説明
強力かつ高精度な人間の聴覚モデルに基づくEQ
ミキシングやマスタリングに最適なEQuivocateのオーディトリーフィルターとマッチEQ機能は、非常に強力でありながら使いやすく、自然なサウンドを提供します。EQuivocateは人間の耳をモデルにしたフィルターを使用しています。全26の臨界帯域がそれぞれ内耳の異なる部分に作用するため、どのような設定の組み合わせでも可能な限り自然なサウンドになります。これをプリエコーを低減するリニアフェイズフィルター形状と組み合わせることで、EQuivocateは明確な音質の違いをもたらすEQとなっています。
EQuivocateのマッチEQ機能を使用すると、トラックのサウンドをサイドチェインに入力されたオーディオ信号に合わせたり、補完したりすることができます。また、最終マスターをリファレンストラックの音色に合わせたり、音数の多いミックスに特定のサウンドを馴染ませる用途にも使用できます。他のマッチEQプラグインとは異なり、EQuivocateは不自然なサウンドの原因となる知覚できないほどの微細な違いまでモデリングしようとはせず、透明感のあるマッチングを提供します。お気に入りの曲や個別のトラックを入力することで、瞬時にその音色に合わせた調整が可能です。
26のフィルターはメル尺度に沿って配置されていますが、フィルター数とその周波数はカスタマイズ可能です。自動レベル補正(Automatic Level Compensation)、EQカーブの描画(Draw EQ Curve)、各臨界帯域の個別ソロといった使いやすさを向上させるオプションと組み合わせることで、EQuivocateは高い精度と強力な機能を両立しています。
- 人間の耳の臨界帯域フィルターに近似した形状を持つシンプルかつ音楽的な26のリニアフェイズ・オーディトリーフィルター
- あるトラックの音色を別のトラックに合わせるマッチEQ機能(2つのトラックをブレンドして同じ音源のように聴かせる、分離を良くするために互いを補完し合う、または最終マスターをリファレンストラックと似た音色にする用途に対応)
- ゲインスライダーのフィールド上をマウスクリックおよびスワイプすることによるEQカーブの描画、およびDraw Curveをオフにしての微調整
- EQによって生じるレベル変化を自動的に補正する、出力レベルのAutoボタン
- 問題のある周波数を簡単に見つけるための、1つまたは複数の帯域の出力ソロ機能
- サウンドをカスタマイズするための、フィルターの追加または削除
- Richard Devine、Jeremy Lubsey、Alex Saltz、Sebastian Arocha Morton、Richard X、John McCaigによるアーティストプリセットの収録
- プリセットからの開始や独自のプリセット作成、および2つのユニークな設定を切り替えるためのCompareボタン
- カテゴリー、タグ、説明、アーティストリンク、お気に入り、検索機能をプリセットに追加する新しいプリセットライブラリアン
- ワークフローを容易にする、マルチレベルの元に戻す/やり直し(Undo/Redo)機能
- より適切なミックス判断を下すための真のA/B比較機能
- 入力に対して適用されている変更を聴くことができる新しいデルタリッスンモード
- 任意の設定をデフォルトとして保存できる「SET AS DEFAULT」ボタン
EQuivocateの技術的背景
人間は、同時に鳴っている別の音から一定の周波数差がある場合にのみ、その音の存在を感知できます。メル尺度は、各帯域が互いに等間隔に聞こえるように聴覚の周波数帯域の配置を定義しています。この音の分割は、人間の聴覚の仕組みを表しています。
ほとんどのグラフィックEQはIIR(無限インパルス応答)またはアナログスタイルのフィルターを使用しています。これらには多くの優れた特性がありますが、残念ながらIIRフィルターの形状はあまり柔軟ではありません。たとえば、すべての帯域をフラットに設定しても、フィルター全体の形状は実際にはフラットになりません。さらに、各帯域をブーストまたはカットすると、隣接する帯域にも影響を与えます。EQuivocateはこれらの問題を持たないリニアフェイズFIR(有限インパルス応答)フィルターを使用しているため、画面に表示されている通りの音を正確に聴くことができます。
DSPエンジニアが「理想的」と呼ぶ矩形のFIRフィルターを使用する代わりに、三角形のフィルターを採用しています。これらは、内耳の臨界帯域の第一近似として聴覚モデルでよく使用されます。耳の中のフィルターと同じような形状にすることで、フィルタリングされた信号は自然に聞こえます。複雑な信号であっても、特定の瞬間において各フィルター内で実際に聞こえる音源は1つだけです。
EQuivocateの26の帯域は、内耳の臨界帯域に基づいて配置されています。これ以上フィルターを増やしても、人間の耳はそれらを平均化してしまうため意味がありません。結果として、EQuivocateは市場にある他のどのEQよりも自然なサウンドを提供します。
カラーの選択
EQuivocateには3種類のカラーバリエーションが用意されています。


Newfangled Audioについて
Newfangled Audioは、プロオーディオ分野における新たな信号処理技術の研究開発を目的として、元EventideのエンジニアであるDan Gillespieによって設立されました。
EQuivocateはNewfangled Audioによって開発され、Eventideによって販売されています。


