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Spireでゼロからのサウンドメイク vol.30

ベル系音色作りを進めてきましたが、今回はまとめとしてエフェクト周りの設定を中心に解説したいと思います。

今回の作成音色を読み込んだメイン画面

<デモサウンド>

今回作成した音色のデモサウンドです。フレーズは下はC0から上はC8までのC音をシンプルに演奏させたものです。効果音的なサウンドを得るためにオシレータ3と4のピッチをLFOのS&Hで変調しているので、再生する度に異なる演奏になります。

ベル音色に適したエフェクト

今回使用したエフェクトはコーラス、ディレイ、リバーブを中心に、マスターセクションでコンプ、EQを使用しています。

マスターセクションのコンプ、EQはセオリー通りの使用法で、主に音質補正をレベル調整を目的として設定しています。

コンプとEQの設定状態。上はコンプとEQのPeakの設定、下はHiShelfの設定となっている。

コーラスとディレイはベル音色を仕上げるのに不可欠なエフェクトです。これらの設定は音色設定の一部となっているため、これらをオフにするとサウンドテイストが大きく変わります。

コーラス、ディレイの設定状態。上がコーラス、下がディレイの設定状態となる。

リバーブについては、次項で解説したいと思います。

リバーブ設定を変更してサウンドバリエーションを得る

今回の音色は前述のコーラスやディレイと共にリバーブが音色設定のパラメータ同様に重要な設定となっています。

リバーブの設定状態。今回の音色では黄色の枠線で囲んだパラメータの設定が重要。

特にリバーブの設定は、参考例として用意しているプリセットデータの設定以外もぜひ試してみてください。
中でも以下の3つのパラメータを変化させることで多様なサウンドバリエーションが得られます。

  • predelay:リバーブ成分が発生するまでの時間の調整によって、自然なリバーブサウンドやワンテンポ遅れた反射音のようなリバーブサウンドを得られます。
  • damp:高周波調整によって残響音の明るさを変化させることができ、リバーブ音の質感の明暗調整を行えます。
  • decay:残響時間調整を行うのはこのパラメータで、リバーブの質感は、まずこのパラメータから調整すると良いでしょう。

<音色データ>

今回作成してるサウンドのプリセット・データ(音色データ)です。
以下のリンクをクリックしてダウンロードされる「Mysterious_Bell.spf_.zip」ファイルを解凍後、現れた「Mysterious Bell.spf」ファイルを、SpireのLoad Presetから読み込みます。