(2014/01/16)
- 関連リンク:BITWIG STUDIO 製品詳細ページ
NAMM 2014までいよいよ10日を切りましたね。
BITWIG STUDIOの発売日や価格などの詳細をNAMM 2014で発表するとのことで、そういった意味でも待ち遠しい日々です。
【製品紹介】いよいよリリース間近、Bitwig Studio 1.0
【製品紹介】ここが良いですよBitwig Studio 1.0
ところで発売までの短い間(になると信じています!)、ベータバージョンを触ってみている感想をお伝えしようと思っていますが、今回はBITWIG STUDIOでオーディオを扱ってみたところを紹介します。
作曲する時にどんな風に作るか、どこから手をつけるか、というのは人それぞれで、何が正解ということもないと思いますが、今回はリズム素材を読み込んで切り出してフレーズを組み替えるという操作をしてみようとした時のお話しです。
まずオーディオファイルを読み込む場合、先に決まっている場合を除いてファイルを試聴すると思います。
BITWIG STUDIOでは割とオーソドックスにファイルブラウザーからの試聴を行います。
ツリー表示されたフォルダを辿ってファイルが含まれるフォルダを選択すると、下部に一覧が表示されるので、カーソルを合わせると表示される再生ボタンをクリックするか、ファイルを選択状態で更に下部の波形表示部分の再生ボタンをクリックします。
この時、「Synchronize preview playback to song tempo」ボタン(上記画像赤枠)を有効にしていると、ソングのテンポに合わせて試聴できます。雰囲気を見るのに便利です。
ファイルのロードはブラウザーからアレンジ画面の何もない場所にドラッグ&ドロップで追加するとオーディオトラックが作成されます。
ロード後にソングのテンポを変更した場合にも自動で追従していますが…良く考えたらこれ、ただのwavファイルのはず…。どういう仕組みなんでしょう??
BITWIG STUDIOはオーディオファイルをスライスしてサンプラーやドラムマシンに送る機能を持っているので、リズムものの取り扱いはとても楽で良いです!
とはいえ、やはりボーカルやアタックのハッキリしないファイルの場合は上手く行かない場合もあるようで、そのような時には追従しない設定にしたり、手動で調整したりします。
一連の流れを少しだけ操作してみた動画を用意しました。
ご覧下さい。
オーディオやMIDIを意識することなく作曲できるというのはBITWIG STUDIOのアピールポイントのひとつですが、実際使用してみると想像以上に柔軟で驚きです。
BITWIG STUDIO 1.0の登場まであと少し。お楽しみに!
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