急に涼しくなってきました、風邪とか引いてませんか?
こんにちは、たらまです。
プレイリストではなく「Crate(クレート)」
噂のReloop(リループ)が先月(9/21)に発売されましたね! 僕も先週末にイベントで早速使ってみました。暗いブースに置いても結構映えます♪
そこで!
今回はTERMINAL MIXシリーズに付属のSerato DJ Introを使った場合の楽曲整理とその活用方法を教えましょう。
いままでのスタイルでは、ディスク(レコード/CD)を持ち込む必要があるので、その日プレイする予定のディスクを選択して、レコードバッグなどに収納して持ち運んでいました。このバッグとかを「クレート」と呼んでいました。Crate、つまりカゴとか木箱を意味します。
デジタルDJソフトでは、プレイする楽曲を予めひとつのリストとして作ることができていて、これをiTunesよろしく「プレイリスト」なって言ったりする訳ですが、DJ Introではプレイリストとは言わずに「Crate(クレート)」って言うんですね。ちょっとイカすでしょ?
Crateの作り方
▶ DJ Intro「Crate制作ボタン」
Crateの作り方は簡単。DJ Introの画面左下の「Crate作成ボタン」をクリックするとすぐに作れます。
でき上がったフォルダ型のアイコンをダブルクリックすると、Crateの名称が変更できるのでジャンルごと、BPMごと、パーティーごとなどお好みで分類するとよいでしょう。Crateができ上がっても、「中身がなければタダのハコ」ということになりますので、楽曲データを入れなくてはなりません。
▶ DJ Intro ファイル選択画面
入れ方は簡単。DJ Introのファイル選択画面から、楽曲データのアイコンをドラッグ&ドロップするだけ。
便利なCrate
上記の作業を繰り返して、ひとつのCrateを作っていきます。ここまででお気づきの方もいるかと思います。
「え? これってiTunesでプレイリスト作っていればいんじゃないの?」
・・・はい、そうです。同じことをやっています。
しかしながら、大きく違う点があるのです。それは、iTunesは個体のコンピュータやiPodでの管理になるので、例えば「友達のコンピュータでプレイしたい!」なんてときに直ぐ対応ができないのです、、。
そういった悩みを解消する方法として、このCrateを作る方法があるのですが、コンピュータ内蔵のハードディスクドライブを使うのではなく、「外付けハードディスクドライブ」を利用する方法があります。
↑こんな感じで(上図)、Serato DJ やIntroはプログラムが非常に優秀で、各メディアごと(つまりハードディスクごと)にCrateの記憶をしてくれます。
こうしておくことで、急なDJプレイにも対応できるし、なにしろバックアップになります。
さらにもうひとつ利点があります。
イベントでのDJプレイ時には「音を止めずに」次のDJにつなげることが原則ですが、DJコントローラを使ったDJプレイの場合、入れ替えの作業で音を止めることがありました(わかりづらいかもしれませんが、こういう状態)。
プレイ中にブースの裏に回って、配線ごちょごちょ、、。誤って音が「あっ!」なんてことも。
そこでオススメしたいのが、ひとつのコントローラとコンピュータを複数で使う作戦。
TERMINAL MIX付属のDJ IntroならメディアごとにCrateを管理してくれるので、1人がコントローラとコンピュータを。あとはプレイする皆で外付けHDDだけを持ち込んで、プレイごとに接続。こうすることで、1台の環境で複数人での入れ替えも簡単♪
会場にDJ機材が乏しく、仲間内で用意しなくてはならない・・・なんてときも、この方法ならすんなりDJブースも作れますね。
あと、DJ Introは無料でゲットできるので、TERMINAL MIXを持っていなくてもダウンロード可能。Crateの編集やCueポイント付けなどの作業はDJ Intro単体でもできるので、自宅で編集作業だけして、友達の家でDJ練習。なんてものいいかもしれません。