Rhodes MK8

究極のRhodesサウンドとフィーリング

伝統のサウンドと現代のテクノロジーが融合した、次世代のエレクトリック・ピアノ

Rhodes MK8は、ハロルド・ローズが考案したエレクトロ・メカニカル・タイン・ピアノの理念を受け継ぎ、イギリスにて精密に組み上げられた最新モデルです。

クラシックなRhodesサウンドの魅力を最大限に引き出すため、タイン、ピックアップ、ダンパーなどの重要パーツを最高品質の素材と現代の技術でゼロから再設計。鍵盤にはスタインウェイ・グループのKluge Klaviaturen社製カスタム鍵盤を採用し、ピアノのようにニュアンス豊かなタッチと表現力を実現しています。

また、多彩なサウンドメイクを可能にする専用設計のアナログ・プリアンプおよび内蔵エフェクトを搭載。さらに、高解像度のキー・ポジション・モニタリングやポリフォニック・アフタータッチを備えた独自のMIDIシステムを統合し、アナログの温かみと現代のデジタル環境における利便性を両立させています。

外観はアクセル・ハートマンがデザインを手がけ、長年愛されてきた名機「MK1」のクラシックなラインを色濃く反映した美しいフォルムに仕上がっています。


第一弾モデルとして、以下の4バリエーションをご用意。

  • Classic FX:往年のRhodesデザインを踏襲したクラシックなデザイン。FXユニット搭載、MIDIオプション非搭載
  • Classic FX MIDI:往年のRhodesデザインを踏襲したクラシックなデザイン。FXユニット/MIDIオプション搭載
  • Deluxe FX:ウォールナット製のケースにスモークグレイのクリアなトップフードを配したデラックス・デザイン。FXユニット搭載、MIDIオプション非搭載
  • Deluxe FX MIDI:ウォールナット製のケースにスモークグレイのクリアなトップフードを配したデラックス・デザイン。FXユニット/MIDIオプション搭載

在庫状況によってはお届けまでにお時間を頂戴する場合がございます。購入をご検討の際は、以下のフォームより最新の納期をお問い合わせくださいますようお願いいたします。

カスタマイズなどのご相談につきましても併せて伺っております。お気軽にお問い合わせください。

Rhodes製品 お問い合わせ

説明

THE RHODES MK8

究極のRhodesサウンドとフィーリング

ハロルド・ローズが生み出した伝説のエレクトロ・メカニカル・タイン・ピアノが復活。厳選された最高品質の素材のみを使用し、イギリスにて精密に組み上げられています。

Rhodesピアノを象徴するサウンドを最大限に引き出す「MK8」は、音色、タッチ、イントネーション(ピッチの安定性)、そしてダイナミクスにおいて大幅な進化を遂げました。タイン、ピックアップ、ダンパー、ペダル機構といったすべての重要パーツは、最高級の素材と現代における最先端の製造技術を駆使し、ゼロから再設計されています。

01.

鍵盤

世界的な名声を誇るKluge Klaviaturen GmbH(スタインウェイ・グループ)によって精密に製造されたRhodes MK8の鍵盤は、比類なき表現力と、ピアノのようなニュアンスに富んだフィーリングをもたらします。

  • 73鍵(E8-E80)Kluge Klaviaturen GmbH製Rhodesカスタム・スプルース鍵盤、オークおよびビーチ材キーフレーム

“温かみやメロウな響きを求めるなら、Rhodesはパーフェクトです”

Quincy Jones
Record producer

02.

内蔵エフェクト

MK8は、内蔵のVCAアナログ・コンプレッサーと、低ノイズのアナログ・ステレオ・バケットブリゲード(BBD)エフェクト(コーラス、フェイザー、ディレイ)を搭載しており、お好みのエフェクトを自在にコントロールすることができます。

  • Rhodesカスタム・ステレオ・エフェクト・プロセッサー:アナログ・コンプレッサー / フェイザー / コーラス / ディレイ。トゥルー・バイパス。エクスプレッション・ペダルによるフェイザー・スピード / コーラス・スピード / ディレイ・タイム / ディレイ・フィードバックのコントロール

03.

プリアンプ

Rhodes独自設計のMK8カスタム・アナログ・プリアンプは、パラメトリックEQ、独立したドライブ、エンベロープ・コントロール、ワウ、4種類の波形を選択できる新しいバリアブル・パン、オーディオ・レート・モジュレーション機能、そして2系統のエクスプレッション・ペダル入力を備えています。

  • トゥルー・アナログ・シグナル・パス / ボリューム、ドライブ、エンベロープ・コントロール / エクスプレッション・ペダルによるボリューム、ミッド・スイープ(ワウ)、パン・スピード、パン・デプスのコントロール / Rhodesカスタム・アナログ3バンド(Low/Mid/High)アクティブ・イコライザー(±15dBレンジ) / スイープ可能なパラメトリック・ミッドレンジ / レートおよびデプスの調整が可能で、4種類の波形とオーディオ・レート・モジュレーション機能を備えたRhodesカスタム・バリアブル・パン

04.

カスタマイズ

アクセル・ハートマンが外観デザインを手がけたMK8は、長年愛されてきたRhodes MK1のクラシックなラインを色濃く反映しつつ、これまでのRhodesにはなかったレベルのカスタマイズを可能にしています。

リッド(蓋)はソリッド・カラーやカスタム・スパークル・カラーから選択できるほか、フロント・パネル、ケース、プリアンプ・パネル、ペダル、リア・グリルにも美しい仕上げのバリエーションをご用意しており、お好みに合わせてお選びいただけます。

(国内近日対応予定)

05.

MIDIインテグレーション

独自開発されたRhodes MK8のMIDIシステムは、高度なコントロールを実現し、MK8のアナログの温もりとシームレスな連携をもたらします。高解像度のキー・ポジション・モニタリング、ポリフォニック・アフタータッチ、複数のサステイン・モードを備えたダンパー・ペダル・センサーを特徴とし、鍵盤とペダルの両方からMIDI出力が可能です。

USB MIDI In/OutおよびDIN MIDI Outにより、MIDI信号送信のための多彩な接続性を確保するとともに、フロントパネルのコントロールの大部分がMIDIコントロールに対応しています。アイソレート(絶縁)された電子回路により、信号の干渉やグランドループを防ぎ、あらゆるセットアップにおいて完璧なパフォーマンスを保証します。

  • USB MIDI In/Out / DIN MIDI Out / 高解像度キー・ポジション・モニタリング / ポリフォニック・アフタータッチ / 複数のサステイン・モードを備えたダンパー・ペダル・センサー / 電源および信号用のアイソレートされた電子回路

RHODES MK8 MIDI

クラシックなソウル、モダンなコントロール

Rhodes独自の画期的なMIDIシステムによる、クラシックなトーンと現代のイノベーションのシームレスな融合をご体感ください。この特別なライブセッションでは、MK8を象徴するアナログの温もりと、最先端のデジタル機能が見事に融合した姿をご覧いただけます。

イギリス・リーズの「The Nave」スタジオにてライブ収録された、RhodesのCPO(最高製品責任者)ダン・ゴールドマンとドラマーのエロール・ロリンズによる、最新モデル「Rhodes MK8 MIDI」のデモンストレーションをお楽しみください。

06.

オーディオ・デモ

様々なセッティングや演奏スタイルによるRhodes MK8の実際のサウンドをお聴きください。この楽器が持つ豊かなポテンシャルをご体感いただけます。

MK8 オーナーの声

Toni A.
「今回の納品には圧倒されました。言葉もありません。素晴らしい職人技です。本当に、本当に、本当に感動しました!」
Toni A.
MK8 オーナー
Benjamin R.
「私の期待をはるかに超える素晴らしい楽器です。完璧だとしか言葉では言い表せません」
Benjamin R.
MK8 オーナー
Seb P.
「ノブを一つもいじる前から、この楽器の持つ音とテクスチャーの幅広さは、これから何年も試行錯誤できる可能性を感じさせてくれます」
Seb P.
MK8 オーナー
Paul W.
「このキーボードは、私が音楽を録音し表現する上での中心的な存在となり、私のサウンドの特徴的な要素となっています」
Paul W.
MK8 オーナー
Michael K.
「完全に修復された73鍵と77鍵のRhodes、そしてVintage Vibeを所有していますが、これは全くの別格です!」
Michael K.
MK8/75AE オーナー
Paul G.
「完全に非の打ち所がありません。改善できそうな点を探してみましたが、見つかりません」
Paul G.
MK8 オーナー
Steve T.
「信じられないほど表現力豊かな楽器で、非常に幅広いダイナミックレンジを持っています。これを使ってソロライブをすることに何の躊躇もありません」
Steve T.
MK8 オーナー
Mattias S.
「期待をはるかに上回っています。とてもよく作られています。過去に3台のRhodesピアノを所有していましたが、これはひとつの芸術作品です」
Mattias S.
MK8 オーナー
Owen O.
「私がこれまで見た中で最も美しい楽器であることは間違いありません。演奏の素晴らしさについては言うまでもありません」
Owen O.
MK8/75AE オーナー
Jamie C.
「これまで弾いた中で最高のRhodesです。音も信じられないほど素晴らしいですが、何よりキーベッド(鍵盤)の感触が最高です」
Jamie C.
MK8 オーナー
William S.
「弾き心地が素晴らしく、見た目も目を引きます。私がこれまでに購入した中で最も美しい楽器です」
William S.
MK8 オーナー
Michael T.
「少し言葉を失っています。この楽器の見た目、感触、そして音がどれほど美しいか、言葉では表現しきれません」
Michael T.
MK8/75AE オーナー
Graham A.
「素晴らしいキーベッドの感触から、美しく豊かで複雑なサウンドまで、これは本当に生き生きと呼吸しているような楽器です」
Graham A.
MK8 オーナー
Leon M.
「私の期待を軽々と超えてくれました!私が望んでいたすべてがここにあり、夢のような弾き心地です」
Leon M.
MK8 オーナー
Ryan C.
「このRhodesがどれほど夢のような楽器か、皆さんに伝えたくてメッセージを書きました。この鍵盤の感触と音が信じられません」
Ryan C.
MK8 オーナー
Toni A.
「今回の納品には圧倒されました。言葉もありません。素晴らしい職人技です。本当に、本当に、本当に感動しました!」
Toni A.
MK8 オーナー
Benjamin R.
「私の期待をはるかに超える素晴らしい楽器です。完璧だとしか言葉では言い表せません」
Benjamin R.
MK8 オーナー
Seb P.
「ノブを一つもいじる前から、この楽器の持つ音とテクスチャーの幅広さは、これから何年も試行錯誤できる可能性を感じさせてくれます」
Seb P.
MK8 オーナー
Paul W.
「このキーボードは、私が音楽を録音し表現する上での中心的な存在となり、私のサウンドの特徴的な要素となっています」
Paul W.
MK8 オーナー
Michael K.
「完全に修復された73鍵と77鍵のRhodes、そしてVintage Vibeを所有していますが、これは全くの別格です!」
Michael K.
MK8/75AE オーナー
Paul G.
「完全に非の打ち所がありません。改善できそうな点を探してみましたが、見つかりません」
Paul G.
MK8 オーナー
Steve T.
「信じられないほど表現力豊かな楽器で、非常に幅広いダイナミックレンジを持っています。これを使ってソロライブをすることに何の躊躇もありません」
Steve T.
MK8 オーナー
Mattias S.
「期待をはるかに上回っています。とてもよく作られています。過去に3台のRhodesピアノを所有していましたが、これはひとつの芸術作品です」
Mattias S.
MK8 オーナー
Owen O.
「私がこれまで見た中で最も美しい楽器であることは間違いありません。演奏の素晴らしさについては言うまでもありません」
Owen O.
MK8/75AE オーナー
Jamie C.
「これまで弾いた中で最高のRhodesです。音も信じられないほど素晴らしいですが、何よりキーベッド(鍵盤)の感触が最高です」
Jamie C.
MK8 オーナー
William S.
「弾き心地が素晴らしく、見た目も目を引きます。私がこれまでに購入した中で最も美しい楽器です」
William S.
MK8 オーナー
Michael T.
「少し言葉を失っています。この楽器の見た目、感触、そして音がどれほど美しいか、言葉では表現しきれません」
Michael T.
MK8/75AE オーナー
Graham A.
「素晴らしいキーベッドの感触から、美しく豊かで複雑なサウンドまで、これは本当に生き生きと呼吸しているような楽器です」
Graham A.
MK8 オーナー
Leon M.
「私の期待を軽々と超えてくれました!私が望んでいたすべてがここにあり、夢のような弾き心地です」
Leon M.
MK8 オーナー
Ryan C.
「このRhodesがどれほど夢のような楽器か、皆さんに伝えたくてメッセージを書きました。この鍵盤の感触と音が信じられません」
Ryan C.
MK8 オーナー

チュートリアル

サポート

お知らせ

アップデート情報

よくある質問

技術仕様

Rhodes MK8 技術仕様
Rhodesピアノを象徴するサウンドを最大限に引き出す「MK8」は、音色、タッチ、イントネーション(ピッチの安定性)、そしてダイナミクスにおいて大幅な進化を遂げました。タイン、ピックアップ、ダンパー、ペダル機構といったすべての重要パーツは、最高品質の素材と現代における最先端の製造技術を駆使し、ゼロから再設計されています。

モデル
MK8 FX

アナログ・プリアンプ
トゥルー・アナログ・シグナル・パス / ボリューム、ドライブ、エンベロープ・コントロール / エクスプレッション・ペダルによるボリューム、ミッド・スイープ(ワウ)、パン・スピード、パン・デプスのコントロール / Rhodesカスタム・アナログ3バンド(Low/Mid/High)アクティブ・イコライザー(±15 dBレンジ) / 電圧制御(VCF)レゾナント・ミッドレンジ・フィルター / レートおよびデプスの調整が可能なRhodesカスタム・バリアブル・パン / 4種類の波形とオーディオ・レート・モジュレーション

アナログ・エフェクト(オプション)
Rhodesカスタム・ステレオ・エフェクト・プロセッサー:VCAコンプレッサー / フェイザー / BBDコーラス / ディレイ。エクスプレッション・ペダルによるフェイザー・スピード / コーラス・スピード / ディレイ・タイム / ディレイ・ミックスのコントロール

MIDIシステム
USB MIDI In/Out / DIN MIDI Out / 高解像度キー・ポジション・モニタリング / チャンネルおよびポリフォニック・アフタータッチ / 複数のサステイン・モードを備えたダンパー・ペダル・センサー / 電源および信号用のアイソレート(絶縁)された電子回路

電源
15 V、4ピン・ロッキングXLR外部電源(ユニバーサル電圧対応)

鍵盤
73鍵(E8-E80)Kluge Klaviaturen GmbH製Rhodesカスタム・スプルース鍵盤、オークおよびビーチ材キーフレーム

ピックアップ
Rhodesカスタム精密巻きアルニコ・ピックアップ(正確なボイシングを可能にする滑り止め調整機能付き)、および正確なボリューム調整のためのフラットエンド・ピックアップ・ヘッド

アクション機構
Rhodesカスタム耐衝撃ABSハンマーおよびコーム、クアッドゾーン高耐久チップ、航空宇宙グレードのダンパー・コーム、ブラック天然ウール・ダンパー・フェルト

音源部
Rhodesカスタム精密スチール・タインおよびトーンバー、持続可能な木材を使用したバルティック・バーチ材のタイン・レールおよびピックアップ・レール

左サイド接続パネル
2 x バランスXLR出力(L/R)、2 x 1/4インチ標準ジャック出力(L/R)、1 x 1/4インチ標準ジャック・センド(ダイレクト・ピックアップ出力)、1 x 1/4インチ標準ジャック・リターン

ヘッドホン
1 x 1/4インチ標準ステレオ・ヘッドホンジャック、独立ボリューム・コントロール

UIパネル
  • 標準仕様: 傷に強いヘアライン仕上げアルミニウム。
  • パネル表記(印字): ブラック地にシルバー文字、またはシルバー地にブラック文字。

ペダル
Rhodesカスタム・ツイストロック・ピアノ・コネクター(フレキシブル・ケーブル付き)。クローム・アルミニウム製フットプレート。Rhodes折りたたみ式保護用滑り止めマット

フロントパネルおよびリアグリル
  • 標準仕様: ブラック/シルバー・アルマイト処理アルミニウム。

右サイド接続パネル
  • USB: 将来のファームウェア・アップデート用。
  • 2 x アサイナブル1/4インチ標準ジャック・エクスプレッション・ペダル入力。
  • MIDI Out DINソケット: 将来のMIDI拡張機能用。

スタンド
Rhodesカスタム伸縮式(左右調整可能)パウダーコート・ブラック・スチール/ミラークローム・スチール。高さ調整可能なフロントレッグ。持ち運び用にコンパクトに折りたたみ可能

フード(蓋)
ブラックABS、スモークグレイクリア(オプション)

ケース
トーレックス仕上げ軽量プライウッド・ケース、アルミニウム製ベースプレート。ソリッド・ウォルナット(オプション)

質量
34 kg

寸法
1153(W) x 563(D) x 225(H) mm

※ 画像はイメージです。仕様は予告なく変更される場合があります。

Rhodesの歴史

THE HISTORY OF RHODES

Fender Rhodesの物語:Rhodesピアノの短い歴史

1960年代後半から7つ(まもなく8つ)のモデルチェンジを経て、Rhodesのエレクトロ・メカニカル・タイン・ピアノは音楽の歴史を確実に変え、ジャンルを定義し、数え切れないほどの音楽的アイコンを生み出してきました。それが米軍の爆撃機の余剰パーツから始まったとは、誰が想像できたでしょうか。

時は1942年。第二次世界大戦が始まって3年が経ち、20歳にして全米で「ハロルド・ローズ・スクール・オブ・ポピュラー・ピアノ」をチェーン展開していた卓越したピアノ教師ハロルド・ローズは、陸軍航空隊に入隊しました。そこで彼は、負傷した兵士へのセラピーの一環としてピアノのレッスンや慰問演奏を行っていました。

当然のことながら、通常のサイズのピアノをベッドからベッドへと運ぶことは不可能であったため、ローズはより実用的なものを作り始めました。なんとB-17爆撃機の余剰アルミパイプを利用し、29鍵の木琴のような楽器を考案したのです。これは後に「アーミー・エア・コープス・ラップ・ピアノ(またはXylette)」として知られるようになります。キャッチーな名前とは言えませんでしたが、125,000台以上のXyletteが製造され、後にRhodesサウンドとなる種がここに誕生しました。

Rhodesはサウンドを、いや、ムードを発明したのです。まさに名声と呼ぶに相応しいものです。

戦後、ラップ・ピアノの成功に自信を深めたハロルドはRhodes Piano Corporationを設立し、1946年にラップ・ピアノをロジスティクス、技術、スタイルの面で進化させた「Rhodes Pre-Piano」を製造しました。これは初のエレクトリックRhodesピアノであり、アンプ内蔵、38鍵キーボード、木製の天板を特徴としていました。この製造とメンテナンスにより、ローズはしばらくの間多忙を極めました。

その後、1959年にローズはエレキギターで有名なレオ・フェンダーとパートナーシップを結び、次のモデルである「Fender Rhodes Piano Bass」の製造を開始しました。これは低音域の32鍵を使用するもので、The Doorsのキーボーディストであるレイ・マンザレクに愛用されました(ただし、「Riders of the Storm」で使用されたのは後のFender Rhodesモデルです)。1965年にレオ・フェンダーはCBSにFender社を売却し(その額は1300万ドル)、CBSは同年にFender Rhodes Mark Iを発売しました。それ以降、米国内外でこの革新的な楽器に対する需要が急増する中、モデルチェンジのたびに様々な技術的・美学的な改良が加えられるようになりました。

「絶対に打ち負かすことのできないサウンドなのです」

– DAN GOLDMAN(ダン・ゴールドマン)

その後1974年、CBSは「Fender」の名前を外し、シンプルに「Rhodes Mark I」と改名することを決定します。約10年後、この楽器がかつてないほどのメインストリームでの人気を享受する中、1979年にRhodes MK IIが市場に投入されました。ピアノの進化は続き、Rhodesサウンドの熱狂的なファンは増え続けました。

エンジニアであり、プロのRhodesプレイヤーであり、現在のRhodes最高製品責任者(CPO)であるダン・ゴールドマンのように、10代の頃に初めてRhodesに恋をした多くのFender Rhodesファンにとって、それは絶対に打ち負かすことのできないサウンドなのです。「実際の楽器そのものを超えていました」と彼は言います。「それは…なんというか…楽器としてのRhodesがあり、サウンドとしてのRhodesがあるのです。そのサウンドは、ハードウェアの物理的な実態を超越したようなものでした」

その美しさ(見た目のクールさ)、トーン(素晴らしいサウンド)、そして柔軟性(プレイヤーの好みに合わせてチューニングや微調整、歪ませることが可能)に加えて、Rhodesピアノの成功にはもう一つの要因がありました。それは「音量を上げられる」ということです。Rhodesが登場するまで、ピアノはギターやホーン、ドラム、ベースの音量に対抗できなかったため、アンサンブルの中でバックグラウンドに追いやられるか、ソリストや協奏曲の専用楽器として扱われることが多かったのです。

「Rhodesはアコースティック楽器のキャラクターの間に隠れることもできれば、そのトップに立つこともできるのです」

– HERBIE HANCOCK(ハービー・ハンコック)

しかし、Rhodesはすべてを変え、白と黒の鍵盤を持つ楽器が、かつてない方法でバンドのミックスに加わることを可能にしました。「ピアノがオーケストラに入らないのは、ピアノが周りとブレンドしないからです」と、Rhodesのアイコンでありパイオニアであるハービー・ハンコックは語っています。「(ピアノは)ソリストの楽器です…他の何とも混ざり合わないからです。しかしRhodesは、アコースティック楽器のキャラクターの間に隠れることもできれば、そのトップに立つこともできるのです」

1983年、当時のCBSトップであったウィリアム・シュルツがRhodesを買収し、約25万台が製造されたと推定されるCBS時代(1965年〜1984年)が公式に幕を下ろしました。シュルツの指揮下での最初のモデルであるRhodes Mark Vは、一部のファンから「究極のRhodes」と称されています。

ジャズ界で最もクールな男が、Rhodesを世界で最もクールな鍵盤楽器にしたのです。

ハンコックがRhodesで魔法をかける前、マイルス・デイヴィスはピアニストたちに伝統的なピアノではなくRhodesを弾くよう要求し、この楽器を脚光の舞台へと押し上げた最初の人物と言えるでしょう。マイルスの後には、デューク・エリントン、ビル・エヴァンス、ハンコックが続き、さらにはビートルズ、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダーなどがそれに続きました。その魅力はもう誰にも隠しきれないものとなっていました。「70年代後半から80年代前半にかけて、Rhodesピアノをフィーチャーしたナンバーワン・ヒット曲が狂ったように存在しました」と、MorcheebaのツアーミュージシャンとしてRhodesをプロとして演奏し、後にRhodesの修理ビジネスで成功を収めたダン・ゴールドマンは語ります。「あのサウンドは、人々が気づいているかどうかにかかわらず、文字通りみんなの生活の一部でした。完全に、どこにでも存在していたのです」

1987年、Rhodesは再び買収されます。今度は日本のカケハシ・コーポレーションの傘下であるRoland(ローランド)でした。この売却についてハロルド・ローズは知らされていなかったと言われています。楽器そのものよりもRhodesの商標に興味を持っていたRolandは、エレクトロ・メカニカル・ピアノを製造する代わりに、Rhodesのピアノ音色を内蔵したデジタルキーボードを製造しました。ハロルド・ローズはこれに満足していませんでした。「彼はそんなものを家に置きたがりませんでした」と、妻のマルギット・ローズは2001年のニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで語っています。

Rhodesの遺産は、あらゆるジャンル、数十年にわたる時代、スタイル、そして美学に及んでいます。

ハロルド・ローズは1996年に脳卒中で倒れましたが、1997年、ハロルドの良き友人であるジョセフ・ブランドステッターの尽力により、RolandはRhodesの名前を正当な所有者に返還しました。ジョセフは1989年からハロルドと教育分野で密接に協力し、全米の数千人の学生に「Rhodes Piano Method」を提供しており、1997年には、ジョセフの働きかけもあってハロルドは音楽への貢献が認められ、NARAS(グラミー賞)のLifetime Presidential Merit Awardを受賞しました。

ローズはブランドステッターと共に働きながら、長年ファンに対して「真のエレクトロ・メカニカル・ピアノとしての復活」を約束していましたが、残念ながらその約束を果たすことなく、2000年に89歳でこの世を去りました。

2004年にジョセフ・ブランドステッターがRhodesの商標を取得し、当時の最新バージョンとなるRhodesピアノ「Mk7」を製造し、高い評価を受けました。彼はRhodesの商標を最も長く保持している人物でもあり、現在その商標は楽器製造のためにRhodes Music Group Ltd.に独占的にライセンスされています。

もちろん、Rhodesの歴史における最高の教訓は、音楽そのものの中に見出すことができます。1970年代以降、音楽界における最も象徴的なアーティストたちが、自身の楽曲の主役として、あるいはダイナミックでカリスマ性のあるバックドロップとしてRhodesを使用してきました。前述のハンコックやマイルス・デイヴィス、70年代から80年代にかけてRhodesがグルーヴを見出したファンクやアシッド・ジャズのムーブメントから、レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイ、レディオヘッド、エリカ・バドゥ、スティーリー・ダン、ギル・スコット・ヘロン、ニルス・フラームに至るまで、Rhodesの遺産はあらゆるジャンル、数十年にわたる時代、スタイル、そして美学に及んでいます。

世界は再び、エレクトロ・メカニカルRhodesを手にするのです。

何年にもわたりRhodesピアノの見た目やフィーリングの多くは変化してきましたが、すべての新モデルの基本コンセプトは、常にハロルド・ローズの非対称な音叉(チューニング・フォーク)デザインを中心に設計されてきました。そして2021年、Loopmastersの創業者でもある会長マット・ペリングの指揮のもと、Rhodesはこの土台の上に最高品質のパーツと最先端の製造プロセスを用い、ハロルド・ローズが思い描いた新しいエレクトロ・メカニカルRhodesのビジョンに命を吹き込みました。

ついに、世界は再びエレクトロ・メカニカルRhodesを手にすることになります。Rhodesの名前、遺産、そしてサウンドを、あらゆる意味で称えるために設計されたモデルです。ファンの手によってファンのために再構築された「Rhodes MK8」は、クラシックの本物の再臨であり、長く愛されてきた壮大な物語の全く新しい章なのです。

ダン・ゴールドマンの言葉を借りるなら、こうです。「このピアノは、本当に、本当に素晴らしいものになりますよ」

Rhodesの今

RHODES TODAY

Rhodesの歴史における新たな章

Rhodesピアノのように象徴的な楽器を「再発明」することなど不可能です。ですから、私たちはそんな挑戦はしません。その代わり、私たちが愛するRhodes MK1のすべてを受け継ぎ、最高品質のパーツ、最先端のデザイン、そして最高のエンジニアたちの手によって、ゼロから再構築しています。

世界中のRhodesファンの皆様にとって、これはRhodesの歴史における「新しい章」であり、「新しい本(全く別の物語)」ではありません。私たちの目標は、これまでで最高のRhodesピアノを創り上げることです。それ以上でも、それ以下でもありません。Rhodes MK8で、私たちはハロルド・ローズのオリジナルが持っていた理念、美学、クラフトマンシップ、そして誇りに立ち返ります。過去に敬意を払いながらも、視線はしっかりと未来を見据えています。

Rhodesに初めて触れる方も、生涯のプレイヤーも、ようこそ。きっとここを気に入っていただけるはずです。

基本理念

Rhodes Music Groupの本社より、私たちのマニフェストを皆様と共有したいと思います:

私たちの使命は、創設者ハロルド・ローズが追求した「最高品質の楽器開発」を継続することです。

私たちは、美しくデザインされ、愛情を込めて作られた、インスピレーションを刺激する音楽製品を継続的に展開します。Rhodesの伝統に忠実であり続けながら、新世代のアーティストやミュージシャンのためにRhodesブランドの未来を確かなものにします。

私たちのビジョンは、エレクトリック・ピアノを演奏する喜びを誰もが体験できるようにすることです。そしてゆくゆくは、様々な価格帯でRhodesの楽器を提供し、より多くの方の手に届くようにします。

私たちは、熱心なオーナーやRhodesピアノ愛好家の皆様によって築かれた、広大なオンライン・コミュニティーを称え、サポートします。

私たちの方針は、環境への影響を最小限に抑えるため、可能な限り倫理的な手段で調達された部品や生産材料を使用するサプライヤーと協力することです。

Rhodesにおけるビジネスの意思決定は、すべてのステークホルダーに対して平等に価値を最適化することに基づいています。私たちのステークホルダーには、お客様、従業員、サプライヤー、投資家、株主、資金提供者、地域社会、そして環境が含まれます。

Rhodes Music Groupは、人種、ジェンダー、年齢、宗教、アイデンティティー、経験にまたがる包括性(インクルーシビティー)を重視しています。私たちは多様なアプローチや視点を歓迎し、多様性と包括的なアプローチこそがイノベーションの鍵であると認識しています。

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