説明
Auto-Tune EFX+には、「Auto-Tune」の基本機能、パワフルなマルチエフェクト・ラック「Auto-EFX」、ピッチシフト・メロディックパターン・ジェネレーター「Auto-Motion」の、大きく3つの機能が搭載されています。
Auto-Tune:ピッチ補正とAuto-Tuneエフェクト
Auto-Tune EFX+には、プロフェッショナルな品質の「Auto-Tune」ピッチ補正機能が搭載されており、フォルマント補正と低レイテンシー処理により、リアルタイムなパフォーマンスを実現します。
また、「Retune Speed」と「Humanize」のパラメーターを調整することで、透明感のあるピッチ補正からAuto-Tuneエフェクトまで、トラックに合わせて効果を微調整することができます。
更に、「Auto-Key」(別売り)に対応しているので、チューニング前に楽曲のキーを探す手間が省けます。キーと音階を検出し、ワンクリックでAuto-Tune EFX+に情報を送信します。
Auto-EFX:マルチエフェクト・ラック
新しいマルチエフェクト・ラック「Auto-EFX」は、微妙な強調効果から極端なボーカルの変異や変形まで、可能性を広げるものです。6種類の「エフェクト・モジュール」、「マルチエフェクト・パッチ」のライブラリー、リアルタイムにパラメーターをコントロールできる「XYパッド」を搭載しています。
6種類の「エフェクト・モジュール」:
- Pitch and Throat:ピッチとフォルマントをリアルタイムにシフト
- Duet:ピッチとタイミングを調整してリアルなダブリング
- Vocode:ヴィンテージ・アナログ・ボコーダーのエミューレーション
- Tube Amp:アナログチューブ・ディストーション・モデリング
- Mutate:リングモジュレーテッド・オーディオ・ミューテーション
- Filter:EQと特殊効果のためのハイパス・フィルター
Auto-Motion:メロディック・パターン・ジェネレーター
メロディック・パターン・ジェネレーター「Auto-Motion」は、オリジナルのボーカルやインストゥルメンタル・トラックを自動的にピッチシフトさせて、新しいメロディック・パターンやフックを作成することができます。
「Auto-Motion」には、プロジェクトのキーとテンポに合わせてインテリジェントに適応するメロディック・パターンの豊富なライブラリーが用意されています。また、「Hard」「Soft」「Legato」の3種類のパターン・スタイルを選択することができます。
中央のパターン・ブラウザーでは、各パターンがピアノロールに表示されるので、パターン・ライブラリーを参照して、探しているメロディの形をすぐに見つけることができます。
また、「Auto-Motion」には3種類のトリガー・モードが用意され、手動でパターンをトリガーしたり、オン・オフを切り替えたり、音程を検出して自動的にトリガーすることができます。
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