（2013/9/13）

昨夜、初期「クラフトワーク」のメンバーで、元「NEU!」や「Harmonia」で活躍した Michael Rother（ミヒャエル・ローター）の来日公演を観てきました。

平日にも関わらず会場は熱狂のお客さんでいっぱい。シンプルなドラムに重なるギターや電子音の反復ミュージック！「NEU！」はテクノ〜エレクトロニカを始めオルタナティブな音楽に大きな影響を与え、ファースト・アルバム『NEU!』は、デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、イギー・ポップ、ソニック・ユース、ステレオラブ、ボアダムス、U2、オウテカ、レディオヘッド、プライマル・スクリームなど数多の有名ミュージシャンから傑作として評価されています。
ついつい興奮してたくさん書いてしまいましたが、そうです。私はクラウトロック周辺が気になる女子です。もしよろしければ過去の記事もぜひ見てみていってください。

• エレクトロニック・ミュージックが生まれた国

さて、先日ディリゲントは「AlphaSphere（アルファスフィア）」という奇抜な見た目のMIDI/OSCコントローラの発売をアナウンスしました。今までにみたことがないMIDI/OSCコントローラということでとても多くの反響を頂いているのですが、実は開発者であるNu-Desineのアダムさんが今年6月に来日をしておりまして（そのときの様子は近日公開予定！）、英語が話せない私が食事の席でどうにかコミュニケートをしようと思って、イギリスといえばドラムンベース！と思い、一生懸命話したことを思い出したので、少し無理矢理ですが、、（笑）今回はドラムンベースの話をしたいと思います。

ドラムンベースというジャンル

ドラムンベースは「Drum & Bass」とか「Drum’n’Bass」とか書きます。「テクノ」「ハウス」といったダンスミュージックのジャンルの１つで、リズムが特徴的な音楽です。最近ではCMやドラマのBGMでもドラムンベースの曲がさりげなく流れていたりますね。イギリスが発祥の地とされていまして、ドラムンベースの世界的に有名なレーベルも存在します。イギリスを始め海外ではドラムンベースのジャンルは確固たる地位を確率しているのですが、日本ではなかなか聞き慣れないジャンルかもしれません。

以前の記事でもご紹介しましたが、Rob Papen「RP-DISTORT」を使用しているイギリスのドラムンベースアーティスト「DANNY BYRD」が所属する「Hospital Records」もとても有名なイギリスのドラムンベースレーベルです。

そしてドラムンベースから派生したと言われるのが「ダブステップ」というジャンルです。ダブステップは近年「Skrillex（スクリレックス）」やポストダブステップと言われる「James Blake (ジェイムス・ブレイク) 」などで日本でも人気がありますね。
この辺りのジャンルの細かい話は書き出すと大変なので、、私も勉強しつつまた機会があればぜひ掲載します。

さて、そんなドラムンベースとダブステップのジャンルは日本ではまだまだイベント数が少ないです。こういったジャンルがよくわからないという人にはぜひ実際に箱に行って音を体感する！ということを強くオススメするので、ここで都内で定期的に開催される個人的にオススメのドラムンベース＆ダブステップパーティーをご紹介します。

Drum & Bass Sessions（DBS）

1996年11月より始まり今年の11月で17周年を迎える老舗のベースミュージックパーティー

年に10回ほど開催され、ベースミュージックのパイオニア的なアーティストをはじめ海外より世界的アーティストが多数出演しています。DBSの魅力はその出演するアーティストももちろんなのですが、このパーティーでしか味わえない雰囲気があり惹きつけられます。ジャンルの壁を越えて楽しめるイベントですのでぜひ現場に足を運んでみてください！

ぜひ本場のベースミュージックを堪能しにいってみませんか。