(2015/3/27)
2月に新発売となったCME XKeyの37鍵バージョン、その名も“XKey37”は、発売直後に品切れとなり現在も多くのお問い合わせを頂いています。
遅くとも5月中旬までには次の便をお届けできる見込みですので、入荷をお待ちの方はもう少しだけご辛抱ください。
ところでこのXKey37の外箱、いわゆる化粧箱と言われる箱のデザインを見て驚いた方もいらっしゃると思います。
「頭の尖ったおじさんがいる!」
この方、昨年ディリゲント主催でデモ&ミニコンサートを行った、キーボード界のレジェンド 「Jordan Rudess(ジョーダン・ルーデス)」さんです。
Dream Theater来日に合わせて開催したイベントでしたが、平日の午後にもかかわらず応募が殺到し、抽選に当たった来場者のみなさんには、超至近距離で超絶テクニックを堪能するという、至福の時間を過ごしていただきました。
なぜこんな伝説のプレーヤーがデカデカと箱に登場しているかというと、ジョーダンさん、CME社のCMO(チーフ・ミュージカル・オフィサー)という肩書きを持っているんです。
じゃあCMOって一体何をやっているのか?
製品の開発段階でさまざまなアドバイスをしたり、アイデアを出したりする以外にも、世界的な楽器の展示会でXKeyの伝道師として、超絶デモを披露しまくっていたりします。
1月のNAMM 2015のデモ動画が、CMEの公式チャンネルにアップされていますのでその模様をご覧下さい。
動画は一般非公開の日に撮られたものですが、一般公開されている日のデモでは、通路が身動きできないくらいに混み合っていました。
他にも、弟子的な関係にあるEren Basbugや、イタリア人キーボーディストMarco Parisiとセッションをしたり、ソロパフォーマンスをしたりと、CMOとしてみっちり労働している感がありますね。
Jordan Rudess & Eren Basbugセッション
Eren Basbugデモ
Jordan Rudess & Marco Parisi
Jordanソロパフォーマンス
4月には、またドイツで楽器の祭典 Musik Messeが催されますので、またディリゲント特派員がJordan CMOの働きっぷりをリポートいたします。
お楽しみに!
ところで動画を見てお分かりの通り、Xkey37パッケージ写真のJordanさんは、頭蓋骨が尖っているわけではないです。