説明
- アダプティブ・インターフェース:パッチに追加したモジュールだけを画面に表示する、無駄のないUI設計。ドラッグ&ドロップによる直感的なレイアウト整理で、快適な操作性を実現します。
- 膨大なプリセット・ライブラリー:1,200種類以上の即戦力ファクトリー・プリセットを標準収録。幅広いジャンルや制作スタイルにすぐ対応できます。
- 統合されたスプライン・エディター:オシレーター波形とMSEGカーブを共通のエディター上で編集可能。幾何学的なモーフィング機能も搭載し、視覚的かつ柔軟なサウンドデザインを実現します。
- 2種類の強力なオシレーター・エンジン:最大16ボイスのユニゾンに対応するウェーブテーブル・オシレーター、または、最大1024のパーシャルを扱える加算合成エンジンを搭載。非整数倍音やインハーモニック成分にも対応し、極めて幅広い音作りが可能です。
- 多彩なオシレーター・エフェクト:スペクトラル・ディケイ、シンク、フェーズ・リマッピングなどを含む20種類のオシレーター・エフェクトを搭載。波形そのものを大胆かつ緻密に加工できます。
- 13種類の高品位フィルター・モデル:Ladder、Cascade、SVFなど、クラシックな名機を思わせるモデルからオリジナル設計まで幅広く収録。各モデルごとに、6/12/18/24dB/OctのLP、HP、BPなど最大12種類のレスポンスを選択できます。
- オーディオ入力を備えたFMオシレーター:2つのオペレーターに加え、外部オーディオ入力を第3のオペレーターとして使用できる革新的なFMシンセシスを搭載。外部ソースを活用した独創的な変調表現を可能にします。
- フィジカル・モデリング向け機能:フィードバックやダンピングを極めて緻密にコントロールできる、モーダル・レゾネーターおよびコム・フィルターを搭載。
- ノイズ&エキサイター・モジュール:リアルなトランジェント生成はもちろん、フィジカル・モデリングにおける発音源としても高い効果を発揮します。
- Vector & Scan ミキサー:ループ対応のXYパッドを使い、4つのソースを滑らかにブレンドしたり、シーケンシャルにスキャンさせたりすることが可能です。
- モジュラー・スタイルの自由なルーティング:ピッチ、ゲート、トリガー信号をモジュレーション・ソースとして扱い、モジュラーシンセのような柔軟なルーティングを実現します。
- Mod Math モジュール:複数のモジュレーション・シグナルを組み合わせ、変形・加工することができます。
- 多機能な「Mappers」:ステップ・シーケンサーとしてはもちろん、他のモジュレーターを制御するための自由描画可能なトランスファー・カーブとしても機能します。
- 充実のサウンド・シェイピング:リング・モジュレーター、ディストーション、ウェーブフォルダー、EQを搭載。グローバル・エフェクトとしてだけでなく、ボイス単位での適用も可能です。
- グローバルFXグリッド:ディレイ、マルチタップ・ディレイ、リバーブ、コンプレッサーなどを自由に配置できるFXグリッドを搭載。ボイスごとに個別のセンド量も設定できます。
- 幅広いプラットフォームとフォーマットに対応:macOS、Windows、Linux環境で動作し、次世代フォーマットのCLAPをはじめ、VST3、AU、AAXに対応します。
- 次世代の演奏表現をサポート:MPE、マイクロチューニング、MTS-ESP(リアルタイム・チューニング)に完全対応し、高度な演奏表現を可能にします。
デモトラック
Benjamin Howell – Z3 Cinematic
Zebra 3単体で、壮大なスコアリングの重厚感を生み出せることを証明する、モダンなハイブリッド・スタイルのコンポジション。外部プラグインは一切使用せず、100% Zebra 3のみで制作されています。
Arksun – The Third Quest
Zebra 3のプロダクション・ライブラリーとシネマティックなポテンシャルを鮮やかに提示するトラック。使用されている29種類のサウンドは、すべてZebra 3のファクトリー・プリセットのみで構成されています。
Merlin – Chasing Echoes
「80年代後半の残響を追い求め続け、今なおその魅力に惹かれ続けている」という思いが込められたトラック。ドラムキットを除くすべてのサウンドにZebra 3が使用されています。
Protoculture – Earning My Stripes
Nate Raubenheimer(Protoculture/Marula Music)による、サイバーパンクにインスパイアされたニュースクール・ブレイクスのデモ・トラック。
TORLEY – So Vangelly
疑似的なコーラス・アレンジメントを、フィジカル・モデリング由来のニュアンスと煌めくパッドが支える一曲。パフォーマンス・コントロールが多用されており、その表現力を体感できるトラックです。
ModeAudio – Glass Cylinder
ブライトでガラスのようなプラックと、分厚いアナログ・トーンが融合した幻想的なエレクトロニカ。シンセサウンドはすべてZebra 3によるもので、ドラムサンプルはModeAudio提供です。
Ayin Zahev – The Calm Before
シネマティックとテクノが融合したハイブリッド・トラック。ドラムを含むすべてのサウンドがZebra 3で制作されています。
Hyboid – Lawnmower Girl’s Day Off
90年代IDMのムード漂うトラック。すべてのサウンドがZebra 3によるものです。
Bjulin – Zebra Groove
ファクトリー・ライブラリーから40種類のサウンドを駆使した、レイドバックかつグルーヴィーなジャンル横断型デモ。サウンドに生命感を与えるため、パフォーマンス・コントロールが随所で活用されています。
Merlin – Birth of a New Zebra
「暗く不確実な時代に生まれた小さな生き物が、やがて成長し、自らの道を見つけていく」というストーリーを描いたトラック。
Jenna Grenstrom – Gridborne
ハイパードライブの轟音とヒドラジンの雲が空間を包み込む、SF的世界観のトラック。100% Zebra 3のファクトリー・ライブラリーのみで制作されています。
Phyzikal Flex – Are We Safe
サンプルは一切使用せず、すべてのサウンドをZebra 3で構築。中盤からよりダークな領域へとシフトしていく、アトモスフェリックなドラムンベース・チューンです。
Simon – April’s Promise
春を詠んだ美しい詩にインスパイアされたオーケストラ・ピース。100% Zebra 3のサウンドに加え、u-he製エフェクト Satin、Presswerk、Uhbik A を使用して構成されています。
Jörg Hüttner – The Comeback
全サウンドをZebra 3で制作した、スリリングなエレクトロSFサウンドトラック風のノスタルジックな一曲。
TORLEY – Convexity Domain
アシッドとディストーションに満ちた、Zebra 3のダーティで攻撃的な側面を引き出したサイバーパンク・トラック。
Merlin – Appassionata
「フィルム・ノワール」と「ゴッドファーザー」の世界観が交錯するような、情熱的でダークなロマンスにインスパイアされた一曲。
TORLEY – Under Da Seabed
Zebra 3の内蔵ドラムと表現力豊かなリードサウンドを深く掘り下げた、クリスプで心地よい探求。上質なチャイム、ゲーム音楽的なアクセント、そして唸るようなベースが加わり、完成度の高いサウンドスケープを描き出します。
ModeAudio – Impossible Pyramid
リッチなノコギリ波コード、グリッチーなSFX、煌めくパッドが、80年代アンビエントを思わせる至福のうねりに乗って広がるアトモスフェリックなデモ。ドラムを含むすべてのサウンドがZebra 3で制作されています。
Oddvar – Kinda Strange
Oddvarによるスローなディープ・ハウス・トラック。すべてのサウンドをZebra 3のみで構築しています。
Phyzikal Flex – Hope
サンプルは一切使用せず、すべてのサウンドをZebra 3で制作。甘くシンプルなメロディが際立つ、遊び心あふれるフューチャー・ベース・チューンです。
TORLEY – Zebraphonic
「Discover」機能で最初に現れたパッチを多数ピックアップして制作された、喜びに満ちた音楽の旅。偶然の出会いから新たなお気に入りを見つける、Zebra 3ならではの楽しさを体現しています。
TORLEY – Attack of the Raving Zebras
フィルターと多彩なモジュレーション機能をフル活用した、勢いあふれるマキシマリストな一曲。トランス&ベースのリキッド・ローラーとトラップが融合した、Zebra 3全開のハイブリッド・トラックです。
Merlin – Night in Muscat
中東的なテイストと燃え上がるようなキーボードの速弾きが見事に融合した一曲。もちろん、すべてZebra 3のサウンドで構成されています。
Hyboid – Backstage at Festivalbar
Zebra 3のサウンドのみで構築された、レイドバックなイタロ・ディスコ・バイブス漂うトラック。
TORLEY – Zebra Magic Orchestra
現代のEDMと「シンセシス黄金時代」の素晴らしき邂逅。表現力豊かなベルやマレットがステディなビートの上で響き合い、メロディックなレイヤリングの美しさが際立ちます。
TORLEY – Botanica Blues
満開に咲き誇る大自然のように、Zebra 3が秘めるバロック的、牧歌的、そして煌びやかな可能性を存分に示したトラック。グラニュラー・シンセシスの強烈な魅力も随所で光ります。
Generator Rack(ジェネレーター・ラック)

Zebra 3のGenerator Rackは、無限に近い音作りを可能にするモジュラー・シンセシスの中心部です。
4基のメイン・オシレーターは、手描きのスプライン波形を滑らかにモーフィングしながら、最大16ユニゾンのウェーブテーブルとしても、最大1024パーシャルの加算合成エンジンとしても機能します。さらに各オシレーターには2基の直列FXスロットを備え、スペクトラル・フィルタリング、フェーズ・ディストーション、動的スペクトラル・ディケイなど、20種類のサウンドプロセスを追加可能です。
4基のFMオシレーターは、モジュレーターとキャリアのペアで構成され、自由自在にチェイン接続できます。各オシレーターは任意のラック信号を「第3のオペレーター」として取り込めるため、固定構造に縛られない複雑かつ独創的なFMアルゴリズムを自在に構築できます。
Noise Generator/Exciter/Modal Resonatorは、物理モデリング的な音作りのために相互連携するよう設計されています。たとえば、整形したノイズバーストやパターン化したプラックでマリンバやベルのような共鳴体を駆動し、そのサウンドを105種類以上のフィルターレスポンス、リバーブモードのComb、あるいはFMオシレーターへとルーティングすることで、現実的な打撃音から抽象的な音響構造まで幅広く生み出せます。
さらに、Wavefolder/Ring Modulator/Distortionを信号経路の任意のポイントに挿入し、必要に応じて倍音を付加することも可能です。
Vector Mixingでは、4つのソースをクロスフェードまたはXYモーフィングで滑らかに行き来できます。しかも、フィルター・カットオフ、フォールド量、Combのデチューン、Resonatorの位置など、ラック内のほぼすべてのパラメーターをモジュレーション対象にできます。
その結果、Zebra 3は、透明感あふれる加算合成パッドから、荒々しく複雑なフィジカル・モデリング・テクスチャーまで、ひとつのGridの中だけでシームレスに生み出せる強力なシンセシス環境となっています。
Modulation Rack(モジュレーション・ラック)

Zebra 3は、サウンドの生成機構と同じレベルのこだわりと完成度で、モジュレーション機能を設計しています。
4基のADSRエンベロープは、ベロシティ追従やワンショット・モードに対応。さらに2つのVaryパラメーターを通じて、ディレイ、カーブ変化、タイムストレッチ、キー・スケーリングなど、より柔軟で表情豊かな挙動を設定できます。
4基のLFOは、定番波形に加え、サンプル&ホールドやスムーズランダムまで幅広く搭載。テンポ同期、位相オフセット、ディレイランプによる緩やかな立ち上がりにも対応し、自然な揺らぎから複雑な周期変化まで自在に生み出せます。
4基のMSEGは、共有タイムライン上に最大8つのカーブを配置し、モーフィングまで可能。ループポイントも自由に設定でき、オシレーターと共通のスプラインエディターで直感的に編集できます。加えて、Attack、Loop、Releaseの各マクロにより、スピードや振幅をダイナミックに変化させることもできます。
専用ページに用意された4基のPitchモジュールでは、チューニング、グライド、クオンタイズを細かく制御でき、1ボイス内で最大4つの音程パートを独立して扱うことが可能です。
さらに重要なのは、多くのモジュレーターが単なる変調源にとどまらず、トリガーとしても機能する点にあります。たとえばMSEGでExciterを駆動すれば、パターン化されたフィジカル・モデリング・シーケンスをボイス内部に直接組み込むことができ、リズムやメロディの構造そのものを音色に埋め込めます。Zebra 3では、ピッチやゲートも通常のモジュレーションと同等に扱われます。
また、モジュレーション信号の整形、変換、合成機能も非常に強力です。4基のMapperは、任意のモジュレーション信号をカスタムのトランスファーカーブで自在に再形成でき、直線的な変化を対数的なスイープへ変えたり、滑らかな変化をステップ状に変換したりすることが可能です。さらにトリガーを加えることで、Mapperはそのままステップシーケンサーとしても活用できます。
4基のMod Mathモジュールでは、モジュレーション信号を加算、乗算、変形してからターゲットへ送ることができるため、信号経路に触れることなく、LFO同士の相互変調や、エンベロープによるランダム信号のゲート制御といった複雑なモジュレーションも構築可能です。
Effects Rack(エフェクト・ラック)

Zebra 3のFX Gridは、4つのボイスレーンからMain + 3系統のAux Busを通じてオーディオを受け取る、強力なグローバル・エフェクト環境です。
各ボイスからのセンド量は個別にモジュレーションできるため、エフェクト自体はグローバル処理でありながら、かかり方はボイスごとに変化させることが可能です。その結果、エフェクトの深さそのものが、ポリフォニックな演奏表現の一部として機能します。
このラックは、サウンドに明確なインパクトを与えるために設計されています。ModFXには、内部LFOを備えたChorus/Flanger/Phaserを搭載。これによって、たとえば最大8ボイスのコーラスや、デジタル/アナログの質感を選べる24ステージ・フェイザーなど、一般的なエフェクトを大きく超えるスケールで動作します。
Delayは、Mono/Stereo/Ping-Pongに対応し、テンポ同期、フィードバック・フィルタリング、モジュレーション、音をにじませるディフュージョンも搭載。さらに、アナログ・モデリング版とデジタル版の両方を選択できます。
Reverbは、ClassicとLushの2モデルを用意し、タイトなルームから広大なホールまで幅広く対応。さらにTextureVerbでは、微細なグラニュラー断片を空間に散布することで、きらめく抽象的なアンビエンスを生み出します。
グリッド内の任意の位置に配置できるCompressorは、リバーブテイルをまとめたり、深いモジュレーションの後段でダイナミクスを整えたり、さらにはパッチ内部だけでサイドチェイン風のポンピングを作り出すことも可能です。
EQ/Filter/Distortion/Ring Modulator/Wavefolderには、Generator Rackと共通のモジュールを採用。ボイス単位で慣れ親しんだ音作りを、そのままポストミックス処理にも活かせます。
さらにFXセクションには、2系統のステレオミキサー、ベクター/スキャン対応の4-in-1ミキサー、そして高度な4-in-4ミキサーも用意されています。
Zebra 3のEffects Rackは、単なる後段エフェクトではありません。サウンドを完成形へ導くための、総合的な空間・質感デザイン環境です。








