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福地智也のプラグイン・リサーチ vol.23

前回よりも世間が騒がしくなっていてなかなか出かけづらいですね。

こんな時こそ家で楽曲制作をされてみてはいかがでしょうか。何を隠そう私も家のMacのシステムをこのタイミングで入れ替えました!DAWやプラグインのインストールに3日(!)かけ完成しました。

今回から新しいMac(not Mac Pro)でお届けいたします(画面は何にも変わらないけどね)。

でも、あんまり籠りすぎるのも良くないので、適度に気晴らしを!

右下にあるMOD MATRIXって何?

右下にあるMOD MATRIXってありますけど、これって何をするものなのか…昔のアナログシンセをご存じの方はいるでしょうし、最近でもリメイク物のプラグインシンセにもよくついている機能ですね。

どのパラメーター(SOURCE)がどのパラメーター(DESTINATION)に対してどれくらい影響を与える(AMNT)か!

ということです。

これを使うことで1つのパラメーターでの変化が複数のパラメーターに影響させることができるようになります。

1つ簡単な例を挙げてみましょう。
ブロック1をオフにしてブロック2とディレイだけのサウンドにしてみます。


 

次に、MOD MATRIX画面で1番のソースをブロック2のY軸に、ディスティネーションをディレイのミックス値に当ててみましょうか。
するとこんな感じになります


 

Y軸の動きと共にディレイのミックス値が変化している感覚が分かりますか?

MODマトリックスとはモジュレーションマトリックスというのが正式名称で、この表のようになった画面でモジュレーションをどうやって作用させるかをコントロールでき、アイデア次第で驚くような複雑な音を作ることもできます。

上にも書きましたが、SOURCEとDESITINATIONとAMOUNTだけのシンプルなコントロールなので、難しく考えずにいろいろ工夫してみましょう。

ミキサーとか、こういうマトリックス系のコントローラーってツマミとかパラメーターたくさん並んでいて、見ただけだと難しく感じて敬遠する人も多いのえすが、超~シンプルに考えるとミキサーは縦一列、MODマトリックスは横一列を覚えてしまえば、あとはそれの連続なのでどうってことないんですよ。

SOURCEはMIDI(MODホィールやベロシティ、MIDI CCなど)やモジュレーションソース(各ブロックのパラメーター)、アウトプットソース(各ブロックのアウト、プラグインのアウトなど)から選択することができます。

DESUTINATIONは、GLOBAL(全体のボリューム、ドライ、パン)、各ブロック(のパラメーター)、ディレイ(のパラメーター)、モジュレーション(のパラメーター)から選択可能です。

音作りをするのが大好きな人はきっと楽しんでもらえると思います。

例えば、ストリングスやパッドに変化をもたらすこともできるでしょう。

楽しんでみてください。

XY-Transfer

複雑で重厚なサウンドを簡単に作り出す過激なフィルター・プラグイン

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