(2015/07/08)
前回MODULATION MATRIXでFree Envelopeを使用してRAWコントロールのXYスクリーンをコントロールするという内容でお送りしました。
その記事の中でXYスクリーンのプリセットについて少し触れましたが、前回はMODULATION MATRIXについて書きたかったので説明を省きました。
そこで、今回は改めてXYスクリーンのプリセットについて紹介したいと思います。
プリセットで軌跡を描いてあとから微調整する
XYスクリーンの操作を記録して再現するという内容は以前に触れているので、改めてその時の動画をまずご覧下さい。
動画後半でXYスクリーンの操作を記録する手順を解説しています。
操作は非常に簡単なのですが、きっちりと円を描きたい場合や直線を描きたいというような場合には手書きでは難しい場合もありますね。
そのような場合にはプリセットを使用します。
XYスクリーンを右クリックすると、このようなメニューが表示されます。
この中でSet toと表示されているものがプリセットです。
各機能は以下の通り。
Set to Circle:円
Set to Square:四角
Set to Horizontal Line:直線(水平)
Set to Vertical Line:直線(垂直
)
Set to Diagonal Line:直線(斜線/角度指定)
Set to Spiral In:回転しながら中央へ/回転数を指定
Set to Spiral Out:中央から回転しながら外へ/回転数を指定
Edit PositionsをOnにすると、XYスクリーン上に現在の軌跡が表示されます。
この表示されるドットをドラッグすると好きな位置に変更できるので、プリセットで大体の動きを決めてから微調整するとイメージに近いサウンドが素早く作れます。
プリセットをそれぞれセットしてみた動画を作成しました。
チェックしてみてください。
実際に使用していると、グチャグチャっとカオスなことにしているか、そうでなければDiagonal Lineでオートワウのような効果に使用するかというのが多いような気がしますが、フレーズによっては面白い結果が飛び出すこともあるのでいろんな設定で試してみてください。
それではまた次回!!