説明
RP-EQ Tutorial
カレント・プリセット A/B
RP-EQの各プリセットには、AとB、2つのスロットがあり、2つのバリエーションを保存することができます。AとBのバリエーションは、編集時にそれぞれのバリエーションを比較するのに便利。現在の設定はCurrent ボタンでいつでも呼び出すことができます。
ボリューム
RP-EQの全体音量を設定するだけでなく、クリッピングを回避するAutio Volumeを搭載。さらにバイパスを有効にすることで、原音を即座に聴くことができます。
スペクトログラム
RP-EQのスペクトログラムは、FFTスペクトログラム、30バンド(1/3オクターブ)バー・スペクトログラム、または30バンド(1/3オクターブ)シングルライン・スペクトログラムとして、入力および出力信号を表示。 FFTスペクトログラム、バースペクトログラム、単線スペクトログラムの表示モードを即座に切り替えることができます。
EQ(イコライザー)
RP-EQのメイン8バンドのパラメトリック・ピーク・イコライザー。イコライザーの設定はグラフィック画面で直接行ったり、専用のパラメーターノブで調節。さらに、ミッド/サイドモードで動作することができます。 ミッド/サイドモードでは、バンド1~4がミッド信号、バンド5~8がサイド信号の調整用になります。
サチュレーション
アナログテープ録音時の効果に基づいたサチュレーション効果を、サウンドに適用し温かみを加えます。
AIR
RP-EQ独自の機能 “AIR”は、複雑なパラメーターを用いずに、広い帯域幅を持つ高周波数のブースターとして機能することで、サウンドに空気感を加えます。
フィルター
HP(ハイパス)フィルター、LP(ローパス)フィルターの2種類のフィルターを搭載し、各フィルター共にフィルタースロープを12dB/oct、24B/octを選択でき、2つのフィルタータイプを持っています。 XYスクリーンと組む合わせることによって、ダンスミュージックに欠かせないフィルター効果をリズミカルに演出できます。
Mono/Stereo スプリットフィルター
Mono/Stereo スプリットフィルターは、周波数に基づいて、モノラルとステレオにオーディオ信号を分割することができます。空間情報ほぼ含まれない低周波数帯はモノラル信号として、空間情報を含む高い周波数帯はステレオ信号として認識されます。 スプリットフィルターは、現在の音楽制作に於いてミックスバスの構成やマスタリングツールとして最適な機能です。スプリットフィルターを通過した信号は、個別に処理することができる2つのパート(モノラルの低周波数成分とステレオの高周波数成分)から構成されます。
XYスクリーン
XYスクリーンは2つのプログラムLFOとして動作します。各方向へに移動することで、ダイレクトに一つ以上のRP-EQのパラメーターの値を制御します。 XYは Live(リアルタイム)/ Record(記録)/ Replay(繰り返し)の3つの基本動作があり、リアルタイムにマウスでパッドを操作して、XY値を決定。 XYパッドの動きはパスとして記録することが出来るので、Recordモードでパスを描画/記録します。記録されたパスはReplayモードでノートを演奏すると、記録されたパスに従って、XY値が変更していきます。 パスはプリセットの一部として保存されるので、パスの再現も容易です。
アーティスト
Rob Fabrie
DJ、プロデューサー、EDMマスタリングスペシャリスト
ダイヤルひとつひねるだけで、ボーカルに艶が出るのが最高だ! そして僕のEDMサウンド制作には欠かせない”サチュレーション”を搭載しているので、みんなのEDMサウンドにも是非試してもらいたいね!