幕張メッセではInter BEE 2019が絶賛開催中です。
ボクも水曜日に行ってきました..が、会場が広すぎてディリゲントのブースにまでたどり着けませんでした….。
国際放送機器展という名の通り、映像関連の製品も多く展示されているのですが、音楽系の機材もハイエンドのものがたくさん展示されているので、普段はあまり見ない機材もたくさん見れ、ちょっと刺激をもらって帰ってきました。
持続音にリバースをかけてみると….?
前回までは、パーカッションのワンショットやベースの短めな音にエフェクトをかけていました。
ストリングスとかパッドなどのサスティンが長い音にリバースを使うとどうなるんでしょうね?
失敗する要素が高いまま実験に移りたいと思います。
まずは、(いつもですが)簡単なトラックを聴いてみてください。
まぁなんてことはないバッキングトラックです。コードを奏でている音を聴いてみましょう。
これにリバースエフェクトをかけてみると….。
パラメーターはこんな感じです。
ちょっと不思議なモジュレーションのような効果が得られますね。LFOのスピードを調整するとモジュレーションスピードが変えられて怪しさ満点のコードトラックを作ることができたりします。例えば、細かくすることこんな感じ。
ゆったりさせるとふんわりとしたモジュレーションになってこれはこれで味があるかもしれません。
アタックがはっきりしない音には不向きか?
では、音色を変えて、アタックが緩やかな音色に使用するとどうなるんでしょうね?ちょっと試してみましょう。
予想では、音量差が出るか、音が太くなるか….くらいの効果ではないかなぁと思うのですが。。。失敗ではないと思うのですが、エフェクトの部分で言えば、LFOでいじっているフィルターの音しか聞こえてこない感じがして物足りない感じがしますね。これなら何もリバースエフェクトでなくてもいいような気がします。
このセッティングではどうでしょう?
LFOではボリュームのみをゆっくり変化させることで、リバースの雰囲気も得られつつ、音に厚みが増していてこれなら使いどころがありそうな気がします。これに、リバーブを深めに足してドラムやベースを加えてみるとどうなるでしょう?
妖艶な雰囲気を演出できたような気がするのですが皆さんはいかがでしょう?
こうやって、時間のあるタイミングで“こうやってみたらどうなるかな?”みたいな実験をやるとオリジナルのサウンドが作れるようになっていくと思います。
失敗の回数の方がはるかに多いんですけどね。
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