2021年になりました。あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
年始早々に緊急事態宣言になってしまいそうで、自宅にいる時間が増えそうですね。
これを機会に新しいことを始めたり、手に付いてなかったこと始めてみるのはいかがでしょう?
ちなみに私はギターの基礎練習を再びじっくりやるようにしました。
基礎は重要ですねぇ、サボっていたことを後悔しています。
アコースティックギターを2マイクで録ってみる
さて、前回はエレキギターにマイクを2本立てて録ってみましたが、今回はアコースティックギターで録ってみましょう。
アンサンブルの中でアコギを使うときは1本でも全然OKなんですけど、2本使うと音に広がりや深みを出したいときは2本で録るのも有りだと思いますよ。
※ 注:アンサンブル内でギターのストロークなどは1本で録ったトラックをダブルにしてパンで広げた方が雰囲気は良くなる場合もあります。その時、アコギの音が重くなり過ぎたらミックスするときにローカットするとアコギのフィーリングはそのままで音を軽くすることができます。
U86 XTは、前面にマイク入力が2系統あるので、それをフル活用してみましょう!
マイクはどこに置いたらいい?
マイクプレースメント(マイキングっていう?)についてですが、2本使うときって何パターンがマイクの置き方があってそれぞれに特色があったりします。
どんな楽器でも共通するものですが、近くに置けばドライに近くなりますし、遠くに置けば部屋鳴りが多く入るようになります。
良いコンデンサーマイクを使うと遠くでもきれいな音が録れたりしますが、その分環境音も入ってしまいますね。
アコギの場合、距離は15cm~45cmくらいのことが多いですけど、集中力が途切れやすい私は近いと気になってしまいます(笑)。
マイク1本:
1本のマイクで録るときは、15cmくらいの距離からだいたい14フレット辺りを狙いました。
※ 注:アコギをマイク録りするときにやらない方がいい事の一つにサウンドホールに向けてマイクを置くことがあります。
サウンドホールからは、低周波数帯がドバーっとでているので、低域が強調されすぎたり、こもったような音になってしまうことがあります。サウンドホールから音が出てくるものだと思ってそうやってしまう人が多いのですが、アコギは楽器全体から音が出ています。
2本の場合は、いくつか組み合わせだったり、立て方があったりしてどれが一般的とかは言えないのですが、私が普段使うセッティングを紹介します。
マイク2本:
1本目は前述と同じセッティング、2本目はブリッジ側から少し離れた位置(45~60cmくらい)に置いて少し上からブリッジ周辺をめがけてコンデンサーマイクを置いて遠近両方の音を録音するというもの。
どちらもサウンドホールを狙っていないので、軽くて歯切れのよいサウンドになっていますね(エクストラライトゲージだからっていうのもありますけど)。そして、コンデンサーマイクの方が音のレンジが広く、音が前に出てきている感じがしますね。
実際のところ、使うマイクの種類だったり、置く位置、距離でかなり音が変わります。
そして、普段弾いているときに聴いている音とはかなり違います。
一応のセオリーはあるものの、無限の可能性があるので気に入ったサウンドが録れるセッティングを探してみるのも良いと思いますよ。
アコギはマイクを通して…って思います。
レコーディング時にLINE接続でピックアップの音なんて味気ないですよ~!
オーディオインターフェイスを十分に活用して、良い音で録りましょう!
前回も書きましたが、2本のマイクで1つのソース(楽器)を録音する際は、位相の問題をクリアするためにそれぞれのマイクの距離が大切になります。失敗することも良くありますが、マイクを微妙に動かしながら探っていって良い音が録れた時はそれはもういい気分ですよ。
ではみなさん、また次回!
今年もよろしくお願いいたします。
コメントを投稿するにはログインしてください。