説明
モダンなミックスのためのクラシックなフランジング
Instant Flanger Mk IIは、ビンテージ・テープ・フランジングの素晴らしいサウンドをあなたのプラグイン・ツールボックスにもたらします。1975年のオリジナル・スタジオ・ラックマウントを本物志向でエミュレートしたInstant Flangerは、デヴィッド・ボウイの「Ashes to Ashes」やシンディ・ローパーの「Time After Time」で使用されたことで有名です。真に多用途なツールであり、エンジニアやプロデューサーは、ステレオの味付け、繊細なモジュレーション、ダブルトラッキング、そして極端なフランジング・エフェクトにこれを使用してきました。
サウンドサンプル
Instant Flanger Mk IIには、あらゆる音楽的ニーズに応えるべく、多様な楽器やユースケースを紹介するために手作業で作成された、様々なファクトリープリセットが付属しています。
Instant Flanger Mk II | Piano | Preset: Dust to Dust
Instant Flanger Mk II | Synth | Preset: Demonic Spring
Instant Flanger Mk II | Vocals | Preset: Harmony Vox Width
Instant Flanger Mk II | Synth | Preset: Default
Instant Flanger Mk II | Drums | Preset: Woozy
Instant Flanger Mk II | Poly Synth | Preset: Jeering Hollows
Instant Flanger Mk II | Rhodes | Preset: Electricikeys
Instant Flanger Mk II | Bass | Preset: Funk Bass
Instant Flanger Mk II | Drums | Preset: Made of Wires
Instant Flanger Mk II | Electric Guitar | Preset: Skeleton Electric
主な機能
- エフェクトの強さを制御し、100%でディレイ信号をドライ信号に追加し、-100%でディレイ信号からドライ信号を減算するDepthコントロール
- Shallow、Deep、Wideから選択できる、3つの異なるフレーバーのフランジング・モード
- 大きなノブを回すことで「コーム(櫛形)」効果をコントロールできるManualコントロール
- ユーザー定義のレートでフランジングを駆動するOscillator
- 信号の振幅に基づいてフランジングを駆動するEnvelope Follower
- フランジング・コントロールをモジュレーション・ホイールにマッピングして触覚的な操作を可能にするRemote
- エンジニアの親指がテープ・リールのフランジから離れた際に、テープ・マシンのキャプスタン・モーターが適切な速度を「探す」特有の効果を模倣するBounce機能
- ミックス内の任意のソースからエンベロープ・フォロワーをトリガーし、トラック間の相互作用をもたらすサイドチェーン機能
- SyncおよびRetrigによるオシレーターの完全な制御
- フランジングされた信号から低周波を取り除き、強度を抑えるLow Cutコントロール
疑似ステレオでサウンドを広げる
フラットなモノラルのギターを巨大なステレオ・リードに変えたり、シングルチャンネルのシンセサイザーでミックスの両サイドを疑似ステレオで満たしたりすることができます。Instant Flanger Mk IIはデュアル出力を備えており、「Shallow」「Deep」「Wide」という3つの異なる音像を作成します。「Wide」モードと「Low Cut」コントロールを組み合わせると、リードの背後に複数のハーモニーを簡単に配置できます。「Depth」と「Feedback」コントロールを使用して、フランジング・エフェクトのレゾナンスを微調整します。
真のエンドツーエンド・エミュレーション
テープ・マシンはサーボ・モーターを使用して一定の速度で動作します。エンジニアがフランジ(テープ・リールの縁)を親指で押し、急に離すと、キャプスタン・モーターのサーボが反応し、適切な速度を取り戻そうとしてオーバーシュートやアンダーシュートを起こします。言い換えれば、「バウンス(跳ねる)」するのです。Instant Flangerは、革新的な「Bounce」コントロール・ノブによってこの挙動を見事に模倣しました。この機能を使用して、トラックに現実世界のグルーヴを追加してください。
1975年から続く、フランジングとフェイジングの違い
テープ・フランジングの手法はもともと、2台の別々のテープ・マシンでトラックを再生し、親指で「テープ・フランジ」に圧力をかけて、一方のマシンの速度をわずかに遅くすることによって実現されていました。電子エフェクト・デバイスが導入される前のテープ時代には、「フェイジング」と「フランジング」という用語は互換的に使用されていました。その後、1971年にEventideは、ディレイではなくアナログ・フィルターに基づくInstant Phaserをリリースしました。
1975年にInstant Flangerがリリースされた際、オリジナルのハードウェア・マニュアルでは次のように説明されていました。
「旧モデルのフェイジング・ユニットは、アナログ回路を使用して周波数スペクトルを変更していました。EventideのInstant Flangerは真のタイム・ディレイ回路を使用しており、以前の完全な電子ユニットで可能だったものよりもはるかに多くのnullを生み出し、したがってはるかに深いエフェクトを生み出します」



