DJ.Studio 4.1がリリースされました! – フォルダー、高速ステム、そして新しいサンプル
ホーム画面がごちゃごちゃしたり、ステム分離の待ち時間が長かったり、ボイスオーバーのために複数のアプリを使い分けたりする必要はもうありません。今回のリリースでは、サンプル、ミックス、マッシュアップをフォルダーに整理し、プロのように検索できるようになったほか、スタジオ内で直接ボイスオーバーを録音し、より高速なステム処理で即座にミキシングを楽しめるようになりました。
また、ディスク容量を節約するためにファイル管理を最適化し、新しいサンプルパックには多数の無料サンプルを追加。さらに、数え切れないほどの細かな改善を施しています。
DJ.Studio 最新版ダウンロード
以下のDJ.Studioダウンロードページから、お使いのコンピューターのOS(CPU)に合ったインストーラーをダウンロードしてください。
1. ボイスオーバー、もしくはインプットレーン
インプットレーン(ボイスオーバー&オーディオ入力)
DJ.Studio内で直接録音できるようになりました。別のアプリに切り替えて、後からオーディオをインポートする必要はありません。ラジオ番組やポッドキャスト風のミックス、またはセットに音声のイントロやアウトロを追加する際に便利です。
このレーンは以前「ボイスオーバーレーン」と呼ばれていましたが、より幅広い用途を反映して「インプットレーン」に名称を変更しました。ボイスオーバーだけでなく、一般的なオーディオ入力デバイスとしても使用できます。つまり、楽器など、あらゆる入力デバイスからの録音にも使用できるということです。
始め方:
- Studioの右上にある目のアイコンを使って、インプットレーンを有効にします。
- Settings(設定) > General(一般) > Audio(オーディオ) > Input Device(入力デバイス)で、入力デバイスを選択します。
- ミックスまたはマッシュアップのプロジェクトを開きます。
- 画面左側のインプットレーンをクリックします。
- Record(録音)ボタンをクリックします。
- 4拍カウントダウンされた後に録音が開始されます。
- 録音を停止するには、RecordまたはPause(一時停止)/スペースキーをクリックします。
- 録音されたクリップがインプットレーンに表示されます。
マスターレーンのダッキング量(自動音量調整)を設定したり、ゲインに変化を与えたりすることができます。

音声録音のサンプルにカーソルを合わせると、以下の機能が使用できます。
- バックグラウンドノイズフィルターボタン:背景のノイズを除去します。
- リバーブボタン:リバーブ(残響)を追加します。

2. DJ.Studio サンプルパック 2026
DJ.Studioに同梱されているサンプルの新しいコレクションです。ミックスや楽曲制作ですぐに使用できます。
これらのサンプルはSamples(サンプル)タブ内にあります。
Complete Loopsフォルダーには、複数のパートで構成されたレイヤードサンプルがあり、青い四角のアイコンが付いています。これらを選択すると、組み合わされた完全なサンプルをそのままプロジェクトに追加することも、展開して個別の要素をブラウズし、必要なパートだけを追加することもできます。

3. オーディオファイルのDJ.Studioデータベースフォルダーへのコピーを廃止
以前は、ミックスやマッシュアップのプロジェクトにトラックを追加するたびに、DJ.Studioはそのオーディオファイルを独自のデータベースフォルダーにコピーしていました。つまり、すべてのトラックがドライブ上に2つずつ保存されることになり、時間の経過とともにかなりのディスクスペースを無駄に消費する可能性がありました。
このバージョン以降、DJ.Studioはオーディオファイルをコピーするのではなく、元のオーディオファイルを参照するようになります。DJ.Studio 4.1では、新しく追加されたトラックはファイル参照を使用するため、ディスクの圧迫を防ぐことができます。
長期間DJ.Studioを使用している場合、データベースはすでにかなり大きくなっているかもしれません。次週、DJ.Studio 4.1向けのクリーンアップツールもリリース予定です。これにより、DJ.Studioのデータベースフォルダーから、重複しているファイルや以前にコピーされたファイルを削除できるようになります。
一点ご注意いただきたいことがあります:お使いのコンピューター上でファイルを移動または名前変更した後に、DJ.Studioでミックスプロジェクトを開くと、そのファイルの再配置(場所の指定)を求めるプロンプトが表示される場合があります。これは、DJ.Studioが元のパスでファイルを探しているためであり、想定された動作です。

4. Samplesタブ内のフォルダー機能
Samplesタブ内でサンプルをフォルダーに整理できるようになりました。ジングル、ドロップ、サウンドエフェクト、ループなどを大量に扱う場合、整理整頓がはるかに簡単になり、必要なものをすぐに見つけることができます。

- DJ.Studio > Studio > Sample > Libraryタブを開きます。
- + Addボタンをクリックします。
- New folder(新規フォルダー)を選択します。
- サンプルをフォルダーにドラッグするか、サンプルを右クリックしてMove(移動)を選択することで、サンプルをフォルダーに移動できます。

5. ミックスとマッシュアップのフォルダー化と検索
ミックスやマッシュアップのライブラリが大きくなるにつれて、特定のものを探すのが難しくなります。今回、これらをフォルダーに整理し、検索機能を使って探しているものに直接ジャンプできるようになりました。
- Your MixesまたはYour Mashupsを開きます。
- ミックスやフォルダーを検索します。
- New folderをクリックして整理を始めます。
- ミックスやマッシュアップのプロジェクトを右クリックしてMove to(移動)を選択するか、ミックスをフォルダーにドラッグします。

6. ミックス作成時の高速ステム処理
ステム分離(トラックをボーカル、ドラム、ベース、メロディーに分割すること)には処理能力が必要です。これまではマシンスペックが低い場合、視覚的な波形を処理した後にオーディオファイルをステム処理するため、かなりの時間がかかっていました。
DJ.Studio 4.1ではこのプロセスを再設計し、誰でもすぐに試聴できる高速なステム処理を実現しました。音質は少し下がりますが、すぐにステムを聴きながらミックスやマッシュアップの作業を進めることができます。
ミックスをエクスポートする際、またはPreload stems(ステムの事前読み込み)ボタンをクリックすると、DJ.Studioは高音質のステムを生成します。
低スペックのマシンでは、このステム分離プロセスの変更により編集作業が大幅にスピードアップするため、待ち時間が減り、ミックス作業により多くの時間を費やすことができます。

細かな修正と改善事項
Studio(スタジオ)
- [改善] オートメーションの視認性向上:白と青/茶色のオートメーション線がより見やすくなりました。トランジション部分でオートメーションにカーソルを合わせると、背景が暗くなりコントラストが向上します。
- [新機能] フェードカーブのサポート:フェードにカーブを適用・調整できるようになり、よりスムーズでダイナミックなトランジションが可能になりました。
- [新機能] すべてのトラックを選択してロック/ロック解除:プレイリストビューの右クリックメニューから、すべてのトラックを選択し、ロックまたはロック解除できるようになりました。
- [新機能] プレイリストビューでのBPMラインスクラブ:プレイリストビューでBPMラインを直接スクラブ(ドラッグして再生位置を移動)できるようになり、より高速なナビゲーションとワークフローの制御が可能になりました。
- [修正] テンポレーンを「マニュアル」に設定して新しいトラックを追加した際、目に見えないオートメーションポイントが追加され、意図しないテンポの上昇を引き起こす問題を修正しました。
- [新機能] スタジオのツールバーにView(表示)ボタンを追加:ビートマーカー、キューポイント、フレーズ、歌詞/ボーカル、サンプルレーン、インプットレーンの表示/非表示、およびグリッドへのスナップを制御するオプションが追加されました。

Samples(サンプル)
- [改善] サンプルの編集:クオンタイズされていないサンプルに対してResize(サイズ変更)とCut(カット)がサポートされるようになりました。
- [改善] ライブラリ内のサンプルプレビューが、プログレス/タイムラインバーとして機能するようになりました。サンプル内の任意のポイントから再生を開始できます。
- [修正] 複数のサンプルをコピーできなかった問題を修正しました。
Stems(ステム)
- [新機能] トラックごとにステムキャッシュをクリアできるようになりました。トラックを右クリックしてコンテキストメニューを開き、Clear stems cache(ステムキャッシュをクリア)を選択します。
Export(エクスポート)
- [改善] 17分を超えるマッシュアップをMixcloudにエクスポートできるようになりました。
- [新機能] ネイティブの.djsファイルサポート(macOS & Windows):OSレベルで.djsプロジェクトファイルが完全にサポートされました。.djsファイルをダブルクリックしてDJ.Studioで直接開くことができ、Finder(macOS)およびエクスプローラー(Windows)でカスタムのDJ.Studioアイコンが表示されるようになりました。
- [改善] Dropboxへのアップロード処理の改善:チャンクアップロードの処理を改善し、Dropboxへのエクスポート時のエラーログ機能を向上させました。
- [改善] モバイルアプリのLast Recording(最後の録音)に時間情報を追加しました。
Mashup Mode(マッシュアップモード)
- [改善] マッシュアップ履歴にサンプル数を追加:マッシュアップ履歴のトラック数概要に、サンプルの合計数が含まれるようになりました。
- [修正] マッシュアップモードでのMixed In Key分析:マッシュアップモードでドラッグ&ドロップで追加されたトラックが、Mixed In Keyによって分析されなかった問題を修正しました。
Integrations(外部連携)
- [修正] 1001Tracklistsのウェブフロー:1001Tracklistsのウェブフローからプレイリストを開いても、DJ.Studioアプリ内でプレイリストが正しく起動または読み込まれない問題を修正しました。
Adding tracks(トラックの追加)
- [改善] 60分のトラック長制限に関する警告:60分の長さ制限を超えるトラックをインポートする際に、明確な警告を追加し、処理前の透明性を向上させました。
Track details(トラック詳細)
- [修正] プロジェクト詳細画面でRating(評価)とBPMのオプションが表示されなかった問題を修正しました。
App(アプリ)
- [修正] 接続が失われたり、セッションが期限切れになったりした際に、オフラインページが表示されなかった問題を修正しました。
- [修正] Windows – プロジェクトを開けない問題:Windowsシステムで一部のプロジェクトが開けなかった問題に対処しました。

