Spire Topics & Tips – vol.24

Spire Topics & Tips – vol.24

Spireを使いこなす小ワザあれこれ(その2)

前回に引き続きSpireの小ワザを紹介したいと思います。
今回はエディット時に有効な小ワザについて解説しましょう。

各パラメーターの設定値をデフォルト値にする

ファクトリープリセットのチョイ足しエディットや、オリジナル音色を作成している際などに設定されているパラメーター値をデフォルト値にリセットしたい場合も少なからずあります。
その際には、そのパラメーターをダブルクリックすることで、Spireで予め設定されているデフォルト値に戻すことが可能です。

図6:元のパラメーターの状態。

図7:ダブルクリックした状態。

特にチョイ足しエディットの場合でも、デフォルト値から設定されていた値まで変化させることで、どのように音色が変化したかも確認できますし、イニシャライズ状態からの音色作りの際には元に戻したいことも多々ありますので、そのような場合には特に有効でしょう。

パラメーター値を微調整する

Spire上の各パラメーターは、通常の操作の場合、データ値が5、10、15・・・などのように一定間隔の変化となっていますが、それらの中間値を微調整したいケースもあります。
任意のパラメーターを動かす際に、Shiftキーを押しながら動かすことによって微調整が可能です。
実際にShiftキーを押していない場合の変化とShiftキーを押しながら動かしている場合の変化を動画にしてみましたので、違いをチェックしてみてください。

シフトキー併用時と不使用時の挙動比較。最初から15秒位までがShiftキーを押していない場合、16秒位以降がShiftキーを押しながらの挙動となっています。(注:音声は入っていません)。

内藤朗

キーボーディスト、シンセサイザープログラマー、サウンドクリエーターなど様々な側面を持ち、作編曲からレコーディング制作、ライブ演奏など多方面で活動中。S.E.N.Sのレコーディングサポート、安部OHJIの様々なプロジェクトでのレコーディング、ライブなどに参加の他、バンド「島へ行くボート」で活動中。黎明期からMIDIやDTMとの関わりは長く、音楽制作系のライターとしても広く知られており、近著に「音楽・動画・ゲームに活用! ソフトシンセ 音作り大全」(技術評論社刊)などがある。有限会社FOMIS代表取締役、一般社団法人日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ(JSPA)正会員、MIDI検定指導研究会会員。