先日公開されたスターウォーズの新作が巷では話題になっていますが、今回はSF映画でよく見かけるロボットの会話シーンで出てくる喋り声風の効果音をチョイ足しエディットで作ってみましょう。
サウンドの決め手はLFOをどのように使用するかがポイントとなります。
Factory 14番の「Talking」をR2-D2風の喋り声に変えるチョイ足しエディット
エディットの元となる14番のプリセット「Talking」は、トーキングモジュレータに通したようなシンセベースサウンドです。
設定自体は非常にシンプルなのでエディットして色々なサウンドに変化させることができますが、SF映画の定番効果音の一つで「ロボットが喋っているような音色」にするには、LFOのS&H(サンプル&ホールド)でオシレータのピッチを変調するのがポイントとなります。
エディットの手順は次のような流れとなります。
1:オシレータ1の基準オクターブを+2に設定する
2:LFO1のformでS&Hを選択する
喋り方のバリエーションを出したい場合は、LFOセクション内にあるrate、amp、amtノブを適宜変化させることで様々なシチュエーションに合わせて喋り方を調整できます。
後は、適当にMIDIキーボードを押さえて、自由に効果音トラックを作成すればオーケーです。
エフェクトは基本的にお好みで何を使用しても良いかと思いますが、今回のデモサウンドでは、内蔵のコーラス、ディレイ、リバーブなどをほんの少しかけて質感を調整しています。
<デモサウンドについて>
サンプル:プリセットを元にチョイ足しエディットした状態での演奏例。