2022年最後のFabFilter Tipsです
読者の皆さん、今年も一年ありがとうございました。
今年は、プラグインの使い方紹介的な内容からケーススタディのような形式に変え、自分自身でも今まで以上に楽しみながら書かせていいただきました。
最近、動画撮影&編集を始めた(何を今さら?)ので、来年は動画も加えてお見せして行けたらいいなと思っております。
他にも紹介していないプラグインもありますし、紹介しきれていない機能もあったりするので、それらも追々…。
ボーカルトラックの処理をあまり紹介できていなかったので、それも充実させたいと思っています。
今年一番活躍したプラグイン
今年、DAWを使うシーンでもっとも多く使用したプラグイン、、、これは間違いなくPro-Q 3ですね。
このBlog自体も自分自身勉強しながら書いていたりする部分もあるので、続ければ続けていくほど前よりもより深く使えるようになりましたし、能力を引き出せていたと自負しております。
具体的にどんな機能を多く使用したかというと、ショートカットを覚えました。これでPro-Q 3に関わる作業時間が飛躍的に効率的になりました。
他にはダイナミックEQを使うことが増えましたね。
他メーカーさんからもダイナミックEQは発売されていますが、贔屓目なしで使いやすいです。
「必要なときに、必要な分だけEQがかかる」というのは、それ以外の演奏パートではEQされていない音が再生されるので原音に変化を与えることなく気になる周波数帯の気になるタイミングでだけEQを加えることができます。
逆に一定の部分だけを強調するという使い方もできるので便利ですね。
二番目に活躍したプラグイン
今年2番目に活躍したプラグインは意外にもリバーブだったりします。
コンプレッサーやEQと同じでリバーブもサウンド的に特徴のあるものが必要な場合はシチュエーションや楽曲の方向性などによってある程度決めています。
例えば、リバーブの音の明暗で印象もかなり変わりますね。
まずは明るい方:
次に暗い方:
設定が極端にしてあるのもありますけど、演奏されている部屋のイメージが変わりますし、空気の温度が変わったようなイメージがあります。
これはどういうときに選んだ方がいいのか?という問いはみなさんの受けた印象に答えがあると思います。
好きな方でいいんじゃないのっていう答えも間違いではないと思いますが、私の場合でお話をすると歌詞、シンガーの声の質や伝えたい伝えたいイメージによって選択しています。
悲しい気持ちを表現するのに明るい響きを使うと音によって得られるイメージはすこし違うかなと。
シンガーの声や曲のイメージ、伝えたいことなどを加味してリバーブの音を調整できるとより「伝わる」楽曲になるのではないかなと思っています。
小さなことに思えるかもしれないですけど、演出としてこういう部分にも気を配ることはとても大切だと思っています。
このどっちにも簡単に対応し、比較できるPro-Rはとても重宝しました。
2023年も楽しんで書かせていただきますのでよろしくお願いしまーす!
さぁ!一年一緒に頑張ってきた仕事部屋の機材も大掃除!