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【連載】Sugar Bytes幕の内連載その43

本連載第三回でステップシーケンス・シンセ、Thesysを紹介しました。

Thesysは様々なステップシーケンサーで内蔵シンセや外部のプラグイン・シンセをコントロールすることができる面白ソフトですが、今回はステップシーケンスで作成したパターンを組み合わせてソングを構築する方法や、リアルタイムにコントロールする方法などについてご紹介したいと思います。


キーボード・コントロール・セクションでリアルタイムコントロールする

Thesysは最大16種類のパターンが作成できます。
切り替えはModulation下の1から16のボタンを押して行います。

パターン選択ボタン

このパターンを切り替えることでソングを作成するのですが、それには2種類の方法があります。

ひとつはキーボードコントロールセクションを使用する方法。
ThesysのGUI最下部にバーチャル・キーボードがあるのが見えると思います。

キーボード・コントロール・セクション

PATERN SELECT、ACTION SECTION、PITCHの3種類のタイトルが付いていますが、これはそのままMIDIノートでパターンやACTION SECTIONをコントロールするもので、バーチャルキーボードをクリックしてもMIDIキーボードからノートを送信しても機能します。

対応するノートはPATERN SELECT1の左を見ると小さく表示されているように、PATERN SELECT1がC1になっています。

PITCHは作成したPITCHのパターンをそのまま、キーのみセミトーン単位で変更するもので、この状態では+/-12ですが、PITCHタイトルの左にある三角ボタンをクリックすることで+/-24まで表示を拡張可能です。

キーボード・コントロール・セクション

この場合は-24がMIDIノートC3になります。

上の画像でバーチャルキーボードの左にOFFと表示されている部分があります。
これはバーチャルキーボードのON/OFFではなく、キーボード・コントロール・セクションを使用する際のシンク設定です。

キーボードSyncOFFと表示されているボタンをクリックして表示されるメニューで、OFF、1/16、1/8、1/4、1/2、1/1から選択可能です。

OFFの場合はMIDIノートを送信した瞬間にノートに対応する機能がトリガーされますが、シンクを有効にした場合、選択したタイミングに完璧に同期して機能がトリガーされるので、パターンの切り替えなどもずれることなく正確なタイミングで行うことができるというわけですね。

PATTERN SEQUENCERでソングを構築する

ThesysのGUI右下にPATTERN SEQUENCERがあります。

img_sbfun-43_05

これは、PITCHやGATE、MODULATIONなどを使用して作成したパターンを指定した順番で再生させるためのシーケンサーです。

通常はオフになっているので右上の電源ボタンをクリックして有効にします。

電源ボタンの反対側、左上の数字ボタン(画像で16と表示されているもの)をクリックすると、ステップ数が選択できます。

img_sbfun-43_06選択できるのは1STEP、2STEP、4STEP、8STEP、16STEP、32STEPの6種類で、PATTERN SEQUENCERのREPEATSの1の長さを設定します。

PATTERNとREPEATSはクリックしてそれぞれ1から16の任意の数値を設定できますが、ステップ数と組み合わせることでREPEATSの動作も大きく変わります。

例えば8STEPが選択されていてREPEATSが8だった場合は、パターンは8ステップを8回繰り返し64ステップ分の時間経過後次のパターンに進みますが、32STEPが選択されている場合にREPEATSが8の時は、パターンは256ステップ分の時間経過後に次のパターンに進むことになります。

緑のバーの左右端をドラッグしてPATTERN SEQUENCER内でのループ範囲を指定することもできます。

img_sbfun-43_07

状況に応じて使ってみてください。

Thesysの基本操作は以前の記事をご参照ください。

製品ページからデモバージョンもダウンロードできるので、興味がわいた人は是非試してみてくださいね!

それでは今回はこの辺で。
また次回!