暑さが過ぎたと思ったら雨続き…ちょうどいい気候とか天気とかって続かないものですねぇ~。
衣替えと部屋の模様替えを一度にやってしまいたいけど、なかなかタイミングがつかめません。
新しいキャビネットと、吸音材を入れる関係で、仕事部屋だけは模様替えを始めてしまいましたが…。
今年は落ち着かないまま一年が過ぎてしまうそうですね。
リアンプってなんだ?
リアンプっていうのは“リ(Re)”がみそになっているわけで、“リサイクル”や“リユニオン”のように~再度何かをする~っていう意味ですね。
平たく言えば“もう一度アンプを通す”って言うことです。
一度レコーディングしたギタートラックの音をブラッシュアップしたいと思ったときに“ええい!もう一回アンプを通してしまえ!”と思ったときに有効な手段です。
これはアンプを通したギタートラックだけではなく、オーディオインターフェースのHi-Z端子にギターを接続してアンプシミュレーターを通した音にも適しています。シミュレーターがかかってないドライ音があったら最高ですね。
もっと言えば、ギターだけでなくベースにも使えるテクですし、シンセやドラムでやってみても面白いと思いますよ。
アイデア次第でいろんな効果を生み出せると思います。
気を付けなければならないこと
前にもお話したと思いますが、ギターやベースはハイインピーダンス、ラインレベルはローインピーダンスとインピーダンスが違います。これについて詳しく説明していると日が暮れてしまうので、インピーダンスについてはググってみてくださいね。
まぁ要は音が腑抜けのようになってしまうので、インピーダンスを合わせないといけないっす!っていうことです。
この時、必要になるのがリアンプ用のD.I.でラインレベルをインストレベルに変換してくれます。
繋げてみる
接続方法は前回のハードウェアインサートとはちょっと違って出力するまでと入力する場までとに2系統に分けて考えます。
● リアルなアンプ、マイクを使用した場合
出力:U86XTのアウト>リアンプ用DI>アンプ
入力:マイク>U86XT
※ マイクとインターフェースの間にプリアンプやコンプを挟むこともありますけど、だいたいこんな感じですね。
ソフトウェア内でリアンプをするっていう方法もあるようですが、今回はハードウェア的にリアンプする方法を採用しました。
音の変化
元々のギターの音はこれです。
悪くはないけど、主張が足りないというか、もう少し張りのある音の方がイメージに近いかも…と録ってから思いました。
まぁ弾き直しても良いんですけど、今日はリアンプの回なので、リアンプしましょう。
アンプのセッティングはプレゼンスをちょっと上げたんですけど、行き過ぎちゃったかな?
対比としては極端な方が分かりやすいかと….。
シミュレーターの音も悪くはありませんが、大人しく聞こえますね。
ギターの音色は暴れん坊くらいな方が….。(笑)
アンプだけでなく、マイキングやスピーカー、などでも音色が調整できるので楽しいですよ。
ぜひ試してみてください!