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Bitwig でいこう! vol.2

NAMM、MESSEと終わって、次はベルリンで行われるSUPER BOOTHですかね。これは、デジタルミュージック系のメーカーがたくさん出展するので楽しみだったりします。BitwigもブースE241に出展しています。果たして新しい情報はあるのか?(バージョンアップしたばかりだし無いかな…)

Phase-4の2回目

前回、“4つのオシレーターに相互作用を働かせながら音色が作れる”っていうところまではご説明できていたかと思います。
ざっくりと説明するとそんな感じのシンセサイザーなのですが、今回は音作りについてもうちょっと深く突っ込んでいきたいと思います。シンセの画面左側に8つのノブがあって、それぞれA、D、S、Rと書かれていますね。

上段がFEG(フィルター・エンベロープジェネレーター)のもので、下段がAEG(アンプ・エンベロープジェネレーター)をコントロールするためのものです。これをその上のドロップダウンメニューよってコントロールセットを切り替えることができるのですが、なぜそんなことになっているかというと、MIDIコントローラーのなかには4つ、または8つのノブを備えているものが多く、そのノブにアサインして使用することを想定しているのでしょう。外部MIDIコントローラーへのアサインは簡単です。ノブを右クリックするとコントローラーにマッピングする画面が表示されます。

そこのでアサインしたいノブやボタンを動かすと自動的にアサインされます。
※この8つのノブだけでなく、すべてのノブにMIDIラーンが可能です。

音を視覚的に見る

8つのノブの左側にある四角いボタンを押してみましょう。

画面がこのように切り替わりました。

今出ているサウンドの波形をリアルタイムで確認することができます。
波形のラインの色は各オシレーターの色をそのまま反映しています。
右上はすべてのオシレーターを合計した出力時の波形、その下はエンベロープの設定状況を示しています。
この波形、低い値では、上の写真のように表示されますが、高い音になるとこのようになります。

音のこれだと視覚的にどれくらいの高さの音が出ているのか、イメージがつかみやすいですね。

オシレータで音の高低を決めるときにMoogとかのシンセだと8’とか16’っていう値で表示されていていましたが、Phase-4ではRATIOで表示されます。
1:1がデフォルトになります。これは、2:1になると半分のサイクルの波形になり、高い値ほど金属音に近くなっていきます。
1:2に設定すると倍の長さのサイクルになり、1:4だとこのままでは聴こえないくらいになっていしまいます。

この各オシレーターに対する値の調整方法ですが、ノブの場合は、その他のノブを同じようにドラッグしてください。
このレシオの値や波形(画面ではSAWになっている)の横にある値を動かすときは、数字の上にポインターを合わせて上下にドラッグしてください。

波形名の隣にある数字は、上げていくと最初の上行の波はそのままでそれ以降の波形を数値の分細かくしていきます。
この効果はRATIOで数値を上げた場合と違って、倍音の高さが変わっていくというようなイメージの変化をしていきます。

最後に、その上の“XX°”という表示は、波形のスタートポイントのオフセットを設定することができます。
これを同じ波形を2つ使用して、片方に180°を設定すると音が出なくなります。
なぜならば、+10の値の音が出ている時、もう片方からは-10の値が出ていてお互いを打ち消し合うためです。

Phase-4は音の実験&探検を楽しく、そして視覚で確認しながら音作りができる優れたシンセですね。

初回と今回はちょっとシンセに寄りすぎてしまいましたが、Bitwigで楽しく音楽を作りましょう!