夏真っ盛りですね。お勤めの方もそろそろ夏休みではないでしょうか。個人事業主の方は「休みって何?」って感じの人もいますね。猛暑なので、涼しい部屋でこのコラムをゆっくり読んでいただければと思います。
しかし、暑い….今年はそんなに暑くならないって天気予報で言ってなかったっけ…..。
さて、新しいプラグインを試してみましょうか。
KR-Imager STRって?
現在、3機種リリースされているKResearchのプラグインの第三弾。“KR-Imager STR”。STRってステレオっていう意味なんでしょうか…プロレスの技とか、オイルの添加剤を連想してしまいます。
Imager(イメージャー)っていうくらいですから、ステレオイメージを調整するとか音場に関するエフェクトなのでしょう。
製品紹介を読むとモノラルシグナルをステレオ化することもできそうでちょっと楽しみです。
数回に分けて紹介しようと思うので、今回は簡単な機能から試してみましょう。
モノラルトラックをステレオ化
モノラルの素材をステレオのように広げられるということで早速試してみました。
DAWはLogicを使用したのですが、モノラルトラックだとプラグインが表示されません。
トラックをステレオにすると表示されるようです。(モノ-ステレオってことかな?)
それではインサートしてみましょう。
その前にまずノンエフェクトのドラムループを聞いてください(モノのドラムループ久しぶりに使った)。
各パラメーターについての説明は、“KResearch製品で空間演出しましょう。KR-Imager STRの巻”に譲ります。
画面右下にイメージをMorphとFreezeでコントロールするパラメーターがあるのですが、これは今回はオフにしてシンプルなコントロールだけで使ってみようと思います。
まず、Depthを上げてみましょう。あんまり上げすぎると左右のフェイズが現実的ではなくなってくるので、75%~85%くらいが限界かも。
次に、Shapeを使ってみましょう。0から徐々に上げていくと次第にステレオっぽく聞こえてくると思います。
まずは、Shapeが0の時
次に、75にした場合
このパラメーターを上げていくとステレオ感が広がった感じになりますね。
今回はモノラルの素材だったけど、ステレオの素材だともっと広がるのかな?その辺は次回に試してみようと思います。
パッドの音とか人数多めのコーラスなどをワイドにしたいときとか効力を発揮してくれるといいなぁ。
そろそろ違うブランドのプラグインも試してみたいですね。
相談してみまーす。