ゴールデンウィーク、そして平成の終わり直前ですね。なにやら雨模様ですが。。。
日曜はM3なので晴れることを願っています。。
今回はKR-SPACEの前編
前回はドラムにKR-Fatterをかけてみましたが、今回は同じKReseachでも違うプラグインをかけてみます。
名前から察する通り、残響系のプラグインであろう“KR-Space”を触ってみることにしました。
画面は、A.O.S.EとReverbの2種類、左下のボタンで切り替えられます。
Reverb画面は、一般的なリバーブのパラメーターが並んでますね。
面白いのは右下の“Listener Pos”、これはソースからリスニングポイントの距離によるリバーブの聴こえ具合を設定できるようなパラメーターですね。このパラメーターを動かすと、ディスプレイ内のオレンジの丸(きっとこれは頭をイメージしてるんだろう)が前後(ディスプレイ的には左右)に動きます。
プリセットにあったプレートリバーブで聞いてみましょう。
近づけてみましょう。
まったくのドライっていうよりも少し反射がありつつも音が目の前に来てる感じがしますね。
そして一番遠くへ。
たしかに遠くで聴いている感じですね。
中段のEarly Reflectionsエリアでは響き方を調整する感じですね。一般的なサイズだったりディフュージョンがありますが、Asymmetryを調整すると響き方を不規則にできたりして面白い感じがします。その右側ではハイパス、ローパスフィルターによってリバーブの音をシェイプできるようになっています。
軽い音にしたい場合はハイパスフィルターでローを減らすと良いでしょうね。
このプラグインのリバーブ、密度が濃くて、ちょっとダークでボーカルに欠けたらいい感じかもなぁと思ってます。
間違えやすいワード
ハイパス/ローパスとよく聞きますが、これってハイに効き目ある??て迷う方がたまにいらっしゃいます。ここでしっかり覚えて、二度と間違わないようにしましょう。
ハイパスフィルターとは、ハイをパスするフィルターを意味します。
ハイ=高域、パス=通過、ということで高域を通過させて、低域に作用するフィルターのことをさします。
逆にローパスとは、ロー=低域、パス=通過、ということで低域を通過させて、高域に作用するフィルターのことをさします。
なので、低域を切りたいときはハイパス、高域を切りたいときはローパスを使います。
そして、ハイパス=ローカット、ローパス=ハイカットということになります。
話を戻しましょう。
A.O.S.E画面に移動してみます。
この状態ではスイッチが入っていませんので左上のパワーボタンを押してみます。
そのままの音を聴いてみてください。
なんかいきなりダブっぽくなりますね。
この画面が、KR-Spaceでできる面白いことの真骨頂を発揮させるための画面のようです。
ちょっと説明が長くなりそうなので、続きは次回に!
では、良い連休を!