関東地方もようやく梅雨が明けましたね。
ずっと「梅雨明けたら…」と思っていたギターのメンテを、やっとお願いしに行けます。
さて、今回から本編から少し離れて、<ギタリスト編>として、ギタリストや弾き語りシンガーに強く勧めたい!オーディオインターフェース(以下I/O)を紹介します。
理由は、
アナログな感覚の人が多いギタリストにとって簡単なセッティングで使える(実際はほとんど何もしなくていい)I/Oはとても魅力的!
本体が小さい!これは本当に小さいです。手のひらに乗っかるし、スマホより小さい。
シャツの胸ポケットに入ります。持ち運びに悩むことは無いでしょう。そして、ギターを直結してOKなHi-Z端子付き!
オーディオのプレーバック、レコーディング、ミックスができるソフトが付属している。
そのソフトには、ギター&ベース用のエフェクトも付いていて、オケを再生しながら一緒にギターやベースを弾いたり、それを録音してあとで聴き直すこともできます。これは練習にも最適ですよね。
ギターを弾いた後にマイクを繋いで歌のレコーディングもできちゃうわけです。
で、そのI/Oとは?
今回のシリーズではESIの“UGM192”を紹介します。
先ほども書いたけど、手のひらに収まる大きさの小さいサイズのインターフェースにシンプルな入出力と機能が詰まっています。
入力はギターやベースを接続するためのHi-Z端子とマイクを接続するマイク端子があります。しかもマイクにはファンタム電源も送れるので、コンデンサーマイクも繋げますね。
出力はライン出力とヘッドホン出力兼用というユニークなタイプ。
他のボタンなどは使っていく過程で紹介していきましょう。
この小さなI/Oは、シンプルさ、可搬性の良さ、そして宅録をする人に必要な機能を備えていることから、初心者の方、そしてUSBに対応しているタブレットやスマホで作曲している方などにお勧めです。
今回は特にギタリストや弾き語りをやってる人に向けて“わかりやすい”内容で進めていきたいと思っています。
「オーディオインターフェース?そんなもん持ってないっス」っていう人も、ゆっくり読んでくださいね。
「きっと欲しくなる、いやあった方がいい。」と気付くような提案をたくさんしていきたいと思います。
“そもそもオーディオインターフェースってなに?”っていう初歩的な説明は、他のコラムに譲ります。
今回紹介するオーディオインターフェース(以下、I/O)で何ができるの?何が利点なの?オレ(ワタシ)が買ったら何ができるようになるの?っていうところを深掘りしていきたいと思います。
どうやって繋げる?
UGM192は、USB端子を使用して接続します。今どきのUSB 3.1 Type-Cってやつですね。
お使いのデバイスがUSB-Cじゃなくても大丈夫です。
接続ケーブルが2種類付属しているので、パソコンが従来のUSB端子のみでも接続可能です。
今回使っているパソコンはLate 2013のMacBook Proです。
この端子の隣にもう一つ端子がありますね。
これは、バスパワーが足りなくなった時にUSB電源を接続して駆動パワーを補うことができます。
まだ試してないのですが、ファンタム電源を供給するコンデンサーマイクを接続する時にはあった方がいいかも。
まずはUSBケーブルでUGM192とパソコンを繋いでみます。
パソコン内に入っていたオーディオファイルを再生してみました。
2万以下のI/Oとは思えないくらいけっこう良い音していると感じました。
このI/Oって、24bit/192kHzまでのレゾリューションに対応しているので、ハイレゾ音源も鳴らせるし、録ることもできます。
これはレコーディングするの楽しみになってきたなぁ~。
次回は付属のソフトのダウンロードやセッティングをしてギターをレコーディングしてみますね!お楽しみに~!