macOS 10.13.6向けの「セキュリティアップデート 2020-002 High Sierra」とSerato DJ Proの不具合

macOS 10.13.6向けの「セキュリティアップデート 2020-002 High Sierra」がインストールされた状態でSerato DJ Proを使用すると、深刻なハングアップやフリーズが発生する可能性があります。

Serato社では、macOS 10.13.6 High Sierraがインストールされているデバイスで、Appleの「セキュリティアップデート 2020-002 High Sierra」が原因と思われる深刻なハングが発生していることを確認しています。このセキュリティアップデートをインストールすると、Serato DJ Proでハングが発生し、Macの強制再起動が必要になることがあります。

Serato社の調査では、この問題を回避する唯一の方法は、macOS 10.13.6 High Sierra向けの「セキュリティアップデート 2020-002 High Sierra」をインストールしないことです。

注意:但し、Serato社は、このセキュリティ更新プログラムのインストールを回避したことで発生した脆弱性について責任を負いません。ご了承ください。

Serato社のテストの結果、「(現在ベータ版の)セキュリティアップデート2020-003」をインストールすることで問題が解決する可能性が高いことがわかりましたが、この更新プログラムはまだベータ版ですべてのユーザーが利用できるわけではありませんので、既にmacOS 10.13.6向けの「セキュリティアップデート 2020-002 High Sierra」をインストールされてしまっている場合は、Appleに連絡して、更新プログラムのロールバックやその他のオプションについて問い合わせることをお勧めします。

尚、アップデートがインストールされているかどうかを確認するには、以下の手順に従ってください。

  1. Appleアイコン(macOSメニューバーの左上隅)–> このMacについて –> システムレポート ボタンをクリック
  2. ソフトウェア –> インストール を選択
  3. 「インストール日」欄を2回クリックして、インストールされているアプリとアップデートを「最新」順に並べ替え、
  4. 2020/03/24(アップデート公開時)までスクロールして、「セキュリティアップデート2020-002」の項目を探す