Uhbik 2

Ten effects, endless possibilities

洗練された操作性と圧倒的な表現力

Uhbik 2は、最大7.1chのサラウンドに対応した、高品位な10種類のエフェクト・コレクションです。リバーブ、ディレイ、フェイザー、コンプレッサーなど、スタジオの定番エフェクトから、実験的なモジュレーションまで網羅。

精緻なミキシングから大胆なサウンドデザインまで、繊細な空間演出が求められるときも、圧倒的なインパクトを与えたいときも、あらゆる制作スタイルにおいて、あなたの音楽表現を無限に拡張します。


注意:本商品は、ソフトウェアライセンスという性質上、返金・返品は一切できませんので、予めご了承ください。

¥33,000 (税込)

在庫あり

説明

Uhbik 2

Uhbikユーザー待望の進化版 ── Uhbik 2がついに登場

既存ライセンスをお持ちの方は無償アップデート対応、さらに旧バージョンとの100%互換性を保持しているため、インストールするだけでシームレスに移行可能です。

Uhbik 2の主な新機能

  • 刷新されたGUI
  • 新しいプリセットブラウザー
  • シリーズ初のコンプレッサー「Uhbik Compressor」
  • モジュレーション・マトリクス
  • 追加のLFOとエンベロープ・フォロワー
  • 内蔵オシロスコープ
  • CLAPフォーマット対応
  • VST2 → VST3移行サポート(IPluginCompatibility)
  • 刷新されたフィルター&サラウンドアルゴリズム

あらゆる要素が新しくなったUhbik 2は、これまで以上に創造的で直感的なサウンドデザインを実現します。

Subtropical(by Hyboid)

リラックスしたムードが心地よいトラック。Uhbikシリーズが持つスタジオの万能エフェクト群としての柔軟性を体現。

Passage(by Viktor)

まるで音楽的な通過儀礼のような構成美をもつ一曲。トラック全体の各セクションでUhbikシリーズ全モジュールを活用。

Uhbiquity(by Phyzikal Flex)

各モジュールのプリセットを次々に切り替えながら再生する、シンプルな構成のトラック。Uhbikの多彩なエフェクトの表情と、瞬時に変化するサウンドキャラクターをリアルタイムで体感できます。

Uhbik 2 搭載エフェクト

1 Uhbik Ambience

  • アーリーリフレクションの立体感と、クラシックなプレートリバーブの豊かな響きを融合
  • 4種類のリバーブ・アルゴリズム(Small/Direct/Open/Natural)で多様な音空間を再現
  • 低域・高域のディケイ・タイムを独立制御し、高域のカットオフも自在に調整可能。より精密な空間コントロールを実現

2 Uhbik Delay

  • 5系統のパラレルディレイを搭載し、各タップのディレイタイム、パン、音量、フィードバックを独立調整可能
  • LFOやテープフラッターによるモジュレーションを内蔵し、テンポシンクも自在にコントロール
  • ソフトクリップ特性を持つハイパス/ローパスフィルターで温かみのあるアナログライクな質感を演出

デモトラック

最初に処理前の音、次にUhbikプリセットを適用した音が再生されます。

シンセパーカッションをUhbik Ambienceで処理

ストラムギターにUhbik Delayを適用

Uhbik Ambience

良質なリバーブは決して主張しすぎません。しかし、それが無いとトラック全体から深みが失われるのを感じるものです。

Uhbik Ambienceは、アーリーリフレクション(初期反射)とプレートリバーブを組み合わせ、それぞれを自在にコントロールできるリバーブ・プラグインです。繊細な空気感から、広大な宇宙空間のような響きまで、思いのままに描き出します。

4種類のリバーブ・アルゴリズムはそれぞれ異なるキャラクターを備え、空間の広がりや残響の質感を緻密に調整できます。

さらに、BassとTrebleパラメーターによって反射音の性質を変化させ、自然な吸音効果を再現します。わずかな空間の奥行きを加えることも、音を包み込むような温かい残響に変えることも可能です。

Uhbik Delay

クラシックなテープエコーから着想を得て誕生した、ヴィンテージの温もりとモダンな柔軟性を融合したディレイです。5つの仮想再生ヘッド(タップ)が織りなす豊かな反響が、音に深みと個性を与えます。

ディレイタイム(テープスピード)やフィードバックを自在に調整できるほか、2系統のフィルターとモジュレーションを組み合わせることで、わずかな揺らぎから濃密なテクスチャーまで幅広いサウンドをデザインできます。

物理的なテープの制約に縛られないUhbik Delayは、各タップの位置を自由に設定できることで、超短ディレイ、複雑なリズムパターン、没入感のあるサラウンドエフェクトまで幅広く表現できます。

1 Uhbik Compressor

  • 高度な処理をシンプルな操作で実現
  • 通常のコンプレッションに加え、音の密度を持ち上げるInflation機能を搭載
  • Feed-forward/Feed-back両対応で、多様なコンプレッション特性を再現

2 Uhbik Runciter

  • 個性的なレゾナンスと温かみのある歪みを生み出すフィルター
  • ローパス/バンドパス/ハイパスの3種類を並列で出力
  • より強烈なサチュレーションを加えるファズステージを搭載

3 Uhbik Equalizer

  • 直感的な操作で扱える多用途なマルチバンドEQ
  • 2つのセミパラメトリック・バンドにより、ピンポイントなトーンシェイピングが可能
  • 自動でQ値を最適化し、スムーズで音楽的なEQカーブを実現

デモトラック

最初に処理前の音、次にUhbikプリセットを適用した音が再生されます。

エレクトロニック・グルーブをUhbik CompressorとUhbik Equalizerで処理

ドラムとシンセサウンドをUhbik Runciterでフィルタリングおよびサチュレーション処理

Uhbik Compressor

レベルのばらつきを自然に整え、密度のある「呼吸するような」ダイナミクスを実現する高品位コンプレッサーです。

その真価は、2段構成のユニークな設計にあります。ピークを滑らかに抑える標準的なダウンワード・コンプレッサーに加え、低レベルのディテールを丁寧に持ち上げるアップワード・コンプレッサー(Inflation機能)を組み合わせ、繊細さと力強さを両立したサウンドを生み出します。

また、信号検出モードが2種類搭載されており、Feed-forwardはモダンで精密な制御を、Feed-backはヴィンテージ機材のような自然なレスポンスを提供します。

音楽的な質感から現代的なパンチまで、あらゆるミックスに対応します。

Uhbik Runciter – Distorting filter

単なるフィルターに留まらない、強力なディストーション・フィルターです。

サウンドの輪郭を形づくり、共鳴を加え、ミックスに有機的な動きを与えるだけでなく、内蔵の強力な歪み回路によって唯一無二のキャラクターを生み出します。

カットオフは手動操作はもちろん、内蔵エンベロープフォロワーやMIDIペダルで動的にコントロール可能。ファズやワウなど、演奏的な表現も作り出せます。

ディストーション・セクションでは軽いサチュレーションから破壊的なドライブ・サウンドまで幅広く対応。音作りの限界を押し広げる、創造的なフィルターモジュールです。

Uhbik EQ – Semi-parametric equalizer

シンプルで効率的、そして音楽的。最小限のコントロールで最大限の柔軟性を発揮する設計思想のもと、低CPU負荷ながら極めて高品位なサウンドを実現するEQです。

2つのセミパラメトリックバンドは、シェルフ/ベルカーブを自由に切り替え可能。周波数を変更するとQ値が自動的に最適化され、常に滑らかで音楽的な結果を実現します。

さらに、ハイカット/ローカットフィルターに加え、専用ローシェルフが低域の補正を的確にサポート。細やかなトーンシェイピングから全体のバランス調整まで、透明感と一貫性を保ちます。

1 Uhbik Grainshift

  • グラニュラー方式とフェーズボコーディング方式、2種類のピッチシフトモードを搭載
  • 半音ステップでのピッチ変更と、フィードバックを使った音の反復処理が可能
  • SCALE値をマイナス設定することで、グレインを逆再生しユニークなテクスチャを生成

2 Uhbik Shifter

  • 無限に上昇または下降し続けるようなバーバーポール効果の連続周波数シフトエフェクト
  • テンポシンク対応により、リズムと一体化した揺らぎや上昇効果を演出
  • チャンネルごとに周波数オフセットを設定でき、立体的で広がりのある定位効果を作り出せる

デモトラック

最初に処理前の音、次にUhbikプリセットを適用した音が再生されます。

ストリングセクションをUhbik Grainshiftで処理。粒状ピッチシフトによる幻想的な質感を演出

RhodesをUhbik Shifterに通し、周波数シフトによる滑らかなうねりと空間的広がりを付与

Uhbik Grainshift

入力音を細かい「グレイン(音の粒)」に分解し、それらを異なる速度で再構築することで多彩な効果を生み出すグラニュラー・プロセッサーです。

グレインのサイズや再生スピードを調整することで、微細なダブリングやリッチなテクスチャー、さらには逆再生的なサウンドまで自在に表現できます。

Grainshiftの第2の動作モードであるFFTベースの「Phase Vocoder」では、時間軸を伸縮させてピッチを滑らかに変化させます。ボーカルに使えば、不思議な浮遊感からユーモラスな変調まで、幅広いサウンドメイクを楽しめます。

Uhbik Shifter

リングモジュレーターに似た原理をベースに、入力信号のサイドバンドを一定の周波数でシフトさせることで、独自の音響効果を生み出す周波数シフターです。

LFOを使わずに、まるで音が永遠に上昇・下降しているように感じさせる「バーバーポール効果」を実現し、幻想的でサイケデリックな空間を描き出します。テンポ同期にも対応しており、音楽的な一体感を保ちながら自在に動きを加えられます。

さらに、極端な設定でも音質を損なわない設計が施されており、周波数シフター特有のアーティファクトを極限まで抑え、常に滑らかでクリアなサウンドを維持します。

1 Uhbik Flanger

  • テープマシン時代のスルーゼロ方式を再現したクラシック・フランジャー。DAWのテンポへの同期にも対応
  • コーラス/フランジング効果を拡張するためのExtra Delay機能を搭載
  • Driveコントロールでは2次倍音を加え、存在感のある「ウーシュ(Whoosh)」感を強調

2 Uhbik Phaser

  • 最大42基のオールパスフィルターによる、極めてリッチで立体的なフェイジング効果
  • Bass Sanctuary機能で不要な低域のこもりを抑制し、クリーンなミックスを維持
  • DAWのテンポに完全同期し、音楽的な揺らぎを演出

3 Uhbik Tremolo

  • 11×16のグリッドでリズムパターンを自由に作成でき、トレモロの動きを思い通りにデザイン
  • ハース効果を応用したチャンネル間ディレイにより、広がりのある立体的定位を演出
  • 拡張LFOによる「Swing」機能で、より音楽的で流れるようなモジュレーションを実現

デモトラック

最初に処理前の音、次にUhbikプリセットを適用した音が再生されます。

モジュラー・テクノのリズムにUhbik Flangerを適用し、うねるようなモジュレーションを付加

RhodesとベースをUhbik Phaserで処理し、滑らかで奥行きのあるフェイジングを演出

ダークなパッドをUhbik Tremoloでモジュレートし、揺らめくリズムと立体的な動きを付与

Ubhik Flanger

アナログ時代の名機を彷彿とさせる、クラシックなスルーゼロ方式を現代に再現したフランジャーです。2台のテープマシンをシミュレートし、一方をわずかに遅延させることで生まれる独特の「ウーシュ(Whoosh)」サウンドを忠実に再現します。

Driveやハイパスフィルター、正/負フィードバックの調整によって、サウンドの厚みやレゾナンスを自在にコントロール可能。

スムーズで柔らかな動きから、力強く渦を巻くようなサウンドまで、幅広い表現をカバーします。

Uhbik Phaser

クラシックな特性を受け継ぎながら、最大42基のオールパスフィルターによって極めてリッチで立体的なモジュレーションを実現したフェイザーです。

ステレオから7.1サラウンドまで対応し、滑らかに動くレゾナンスピークとフィードバックコントロールにより、シルキーで煌びやかな揺らぎからメタリックで鋭い共鳴まで自在に表現します。

わずかな調整で、Uhbik Phaserはまるでメタル・モンスターのように変貌します。オリジナル信号には存在しない新たな倍音や周波数成分を生成し、サウンドに圧倒的な存在感をもたらします。

Uhbik Tremolo

トレモロは本来、音量を周期的に変化させるシンプルなエフェクトですが、Uhbik Tremoloはその枠を超え、リズムと空間を自在に操るクリエイティブ・トレモロ・ツールへと進化しました。

の変調にとどまらず、フィルターのカットオフやステレオ/サラウンド定位までもLFOで同時にモジュレートし、音に生命感と立体的な動きをもたらします。

さらに、16ステップのユーザー定義パターンを活用すれば、より複雑で音楽的なリズムを生み出すことが可能です。

 

Uhbikシリーズの共通機能

サラウンド対応

4チャンネル・ステレオから5.1、7.1までの最大8チャンネル・サラウンドに完全対応。現代の音響制作環境において、立体的で没入感のあるサウンドデザインを可能にします。

マルチチャンネルトラック上で使用すると、Flanger、Phaser、Grainshift、Tremoloなどのモジュールは、全アクティブチャンネルを横断してモジュレーションを生成。まるで音がリスナーの頭の周囲を回り込むような空間モーションを実現します。

さらに、Delayのパンニングはステレオの枠を超え、全チャンネル間を自由に移動。映画的なスケールの広がりから、ライブパフォーマンス的な動きの演出まで、あらゆるシーンに対応します。

Matrix(モジュレーション・マトリクス)

最大8スロットのモジュレーション・マトリクスを搭載。

MIDI、LFO、エンベロープ、マッパーなどのモジュレーション・ソースを任意のパラメーターに自由に割り当てることができます。ドラッグ&ドロップによる直感的な操作で簡単にアサインでき、各スロット内での微調整も柔軟に対応します。

緻密な動的変化からリズミックなシーケンス・モジュレーションまで幅広いコントロールを実現します。

Scope(スコープ)

リズミカルなエフェクトや複雑なモジュレーションを視覚的に設計するための内蔵オシロスコープを搭載。

オーディオ出力波形に加え、最大4系統のモジュレーション信号(マトリクス・スロットの出力を含む)を同時に表示可能。

音の動きやモジュレーションカーブをリアルタイムに監視しながら、リズムやモーションを精密にコントロールできます。

Mapper(マッパー)

−100.00 〜 +100.00の範囲で最大128ステップの値を保持できる、テーブル型モジュレーション・ソースです。任意のパラメーターに対して、複雑で時間的な変化を正確にデザインできます。

モードの切り替えによって挙動が変化し、MIDIノート入力との連動、他のモジュレーションソースとの組み合わせ、トリガーによる段階的な値変化など、多彩な制御を実現。

複雑なモジュレーション・カーブやリズミックなパターンを自在に描ける、精密かつ柔軟なモジュレーションツールです。

Envelope(エンベロープ)

モジュラーシンセサイザーのファンクションジェネレーターのように動作する、高精度で柔軟なモジュレーション・ソースです。

オーディオ信号のダイナミクスに追従するエンベロープ・フォロワーとしても、外部オーディオ入力や他のモジュレーションソースによってトリガー制御されるモジュレーションジェネレーターとしても活用可能。

リズムやダイナミクスにサウンドを有機的に変化させる、表現力豊かなモジュレーションを実現します。

LFOs(ローフリーケンシー・オシレーター)

複数の波形を備えた汎用モジュレーション・ソースです。周期的なモジュレーション、サンプル&ホールドのトリガー、さらにMapperへの入力ソースとしても活用できます。

また、Flanger、Phaser、Tremolo各エフェクトには主要パラメーターに直結した専用LFOを搭載。わずかな揺らぎから大胆なモーションまで、音のキャラクターを自然に動かし、有機的な変化を生み出します。

追加情報

システム要件

● OS:
– Windows:Windows 7以上(VST3 / CLAP / AAX:64 bit)
– Mac:mac OS 10.10以上(CLAP / AUv2 / VST3 / AAX:64 bit)
– Linux
● RAM:1 GB以上推奨
● ディスク容量:90 – 140 MB以上の空き容量
● CPU:
– Windows / Linux:Intel Nehalem以上 / AMD Bulldozer以上
– Mac:Intel Nehalem以上 / Apple silicon M1以上
● Linux:glibc version 2.28以上

ダウンロード



チュートリアル

サポート

お知らせ

アップデート情報

よくある質問

Uhbik 2へのアップグレード

1. なぜこれを読む必要があるのですか?

Uhbik 1で作成された古いプロジェクトを開く予定がある場合、Uhbik 2における2つの大きな変更点について知っておく必要があります。

  • まず、すべてのUhbikプラグインの名称が変更されました。各プラグインは明確で分かりやすい名前になり、一目でその目的を識別しやすくなっています。
  • 次に、Uhbik 1にはVST2、AU、およびAAXのサポートが含まれていました。VST3バージョンは利用可能でしたが、そのインストーラーは、それが初期の、特に安定していないVST3フォーマットの実装であったため、使用を推奨していませんでした。Uhbik 2は、ライフサイクルが終わりに近づいているVST2をサポートしなくなりました。代わりに、堅牢なVST3バージョンと、初めての本格的なCLAPサポートを提供します。ホストがCLAPをサポートしている場合は、これを利用することを推奨します。このフォーマットは、利用可能なすべてのオプションの中で最も将来性のあるものです。

2. 残りのセクションを読む必要がありますか?それともこのままで大丈夫ですか?

状況によります…

2a. Uhbik 2が初めてで、バージョン1を使用したことがない場合

このままで大丈夫です。Uhbikが提供するすべてを探求し始めることができます。お楽しみください!

2b. CLAP、AU、またはAAXフォーマットを使用している場合

ほとんど準備完了ですが、いくつかの詳細をご確認ください…

  • ホストのプラグインリストにまだ古いUhbik名(例:Uhbik-Aの代わりにUhbik Ambience)が表示されている場合は、プラグインマネージャーで再スキャンを実行してください。
  • Logic、MainStage、またはGarageBandの場合は、ホストの次回起動時に再構築できるようにAUキャッシュを削除する必要があるかもしれません。com.apple.audiounits.cachecom.apple.audiounits.sandboxed.cache ファイルは、ユーザーライブラリの次の場所にあります。
    • ~/Library/Caches/AudioUnitCache
  • ユーザーライブラリが見つからない場合、それはデフォルトで非表示になっているためです。アクセス方法の手順は、以下のFAQに記載されています。
    https://u-he.com/support/faq.html#troubleshooting:user-library
  • プラグイン識別子がプロジェクトファイル内に保存されているため、一部のホストでは、既存のプロジェクト内で古いUhbik名が引き続き表示される場合があります。新たにロードされたUhbikインスタンスには新しい名前が表示されます。

セクション3と4はスキップしても構いませんが、ホスト・オートメーション、ユーザープリセット、およびその他の役立つヒントに関する情報について、このドキュメントの残りの部分をざっと確認する価値はあります。

2c. UhbikのVST2バージョンを使用していた場合

次のセクションに進んでください。この部分はあなたにとって重要です!

3. VST2を使用しており、ホストアプリケーションがIPluginCompatibility経由でのVST3移行をサポートしている場合

これは最良のシナリオです。既存のプロジェクトを開いて使用する際に問題は発生しないはずです。ホストはVST2がなくなったこと、および適切なVST3の代替品が利用可能であることを認識します。古いプロジェクトは、以前の設定やプリセットをすべて含め、VST2プラグインの代わりにVST3プラグインをロードし、すぐに作業を続行できます。

  • ホストによっては、代替に関する情報を提供するメッセージがポップアップ表示される場合があります。
  • プロジェクトのサウンドが正しいことを確認したら、単に上書き保存してください。疑わしい場合は、新しい名前で保存してください。次回プロジェクトを開いたときには、移行メッセージは表示されなくなります。

4. VST2を使用していたが、ホストアプリケーションがVST3移行をサポートしていない場合

ホストがまだIPlugin Compatibilityをサポートしていない場合は、ホスト開発者のサポートチームに連絡するか、ユーザーフォーラムに投稿して採用を促すことをお勧めします。VST2フォーマットが段階的に廃止されているため、VST3へのスムーズな移行を確実にするために、プラグイン開発者とホスト開発者の両方がIPluginCompatibilityを実装することがますます重要になっています。

それまでの間、Uhbik 2で作業を続けるためのいくつかのオプションがあります。

4a. 以前のバージョン1.3.1を使い続ける

進行中のプロジェクトが完了するか、ホストがIPlugin Compatibilityサポートを追加するまで、Uhbik 1.3.1 – リビジョン 3898(Windows)、3899(Mac)、または 8256(Linux)にとどまることができます。以前のバージョンは、当社のリリースアーカイブで見つけることができます。

https://u-he.com/downloads/release-archive/uhbik/

4b. 古いバージョンと新しいバージョンを並行して使用する

両方のバージョンを同時に実行することは可能ですが、常に簡単とは限りません。1.3.1(リビジョン 3898 / 3899)のグラフィックはUhbik 2インストーラーに含まれており、自動的に追加されます。また、古いファクトリーライブラリも含まれています。古いプロジェクトでVST2を使用している場合は古いライブラリに、VST3またはその他のフォーマットを使用している場合は新しいライブラリにアクセスできます。


Mac

バージョン 1.3.1(リビジョン 3899)を使用していた場合、古いVST2は既存のプロジェクトで引き続きロードされ、レガシーのファクトリーおよびユーザープリセットフォルダにアクセスできます。リビジョン 9629 アルファを使用していた場合、これらのプラグインはアルファGUIの代わりに1.3.1インターフェースでロードされます。

ただし、次の点にご注意ください。

  • バイパスボタンが黄色で表示されますが、機能は正常です。
  • Uhbik-C(コンプレッサー)はアルファで初めて導入されたため、GUIがありません。
  • 新しいアルファ専用機能はインターフェースに表示されません。

古いプロジェクトで多くの調整を行う予定がない場合は、この状態でUhbikアルファバージョンを引き続き使用できます。アルファバージョンで導入されたパラメーターを調整したい場合は、バージョン2をアンインストールし、レガシーセッションが完了するまでアルファを使い続けるのが最善の策です。

バージョン1.3.1およびリビジョン 9629 アルファは、ネイティブSiliconサポートを含めるには古すぎることに注意してください。これらはMシリーズMacでRosetta 2レイヤーを介してのみ実行されます。

Windows

バージョン 1.3.1(リビジョン 3898)を使用していた場合、古いVST2プラグインはmacOSで説明されているとおりに引き続き機能します。リビジョン 9629 アルファを使用していた場合、上記と同じ注意点が適用されます。

アルファ固有のパラメーターにアクセスするには、次のいずれかを実行できます。

  • 新しいバージョンをアンインストールしてアルファを再インストールするか、
  • 新しいバージョンを別の場所にインストールしてみてください。

例えば、アルファがデフォルトのパス(C:UsersYour UserNameDocumentsu-he Uhbik.data)にインストールされている場合、バージョン2をC:UsersYour UserNameDocumentsu-he Uhbik-2Uhbik.dataにインストールできます。これにより、2つの独立したインストールが実現します。VST2は引き続き古いディレクトリ(u-he Uhbik.data)を使用し、新しいフォーマットは新しい場所(u-he Uhbik-2Uhbik.data)からファイルにアクセスします。

Linux

Linuxでは並行インストールはサポートされていません。これは、すべてのプラグインフォーマットが/home/YourUserName/.u-he/Uhbik/フォルダ内の単一のファイルを参照し、VST2コードがそのファイルの一部ではなくなっているためです。古いプロジェクトで作業を続ける必要がある場合は、現在のプロジェクトを完了するか、ホストをIPluginCompatibility移行をサポートするバージョンに更新するまで、以前のバージョンを使い続けることが最善です。


5. 既存のプロジェクトでのパラメーター・オートメーション

Uhbik 1.3.1またはUhbik 2のアルファ/ベータバージョンでパラメーター・オートメーションを使用していた場合、一部のパラメーターが正しく整合しない可能性があります。具体的には、以下のパラメーターのオートメーションは予期したとおりにマップされません。

  • Uhbik Grainshift の Bypass
  • Uhbik Ambience の Model
  • すべてのプラグインにおけるモジュレーション・スロット 1~4 の Curve、Quantize、Rectify、および Slew Limiter

これを修正するには、影響を受けるパラメーターに対して新しいオートメーションレーンを作成し、既存のオートメーションデータをそこにコピーしてください。

6. カスタム・ユーザープリセット

Uhbik 2にアップグレードした後、プリセットブラウザのユーザーセクションにあるすべてのプリセットが見当たらないことに気付くかもしれません。心配しないでください、削除されていません!フォルダ名が新しいプラグイン名と一致する必要があるため、プリセットのフォルダ構造が変更されました。既存のプリセットは新しいフォルダに移動する必要があります。

ユーザープリセットの場所を確認するには、プラグインのプリセットブラウザを開き、ユーザーフォルダを右クリックして「Open in Explorer/Finder」を選択します。これにより、新しいユーザープリセットフォルダの場所でシステムウィンドウが開きます。その親フォルダには、古い(Uhbik-AUhbik-Dなど)と新しい(Uhbik AmbienceUhbik Delayなど)の両方のディレクトリが含まれています。古いフォルダから新しいフォルダにすべてのプリセットを移動するだけです…


Mac
  • 古いプリセット:~/Library/Audio/Presets/u-he/Uhbik-(A, D, etc.)
  • 新しいプリセット:~/Library/Audio/Presets/u-he/Uhbik Ambience(or Delay, etc.)
Windows
  • 古いプリセット:...Uhbik.dataUserPresetsUhbik-(A, D, etc.)
  • 新しいプリセット:Uhbik.dataUserPresetsUhbik Ambience(or Delay, etc.)
Linux
  • 古いプリセット:/home/YourUserName/.u-he/Uhbik/UserPresets/Uhbik-(A, D, etc.)
  • 新しいプリセット:/home/YourUserName/.u-he/Uhbik/UserPresets/Uhbik Ambience(or Delay, etc.)

Your UserNameの部分を実際のLinuxアカウントのユーザー名に置き換えてください。注:.u-heフォルダはデフォルトで非表示になっています。ファイルマネージャーでCtrl+Hショートカットを使用して、非表示のファイルとフォルダを表示してください。


プラグインのプリセットブラウザに戻ると、少なくともMacではプリセットがすでに表示されているはずです。WindowsまたはLinuxで表示されない場合は、ブラウザ内の任意のプリセットフォルダを右クリックし、「Refresh」を選択して再スキャンを開始してください。

7. 他に起こりうる問題はありますか?

7a. アップグレード後に一部のプラグインGUIが正しく表示されない

インストール中に古いグラフィックが削除されなかった場合、一部のプラグインが古い背景や不一致のインターフェース要素を表示することがあります。この問題を解決するには、グラフィックフォルダ(OSによってUhbikまたはDataという名前)を削除し、Uhbik 2を再インストールしてください。

  • Mac:/Library/Application Support/u-he/Uhbik を削除
  • Windows:C:UsersYour UserName Documentsu-he Uhbik.data Data を削除
  • Linux:/home/Your UserName/.u-he/Uhbik/Data を削除

削除後、Uhbik 2インストーラーを再度実行してください。リマインダー:最新バージョンはいつでも https://u-he.com/products/uhbik/ からダウンロードできます。

7b. Windows:アップグレード後のVST3の重複エントリー

ホストがUhbik-AUhbik Ambienceの両方をリスト表示している場合、古いアルファ版のVST3プラグインが削除されていないことを意味します。次の場所にある Uhbik(x64).vst3 を削除し、ホストを再起動するだけです。

  • C:Program FilesCommon FilesVST3

そのフォルダにある Uhbik.data ショートカットは削除しないでください。

7c. アップグレード後もプロジェクトが古いVST2バージョンをロードする

MacおよびWindowsでは、インストーラーは古いVST2プラグインを自動的に削除しません。不要になった場合は手動で削除してください。

  • Mac:/Library/Audio/Plug-Ins/VST/u-he
  • Windows:ホストのVST2プラグインフォルダ(ホスト設定を確認)
  • Linux:/home/Your UserName/.vst/u-he

削除後、IPluginCompatibilityを持つホストは、古いプロジェクトが開かれるたびにVST3バージョンを自動的にロードします。

7d. アップグレード後も古いファクトリーライブラリが残っている

以前のバージョンのVST2プラグインに依然として頼る必要があるユーザーのために、古いファクトリーライブラリを新しいものと並行して保持しました。不要になった場合は、次の場所から削除してください。

  • Mac:/Library/Audio/Presets/u-he/
  • Windows:...Uhbik.dataPresets
  • Linux:/home/Your UserName/.u-he/Uhbik/Presets/

7e. ゼロからのアンインストールと再インストールの方法

Windowsにはアンインストーラーが含まれていますが、すべてのファイルを削除しない場合があります。macOSおよびLinuxでは、プラグインファイルを手動で削除する必要があります。完全な手順については、FAQを参照してください。

https://u-he.com/support/faq.html#compatibility:uninstall

関連記事