暑い夏もそろそろピークを過ぎて朝晩が過ごしやすくなってきましたね。
私は、休みの間にいろいろアップデートしようと思っていましたが….まだです。
来週は仕事でバブリーなスタジオに行くので、今からテンションが上がっています。普段は、ボーカル、ギター(エレキ、アコギ共)の録音は宅録で済ませてしまうのですが、ドラムやブラスがあるとさすがに家では無理っぽいですね。
読者の中には家でボーカルやギターを録音されている方はいらっしゃいますか?いつかそんなときのTIPSもお伝え出来たらって思ってます。
一つだけ…音を出す楽器をやってる場合、一にも二にも近所付き合いを大切にしてください(笑)。
さて、Imagerをどうやって使ってみるか…
前回はドラムにかけてみましたが、今回は歪んだギターにかけてみましょう。
近頃はダブって左右に広げて…みたいなことが多く聞かれます。そこまで大げさにしなくても、ギターのパートにステレオ感というか拡がりが欲しいなぁ…なんて思ったときにこのプラグインはちょうどいいかもしれません。
ダブることで左右に振れるので、そのパートに広がりを与えて曲のスケールを大きくもできますけど、パートによってはこんな感じでこじんまりとした広げ方もありなんじゃないかなんて思ってます。これがこのプラグインの正しい使い方かどうかわかりませんが(笑)。
試しにやってみよう
まず、録音してみた、ギターのデータはこれです。
KReserchのプラグインはモノラルトラックには立ち上がらないので、モノラルのソースでもステレオトラックに録音します。
KR-Imager STRをインサートしてみましょう。プリセットから適当に選んでみました。
ちょっと広がった感ありますね。これくらい広がっただけでもいいかなぁなんて思いますが、ここから少し工夫をしてみましょう。
右下に“Morph”というボタンがあります。これを使うと今まで空白だった中央のディスプレイの下段に新しいノコギリ波が表示され、右側にアニメーションが表示されます。これは上下の設定の間を行ったり来たりモーフィングしてくれるってことですね。
Depthは、両方で共通コントロール、Speedはそれぞれの間のモーフィングするスピードの設定です。上下間は別のShapeが設定できるので、このモーフィングを使うことでモジュレーションがかかったような効果が得られます。Shapeの設定に大きな差をつけて再生してみましょう。
これはギターをソロで聴いたほうが分かりやすいかな…
ヘッドフォンで聴くとわかりやすくなると思うのですが、広がったり、中央に集まったりと動きのある効果が得られています。
もしかしたらアコギのほうが良かったのかも…と書いた後に感じたりしています。あとストリングスにも効果的かも。
みなさんもそれぞれの使い方を探求してみてください。