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Liquid Music でいこう! vol.17

春の訪れを暖房のきいた部屋で待っているところですが、なかなかやってきませんね。

次回のコラムの頃には暖かくなっててほしいところです。では17回目いってみましょう!

https://dirigent.jp/tutorial/70990/

 【モロキューではなく、モレキュー】

今回と次回で使ってみるのは“モレキュール・ツール”!

Moleculeとは分子という意味なんだけど、何を指してその名前なんだろうか…。

私のところに詳しい資料がないので、なんとも解説しにくかったのですが、コラムのスペースを使いつつ実験していこうかと思います。

(Liquid Rhythmのマニュアルに書いてあるようなので、そちらを参考に!)

 

 

さて、モレキューを探索していきましょう。

画面下部にならぶモレキュール・ツールは、左から、ランダマイザー、グルーブムーバー、ビートフォームパレット、ビートフォームタンブラー、ビートフォームシフターが並んでいます。

【ランダマイザー】

まぁ勘の良い方はお気づきだと思いますが、その名の通りランダマイズしてくれる機能なんでしょうね。

デフォルトの状態で和音を描くとなんてことないこんな感じになります。

デフォルトではバーフォームとビートフォームにチェックが入っているだけです。

この状態から小説を選択し、ランダマイザー内の“Surprise Me!”をクリックしてみましょう。(驚かせてくれるのかな?)

なるほど….驚きはしないけど、なんか変わりましたね。

次にコラボレートとベロシティの両方にチェックを入れてみましょう。

そして、黄色いバーになっているこの部分をドラッグすることで、アクセントとかの量を調節できるようです。

右側のアイコンをクリックするとそれぞれの詳細なセッティングを調整可能です。

【グルーブムーバー】

これは、パターンに変化を与えてくれて面白いアイデアを提案してくれます。

さて、さっきと同じスタート地点に戻りましょう。

グルーブを動かしてくれるようなので、今回も小節を選択して4種類あるグルーブをクリックしてみましょう。

これ、ギターとかのストロークに使ってみても面白いかも。

 

 

【組み合わせ】

グルーブムーバーは、音を移動はさせますが、ベロシティに変化を与えることはありません。

しかし、ランダマイザーと違って、ある程度どう変化するか、見通しがつくので、ちょっとしたバリエーションの作成に有効かもしれなし、前にも書いたけど、ギターなどのバッキングとかに変化させるのにもいいかも。

これら2つの機能を組み合わせて使用することもできるので、ちょっとずつ触っていい感じのグルーブを見つけてみてください。

Liquid Music

メロディ、コード、スケールを自動生成

福地 智也

Jimmy Nolen、Nile Rodgers等に影響を受け、 Blues, Soul, Funkをこよなく愛す。ギタープレーヤーとして杏里、倖田來未、片瀬那奈、さんみゅ~、楠田亜衣奈等のレコーディング、佐藤康恵のライブに参加、同サポートバンドでは、バンドマスターを務める。ギター 演奏、音楽制作のみならず、楽器、DAWのセミナー、デモンストレーションでは、難しい用語を使わずに、誰にでもわかりやすい内容が評価を受けてい る。 https://www.dopewire.net/