(2015/12/02)
前回GrandVJ 2.1アップデートで追加された機能から、Autoplayモードについて触れました。
Autoplayモードは設定したBPMと拍数に従ってBank内の映像を順番に、またはランダムに出力するというもので、VJプレイに重宝する機能ですね。
今回もGrandVJ 2.1で追加された新機能についてお送りします。
新エフェクトBeat glow
バージョン2.1では新エフェクトがいくつか追加されています。
その中でも注目したいのがArtisticに含まれるBeat glow。
これは前回のAutoplayに使用したTempoの値で映像や静止画を点滅させるエフェクトです。
映像や画像のコントラストの高い部分を基準にして光を加えるというニュアンスのようです。
Threshold:映像や画像に対してどの程度の範囲に光を加えるかを設定する
Level:加える光の強さを設定する
Shape:光の点滅の仕方を選択する
Pulse Width:点滅するパルス幅を設定する
何やらシンセサイザーやコンプレッサーの話しを書いているような気分ですが、音が光に置き換わっただけで同じニュアンスです。
『点滅するパルス幅を設定する』の辺りは文章ではイマイチ判りづらいかと思いますが、設定したテンポで光が点滅する時に、ジワーっとフェードしながら明滅を繰り返すのか、パッ…パッ…パッ…とフラッシュするように点滅させるのか、というような設定がパルス幅の設定です。
追加された2つのプレイモード
Visualメニュー内のPlay Mode(再生方法)にも新たに2つのモードが追加されています。
Play Modeの一番右に2つ追加されている交差する矢印のアイコンとTCというアイコンがそれですね。
交差するアイコンはPlay Random Jumpというモードで、前回のAutoplayのランダムと似ていますが、ひとつの動画内の再生位置をランダムでジャンプします。
Beat glowとPlay Random Jumpをサラッと使用した動画を作りました。
ご参照ください。
機能の説明がしやすいように、Beat glowではシンプルな静止画、Play Random Jumpでは時間軸が判りやすい動画を使用していますが、それぞれいろんな映像に試してみると、とても効果的なものと、まったく効果が判らないものもあったりします。
その辺りはみなさんの溢れんばかりのセンスで補ってください!
よろしくどうぞ!!
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