もう今年も残すところ一ヶ月!
早いというかなんというか…。
年末に近くなってやっとバタバタしてきた感じです。
自粛生活から一気に動き出して体がついて行かずぐったりです。
ところで、コーラスを入れるとき、どんな編成にしていますか?
私は特別な教育を受けてはいないので、ハーモニーに関してはそんなに詳しくないのですが、コーラスを入れていくのは好きです。
でも入れすぎちゃうとコテコテになったりするので、いい感じ?良き加減にするのは難しいですね。
ボーカリストの声質、アレンジやジャンルによっても全然違いますし。
かわいらしい声の女子ボーカルにゴリゴリのゴスペルクワイヤーを入れてもアンバランスですね。
何事もセンス&バランスな気がします。
個人的に好きなコーラスワークは少し古いですがDouglas Carrプロデュース作品のJ-POPのアレンジが好きです。
彼はスウェーデンの方ですが、いわゆるSwedish Popという感じではないですね。
数人の日本人のプロデュースをされていてその中に知り合いがいたりしてちょっとした縁を感じます。
アイデアが面白いですし、今のポップスに取り入れてもいいかなぁなんて思ったりもしています。
音のクオリティ的には今ならもっといい作品ができるでしょうね。
コーラスを入れてみた
例えば、3声のコーラスだった場合、ダブルトラックにして左右に振り分けるのが一般的かと思います。
音数の少ないアコースティックなサウンドの場合はそうとは限りませんけど。
ちょっと恥ずかしいですが、私の声でコーラスを入れてみました。
おっさんのコーラスを聞いていただきました。(笑)
実は人様に歌声を披露するのは人生で3回目くらいなのですが、まぁ〜甘い。
Sweetな甘さならいいんですけど、ツメが甘いの甘いです。
声の長さが揃ってなかったり歌い方がバラバラだったり….そんな感じですがご容赦ください。(笑)
ついでにピッチが甘い部分は、バージョンが古いですけどディリゲントさん取り扱いになったAuto-Tuneで揃えておきました。
コーラスのエフェクト処理
何も処理せずにバランスだけをとった状態だとメインボーカルの状態によってはコーラスが重く感じてしまう可能性があります。
こういう場合、今までにも紹介したようにPro-Q 3で低域を抑えるとコーラスも軽くなり、爽やかに聞こえやすくなります。
この時、コーラストラックをまとめたバスでエフェクト処理する場合と個々のトラックでエフェクト処理するアイデアが考えられます。
私は個々のトラックでイコライザーをかけた方がいいと思っています。
なぜかというと、コーラスのパートによって含まれる周波数帯が異なるのでその中のどの部分を抑えるかによって印象が全く変わってしまうので、バストラックにまとめてコンプレッサーもイコライザーもざっくりとかけるというのは表現方法として良い方法ではないと思います。
念のため聞いてみましょう。
聞いた印象だと個々にエフェクトをかけた方がスムースな感じに聞こえますね。
次回は、もう少しゴージャスなコーラスパートを作ってみたいと思います。