(2015/01/16)
Mixcraftを使って、音楽制作の魅力をお伝えしている本連載。
ここ数回は、Mixcraft 7の新機能をご紹介しております。
Mixcraft 7で追加される大きな機能は、前回までにご紹介してきたので、今回は「あまり目立たないけど、便利になっている」という隠れた新機能をご紹介いたします。
MIDIのアサインが非常に簡単に!
DAWでの作業をスピーディーに行うために、MIDIコントローラーを使用する方も多いかと思います。
DAWによっては汎用MIDIコントローラーが使用できなかったり、DAWの機能をMIDIコントローラーにアサインする作業が大変なものもありますが、Mixcraft 7ではスムーズにMIDIアサインが行えます。
Mixcraft 7のツールバーにあるMIDI Learnボタンをクリックすると、MIDIコントローラーへアサイン可能な機能がすべて青色に変わります。
あとは、MIDIコントローラーへアサインしたい機能をクリックし、MIDIコントローラーのボタンやツマミを動かすだけでアサインが完了します。
Mixcraft 7のパフォーマンス・パネルに対しても、MIDIアサインが可能となっております。
特にパフォーマンス・パネルは、MIDIコントローラーから操作することで操作スピードが格段にアップするため、このMIDIアサイン機能は欠かせません!
ステップシーケンサーで、簡単リズム打ち込み!
次は、MIDIノートの打ち込みについてです。
Mixcraft 6までは、MIDIの打ち込みといえば、ピアノロールで打ち込むか、楽譜で入力するかのどちらかでした。
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ピアノロール
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楽譜入力
Mixcraft 7ではこれらに加え、打ち込み方法にステップシーケンスが追加されました。
このステップシーケンスでは、ドラムの主要パーツが画面左手にすでに表示されています。
ピアノロールと比べると、より見た目がスッキリした印象です。
これは、本来であればAcoustica Studio Drumsには、画像に表示されているよりも、多くのパーツが登録されておりますが、ステップシーケンスでは、画面上に表示するパーツを制限することが可能となっているためです。
さらにパーツを画面上に表示するには、Add/Editボタンより追加します。
すっきりとした見た目のため、より効率良くリズムの打ち込みが可能です。
なお、ステップシーケンスでは、スケールを選ぶこともできるので、リズム・パターンに限らずあらゆる場面で活用できます。
スケール選択については、改めて説明を行いますね!
それでは!