(2014/12/19)
Mixcraftの魅力をお伝えし続けている本連載。
先週から、ついに公開となりましたMixcraft 7の新機能のご紹介を行っております。
Mixcraft 6の使い勝手な良さはそのままに、よりクリエイティブなDAWへと進化したMixcraft 7。先週は、Mixcraft 7の目玉でもある、パフォーマンス・パネルをご紹介しました。
今週ですが、Mixcraft 7のオーディオ編集について触れてみたいと思います。Mixcraft 6でも定評のあったオーディオ編集ですが、Mixcraft 7ではより自由度が高いオーディオ編集が簡単に行えるようになっております。
まずは、Mixcraft 6でどのようなオーディオ編集が可能だったか、おさらいしてみましょう!
Mixcraft 6のオーディオ編集
Mixcraft 6では、元々収録されているループ音源はもちろん、録音したオーディオ・ファイルに対しても、テンポ、キーの変更が可能です。
画像の赤枠、青枠で囲んだ部分より、テンポ、キーの変更を行います。
MIDIで作成したフレーズをオーディオへ変換し、そのオーディオ・ファイルのテンポ、キーを変更する操作を動画にまとめました。簡単にオーディオ・ファイルのテンポ、キーが変更できる様をご覧ください。
Mixcraft 7で進化したオーディオ編集
Mixcraft 7では、より直感的に、より簡単にオーディオ編集が行えるようになっております。
まずは、「ワープマーカー」の機能をご紹介します。
例として、あるドラム・サンプルの2小節目のキックの位置だけを、変更したいとします。
このような場合は、ワープマーカーを追加し、そのワープマーカーを移動させることで、そのオーディオ・ファイルがワープマーカーに追従し、オーディオ・ファイルが変化(ストレッチ)します。
文章では伝わり辛いため、動画でご覧ください。
このようにワープマーカーを使用することで、演奏の修正から、大胆にオーディオをストレッチすることで、積極的なフレーズ作りも行うことができます。
次に、Mixcraft 7で追加された「スライス」についてご紹介します。
Mixcraftには、大量にループ音源が収録されておりますが、このループ音源の使用方法の1つとして、ループをバラバラにカットし、それを組み替えることで、新しいフレーズを作成するといったものがあります。
代表的なものとしては、ドラム・フレーズをキック、スネア、ハイハット単位でカットし、全く新しいドラム・フレーズを生み出すといったものがあります。
しかし、ループをドラム・パーツごとにカットする操作は意外と手間がかかるものですが、Mixcraft 7のスライス機能を使うことで、作業時間をぐっと短縮できます。
一連の流れを動画にまとめました。ご覧ください。
このように、Mixcraft 7ではオーディオの編集が、より直感的により簡単に行えるように進化しております。
これで、Mixcraftに大量に収録されておりますループ音源の取り扱い方の幅が広がり、自由度の高い曲作りが行えるかと思います。さらにMixcraft 7の期待が高まりますね!
それでは次週もお楽しみに。
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投稿者:うえだ
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