SL Mixfaceを、DAW(Digital Audio Workstation – デジタル・オーディオ・ワークステーション)のコントロール・サーフェイスとして使用するために、DAW側で必要な設定を解説いたします。
MixfaceのDEVICE端子とコンピューターをUSBケーブルで接続した際、コンピューター側で見えるMixfaceのポートは、以下の通りです。
・SLMIX USB(Port 1):MIDI信号を送受信するために使用します。
・SLMIX USB(Port 2):ファームウェアのアップデートに使用します。
・SLMIX USB(Port 3):DAWのコントロールするための信号の送受信使用します。
また、MixfaceをBluetoothでコンピューターやiOSデバイスと接続した際に、現れるポートは、
・SLMIX BT
となります。
はじめに、お使いのDAWと接続できるようMixfaceの設定を行います。
- DAW | CTRLボタンを長押しし、Global Settingsにアクセスします。
- DAW Port and typeにアクセスし、Portで接続するポートを選択します(USB Port 3、またはBluetooth)。
- Typeで、使用するDAWを選択します。
※ 選択するDAWよって、使用可能なPortが限定される場合があります(Logic Pro、GarageBand、およびPro ToolsではBluetoothポートはご使用いただけません)。
お使いのDAWを選択してください。
Ableton Live
Ableton Liveを起動し、[ About Live ] > [ Preferences… ]を選択します。
ダイアログボックスで、[ Link MIDI ]タブを開き、以下のようにパラメーターを設定します。
- コントロールサーフェス
- MackieControl
- Input Port
- SLMIX USB(Port 3)※
- Output Port
- SLMIX USB(Port 3)※
Apple Logic Pro
Apple Logic Proには追加コンポーネントが必要です。お使いのLogic Proのバージョンに合わせて、以下の追加コンポーネントをダウンロード&インストールしてください。
Logic Pro 10.6以上:
SL Mixface・Apple Logic Pro 10.6以上用 追加コンポーネント(v.2.0)
Logic Pro 10.6未満:
SL Mixface・Apple Logic / Garage Band 追加コンポーネント(v.1.1)
追加コンポーネントのインストールが終わったら、Logic Pro Xを起動し、[ Logic Pro ] > [ コントロールサーフェス ] > [ 設定… ]を選択します。
ダイアログボックスで[ 新規 ] > [ すべてのモデルをスキャン ]を選択し、スキャンが終了後、Mixfaceは自動的に選択されます。
その後、入力ポートと出力ポートに、SLMIX USB(Port 3)を設定します。
Apple GarageBand
Apple GarageBandには、以下から追加コンポーネントをダウンロードして、インストールを行ってください。
SL Mixface・Apple Logic / Garage Band 追加コンポーネント(v.1.1)
追加コンポーネントのインストールが終わったら、特にその他の設定は必要ありません。GarageBandを起動してお使いください。
Avid Pro Tools
Pro Toolsを起動し、[ Setup ] > [ Peripherals… ]を選択します。
ダイアログボックスで、[ MIDI Contorllers ]タブを開き、以下のようにパラメーターを設定します。
- Type
- HUI
- Receive from
- SLMIX USB(Port 3)
- Send to
- SLMIX USB(Port 3)
MOTU Digital Performer
Digital Performerを起動し、[ Setup ] > [ Control Surface Setup ]を選択します。
ダイアログボックスで、以下のようにパラメーターを設定します。
- Driver
- Mackie Control
- Unit
- Mackie Control
- Input Port
- SLMIX USB(Port 3)※
- Output Port
- SLMIX USB(Port 3)※
Presonus Studio One
Studio Oneを起動し、[ Studio One ] > [ Preferences… ]を選択します。
ダイアログボックスで、[ Link MIDI ]タブを選択し、[ Add… ]を押します。
左側のリストで、Mackie Controlを選択し、以下のようにパラメーターを設定します。
- Device Name
- 任意に(例:SL Mixface)
- Receive from
- SLMIX USB(Port 3)※
- Send to
- SLMIX USB(Port 3)※
Propellerhead Reason
Reasonには、こちらから追加コンポーネントをダウンロードして、インストールを行ってください。
追加コンポーネントのインストールが終わったら、Reasonを起動し、[ Reason ] > [ Preferences… ] > を選択します。
ダイアログボックスで[ Control Surface ]タブを選択し、[ Audo-detect Surfaces ]を押します。スキャンが終了後、Mixfaceは自動的に選択されます。
[ Preferences ]を閉じて[ Mixer ]セクションを開きます。
マスタートラックを右クリックして、 [ Lock Studiologic Mixface to this Device ]を有効にします。
Steinberg Cubase / Nuendo
設定を始める前に、SteinbergのWebサイトからダウンロード可能なSteinberg SKI Remoteソフトウェアをインストールします。
SKI Remoteがインストールされたら、CubaseまたはNuendoを起動し、[ Studio ] > [ Studio Setup ]を選択します。
ダイアログボックスの左側の列で[ Mackie Control ]を選択し、SLMIX USB(Port 3)※をMIDI入出力として設定します。
※ Bluetooth接続の場合は、「SLMIX USB(Port 3)」の代わりに、「SLMIX BT」ポートを選択してください。