GrandVJでビジュアルジョッキング!その4

GrandVJでビジュアルジョッキング!その4

機能解説を行っているGrandVJでビジュアルジョッキングも今回で4回目を迎えました。今回は2、3回目と解説を行って来たパラメーター・パネルの最後の項目、Position/Sizeの説明から始めます。

Mixerモードのパラメーター・パネル

Position/Size

パラメーター・パネルPosition/Size

Position/Sizeは読んだまま、ポジションとサイズの設定を行います。
以上、説明終わり!

いや、終わってどうする!っていう話しですが、ポジションとサイズの設定以外にもShapeやTilingなどを用いたエフェクティブな使用方法や、1画面に複数の映像を並べるテクニックなども紹介してみたいと思います。

■ Position:
ムービーの表示ポジション(位置)を設定します。
スライダーはそれぞれ50%が中央で、9分割されたモニター・グラフィック上の白い四角をドラッグして直接移動することもできます。

  • X
    横方向の移動を行います
  • Y
    縦方向の移動を行います
  • Z
    奥行き(ズーム)の調を行います

■ Size:
ムービーの表示サイズ(大きさ)を設定します。
スライダーは100%が元のサイズで、モニター・グラフィック上の白い四角右下の矢印ハンドルをドラッグすることで直接サイズ変更も可能です。

  • X
    横方向の大きさを変更します
  • Y
    縦方向の大きさを変更します

■ Rotation:
ムービーを自由に回転させることができます。
各スライダー右のボタンで、スライダーの設定が絶対値なのか、連続回転するのかを切り替えてしようします。
スライダーは50%が中央です。

  • X
    水平軸に沿ってムービーを回転させます
    連続回転モードではスピードを制御します
  • Y
    垂直軸に沿ってムービーを回転させます
    連続回転モードではスピードを制御します
  • Z
    ムービー中央を軸にムービーを回転させます
    連続か移転モードではスピードを制御します

■ Shape:
ムービーを三次元オブジェクト化することができます。
Tilingと併用することで独特のイメージを作ることができます。

  • Plane mapping
    デフォルト状態です
    ムービーは3次元オブジェクト化されません
  • Cube mapping
    キューブ状(サイコロ状)にムービーを配置します
  • Sphere mapping
    球体にムービーを配置します

■ Tiling:
ムービーをタイル状に配置します

ここまでのおさらいムービーを作成したのでご覧下さい。

■ プリセット:
Position/Sizeパネル右下にはMixingパネルと同じようにプリセットを開く三角マークのボタンがあります。
良く使うサイズやポジションをプリセットしているので、画面分割などのちょっとしたテクニックを使用する際に便利です。

プリセットを使用していくつかの画面分割を行ってみました。
参考までにどうぞ。

これまでにレイヤーやMixingパネルを使用して複数のムービーを重ねる機能を解説してきましたが、あわせて画面分割も取り入れることでVJプレイの幅が広がると思います。

例えばバンドのメンバーそれぞれのイメージ映像をプレイしたり、DJの手元とフロアのお客さんを同時に映したりなどなど、アイディア次第で様々な表現が可能になります。

自由な発想でGrandVJを楽しんでください!
それでは今回はこの辺で、また次回!

投稿者:いはし

いはし

カスタマーサポート担当。
知らないこと以外は何でも知っているプロダクト・スペシャリスト。
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