(2015/1/22)
黄色いシンセでおなじみのSledgeも発売してからはや2年が過ぎようとしていたところにOSがバージョンアップのニュースが入ってきました!!
印象的な見た目はそのままに、かなり大幅に機能の強化が図られています。
今回はアップデートポイントをご紹介します。
- 1.スプリット/レイヤーモードを搭載。
レイヤーが使える事で更に分厚いサウンドを作る事が可能になります。
まずはスプリット/レイヤーのモードをオンにします。
GLOBALメニューからAUTO DUAL MODEを選択し、ONにします。
音色を選ぶ際にスプリットにするかレイヤーにするか選択が可能です。
- スプリットの場合
ローワーに設定する音を選択し、単音で弾いたままVALUEノブを回してアッパー に設定したい音色を選択します。
- レイヤーの場合
ローワーに設定する音を選択し、複数音で弾いたままVALUEノブを回してアッ パーに設定したい音色を選択します。
スプリットポイントの設定がすごく簡単です!!
スプリットする時に単音を弾くのですが、その音程がスプリットポイントに設定されます。
- 2.グローバルピッチ&ホールドコントロール
スプリット/レイヤーモードが追加にともない、アッパー/ローワーサウンド別々にピッチ・ホールドをコントロール出来るようになりました。
例えばこのような設定の場合、
スプリットモードでローワーの音をホールドペダルで伸ばしたままにして、
アッパーでソロを演奏する。
さらにソロを演奏しているアッパーのみにピッチベンドがかけられるようになります。
- 3.同時発音数の拡大
従来の16音ポリフォニックから24音ポリフォニックに拡張しました。
新機能のスプリット、レイヤーで使用するにあたって同時発音数の拡大は頼もしいアップデートですね。
- 4.新しいリバーヴ&ディレイ
従来ではEFFECT2にリバーヴとディレイがあるどちらか選択をしてかけていたのですが、
Ver2からはリバーヴとディレイを同時に両方かける事が可能になります。
リバーヴ、ディレイ両方のLEDが点灯していれば両方かかっています。
つまみはディレイを操作するようになっているので、リバーヴの設定を行う場合は、
リバーヴを選んでいる状態で操作をしてから、リバーヴ&ディレイに設定すればOKです。
- 5.サンプリングサウンドの追加(こちらは別売りのオプションライセンスが必要となります)
フラッシュメモリー内の60MB分サウンプリング波形がロード出来るようになりました。
ロードしたサンプリング波形は、OSC1で使用する事が出来ます。
サンプリングサウンドとヴァーチャルアナログを融合する事でさらに奥深いサウンドを作れますね。
あと実際触ってみて便利だなーと思ったのが、
OSC1のWAVETABLEの波形の名称が今までは数字のみだったので、リストと照らし合わせるか
音を聞きながら雰囲気で作っていたのですが、Ver2.0からはそれぞれの波形の名称が表示されるようになりました。
Sledgeユーザーの方はファームウェアをアップデートする事でこれらの機能をお使いいただけます。
詳しい手順はコチラ :Sledge ファームウェアアップデート
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投稿者:Sales T(投稿記事一覧をみる)
営業担当
デジタル小物と車が好きな30代。
楽器が弾けないが、楽器が好きでこの業界に入って10数年。
弊社製品を使った新たな音の楽しみ方を提案いたします。