Bitwig Studio 2.5が公開されました。
Bitwig Studio 2をご利用の方は、アプリケーション起動時のダイアログより更新を行ってください。
システム要件
- Windows 7 / 8 / 10(64bitのみ)
- macOS 10.11(El Capitan)以上
- Linux Ubuntu 17.04以上
新機能
- プラグインホスティングの再構築
- クリップランチャーに新たなNext Actionのオプションを追加
- アレンジ・パネルのクリップのオーディオイベントを簡単に前後にシフトできるスライド編集機能を追加
- 新たなデバイス:Note FX Selectorの追加
- macOS環境で、Samplerデバイスを使用時、オーディオ波形の縮尺をトラックパッドで変更可能
プラグインホストの再構築について
- 同じ製造元からのプラグインを一緒にサンドボックス化する、製造元別によるプラグインホスティングモードを追加(必要に応じてそれらの間の通信を許可します)
- 同じプラグインのすべてのインスタンスを一緒にサンドボックス化する、ブラグイン別によるプラグインホスティングモードを追加(メモリを節約することがあります)
- 従来のホスティングモードの名称を変更(With Bitwig [Bitwig Studioのオーディオエンジンですべてのプラグインをホスト]、Together [各プラグインを単独でホスト] )
- プラグインスキャンの高速化
- 異なるバージョンが存在するプラグインを除外する設定の追加(32ビットよりも64ビット、およびVST2よりもVST3を優先)
- フィルタリングされたプラグインを一時的にどちらかのブラウザに表示するオプションの追加
- プラグインウィンドウの位置とサイズを元に戻す機能を追加
- プラグインを無効化すると(または含まれているトラックを無効化にしたときに)プラグインがロードされないように変更
- VST3パラメーターに関する細かな部分を修正
- u-he社製品のVST3プラグインを使用している場合、ブラウザにh2pプリセットファイルも表示するよう変更(h2pファイルをドラッグして起動した場合はVST2ではなくVST3バージョンが起動)
- Windows:各プラグインが自動的にインターフェイスを拡張するかどうかのコンテキストメニューオプションを追加
- macOS:CocoaとCarbonの両方のGUIを備えた古いVSTプラグインの一部で、最新のCocoa GUIを使ってウィンドウを開くよう変更
主な改善点
- macOS上での最適化により、アプリケーション起動時間が大幅に短縮され、全体的なパフォーマンスが向上
- アレンジャーオーディオクリップの最初、または最後をドラッグすると、重なっているオーディオイベントが調整されるよう改善
- クリップインスペクターでオーディオイベントのテンポを変更すると、クリップのサイズも変更されるよう改善
- Follow Playbackオプションがタイムラインエディターパネルとディテールエディターパネルで別々に設定されるよう改善
- Zキーを押すことで現在の選択範囲にズームできるよう改善(もう一度押すと現在のエディターの全長にズームアウト)。
- オーディオファイルがRawオーディオとしてアレンジメントに追加されると、クリップの長さはオーディオファイルと一致するよう改善
- ブラウザ検索すると、より近い結果が一番上にソートされるよう改善
- アレンジメントをナビゲートして制御するための多数の機能(ユーザー定義のショートカットとして利用可能)を追加
- 選択したデバイスに対して、”Turn On”、 “Turn Off” 、 “Toggle On / Off”のショートカットを追加
- すべてのセレクターデバイス(Instrument Selector, FX Selector, Note FX Selector)は、どのレイヤーがどの状態(有効か無効か)になっているかを表示するよう改善
- その他細かな内容を改善
主な修正点
- 多くの細かな不具合を修正
Bitwigライセンスを購入後1年以上経過されている場合、バージョン2.4以降をご使用になるには、別途「Bitwig Studio 12 Month Upgrade Plan」を購入し、ライセンスを更新する必要があります。
Bitwig Studio 2のライセンスについての仕様は以下のページよりご確認ください。
尚、ライセンス更新をされていない場合でも、以前のバージョンまでは引き続きご使用いただけます。