーを要求されるので再度記入して起動してください。
起動時にサードパーティのプラグインを既にインストールしている人は、それらを読み込む時間がかかるので注意してくださいね。
音を出す前にちょっとした事件発生
無事にインストールが済んで、いざ音を出そうと思い、inToneのプリファレンスを確認したところ、あれ?UGM192が認識しない。内蔵スピーカーすら認識していない….
Windowsでは必要ありませんが、MacでこのinTone 2を使うときは「機器セット」を設定する必要があるようです。
これの設定方法は以下の通りになります。
一旦、inToneを終了してください。
次に、Macの“その他”フォルダにある“Audio MIDI設定”を開き、機器セットを選択するとここで認識されている入出力先が表示されます。
この中にある2つのUGM192にチェックを入れてください。
そして、再度inToneを起動してAudio Deviceを機器セットに設定してください。
これで完了です。
いざ音を出してみる
UGM192の左側のインプットにギターかベースを接続してください。
左から2番目のオレンジ色のトラックがオーディオに設定されているので、これを使用します。
EFFECTSの▼をクリックしてampLion LEを選びましょう
あれ?エフェクトを選んだのに素のままの音?
これには、設定があって、ミキサー画面の一番下にある出力先がMasterになっていると思うのですが、これを”1+2”に変更してください。
これでエフェクトの音が聴こえるようになります。
PRESETボタンを押すと音色を切り替えることができます。
なかなかいい音ですねぇ。
次回は、録音してみようかと思います。
お楽しみに~。
本日の教訓
パソコンやタブレットはそのままでは何もしてくれない。
アプリケーション(ソフト)をインストールして自分が使いやすいようにカスタマイズしていくのだ。