Go toなのかStay Homeなのかよくわからない2020年の夏休み真っ只中、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はGo to仕事部屋です。
アナログ機材は新しいものが良いとは限りませんが、デジタル機材は新しい方はいいと思っています。
エアコンを買い替えることになって、エアコンにもLANが繋がると聞いてちょっとびっくりしています。
いつ届くのか…。
弾き語りを配信して……
配信をしつつ、それを録音して後に。
そのためにはどうしたら良いでしょう?
このコラムは簡単にいろんなことをやってみようと紹介しているので、“ちょっとだけ我慢するところはありながらも”楽しめる方法をお伝えします。
さて、配信方法もベーシックな部分は前回まででお伝えしました。
これは配信先が変わろうとも基本的には同じです。
OBSを使えは、メジャーなメディアではほぼすべて配信可能です。
大切なのは、何をどうするか…ですね。
ここを読んでくれている方々は、複数のスタッフを抱え、大規模なシステムで配信している人は少ないと思います。
むしろ“これからやってみようかな?”くらいの人だと思うので、ライトな感じで始めるのにいいアイデアを提供できたら嬉しいです。
決して、ここに紹介されている通りではなく、自分のアレンジを加えるのもとてもいいと思いますよ。
セッティングはどうしようか?
弾き語り配信の場合、1マイクと2マイクが考えられます。
1マイクの場合
ボーカルのメインに拾いつつもマイクの性能に頼って、できればギターも拾いたい….。
この場合、口先にマイクをセッティングするとギターを拾わなくなってしまうので、口元から斜め下に30cmくらい話したところにセッティングすると良いでしょう。
距離が離れていてもしっかり拾ってもらうには、ダイナミックマイクよりも反応が繊細と言われているコンデンサーマイクの方が向いているでしょう。
2マイクの場合
ボーカル用とギター用に分けてセッティングすることができるので、自分が映る画面もアイデア次第で色々アレンジできますね。
2マイクの場合、どちらのタイプのマイクでも良いと思いますが、録音して残すのであれば、ボーカルの方にコンデンサーを使えると良いですね。配信時に顔をしっかり出したいビジュアル重視の方はダイナミックの方が邪魔にならないし、コンデンサーだとポップガードが必要になるので….向いてないですね(笑)。
マルチプレーヤーの場合
ギターだけでなく、キーボードの弾き語りも加えたい場合、U86XTには背面にLINE入力があるのでここに接続してください。
その時、前面で入力1、2を使っているので、LINE入力は3以降を使用してくださいね。
DAWに繋いでみる
すべての楽器、マイクをU86XTに接続したら、次にどうするか、配信しつつ録音もするので、DAWに全部ぶち込んでしまいましょう。
LOGICの場合、こんなセッティングになります。
チャンネル1にマイク、2にギター、3,4にキーボード。
そしてBusトラックを作って、リバーブプラグインを立ち上げ、すべてに適度なリバーブをかける。
DAWの出力先をSoundflowerにすればOBSを使って配信ができるようになります。
この方法だと、音を一回外に出力してミキサーでまとめて….っていう工程が必要なくなるので、簡単ですね。
そして、配信開始と同時にRECボタンを押せば録音も開始されます。
音の遅れ(レイテンシー)が気になるときは、DAW側のサウンド設定でバッファーサイズを小さくすると改善されます。
PCの能力にもよりますが、音がブチブチ言い出さない範囲で、できるだけ小さくすると良いでしょう。
我が家では“32”までいけけました。
他にギターやその他の楽器を使用する場合、入力が8系統もあると便利ですね。
U86XTを使っての配信関係の記事はこれでいったん完了しましょうか?
音を出したり録ったりする方に復活しましょう。
他に質問がある方は、直接ご質問くださいね。
お知らせ
先日から、「機材よもやま話」本編から少し離れて、「機材よもやま話外伝<ギタリスト編>」として、ギタリストや弾き語りシンガーに強く勧めたいオーディオインターフェースと付属アプリを紹介しています。こちらもぜひご覧ください。