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【連載】Sugar Bytes幕の内連載その32

SugarBytes製品の解説を行なっている本連載。今回はObscuriumの11回目です。

SugarBytes製品と言えば今日(2016年3月25日)から29日までの5日間、SugarBytes単体製品がすべて半額のスペシャルセールを開催しています。
SugarBytes製品は個性的なプラグイン揃いですので、この機会にそれぞれのソフトウェアの解説記事を読んでいただきつつ、是非ご検討ください。

【連載もくじ】Sugar Bytes幕の内連載

前回はObscuriumのSOUNDメニュー内のデフォルトシンセについての解説を行ないました。
シンセといえばエンベロープやモジュレータなどがつきものですが、ObscuriumのSOUNDメニュー内にはそれらがなく、とてもシンプルな画面でしたね。

SOUNDメニュー

前回お伝えした通り、SOUNDメニューではサウンドの大枠とエフェクトを設定して、それ以外の値はFlexible Parametersで設定して動きを与えるのでとてもシンプルなメニューになっています。

Obscuriumはモーション・シーケンスで動きを与えるのが前提と言わんばかりなので、時間軸の扱いというか考え方が少し特殊ですが、そのモーション・シーケンスやFlexible Parametersと合わせて使用するアンプエンベロープとモジュレータが独立したメニューとしてあります。

今回はその辺りの解説を行ないます。


AMP ENV(アンプエンベロープ)

まずはアンプエンベロープから。
前回紹介したSOUNDメニューの2つ左のAMP ENVをクリックして表示します。

AMP ENV

AMP ENVにはArp EnvelopeMIDI Envelopeの2つエンベロープがあって、それぞれ3本のスライダーは上からAHD(アタック、ホールド、リリース)です。

2つのエンベロープの違いは、モーションシーケンスの各ステップのエンベロープをArp Envelopeで、入力されたMIDIノートに対するエンベロープをMIDI Envelopeで行なうというものです。

AMP ENVメニュー内の左、縦のスライダでそれぞれのエンベロープをミックスします。

ARPノブはアルペジエイターのポリフォニーバランスを調整しますが、Flexible ParametersのPOLYが無効の場合と、POLYのシーケンスの値が1の場合は何も起りません。

Velocityノブはベロシティの有効/無効のバランスです。左に振り切ってベロシティを無視します。

AMP ENVメニューで注目したいのがARP ENVELOPEのAHDスライダ右にあるMODボタン

MODボタン

このボタンはFlexible ParametersのMODと連動させる機能で、有効にしたスライダーの機能をMODのモーションシーケンスの値でコントロールすることができます。

DRAW TOOLSMODIFIERSSUPER OBSCUREなどの機能を使ってエンベロープを細かく調整したり、逆にランダマイズしたり、Obscuriumのシーケンス全体に更に動きを与えることができます。

MODS(モジュレータ)

AMP ENVの右隣りにはMODSメニューがあります。

MODS

ENVELOPEとLFOは、それぞれAHDのスライダとLFOの周波数設定のスライダ。それぞれの適用量のAMOUNTノブと、ここにもMODボタンがあります。

MODボタンはAMP ENVと同様に、Flexible ParametersのMODと連動させる機能ですが、ENVELOPEとLFOはどこで適用するかというと、Flexible Parametersの名称右の棒グラフのような部分をクリックして拡張される画面のスライダを使用します。

ENV、LFO適用スライダー

画像はPITCHメニューを開いてENVスライダを目一杯上げているところです。

MODSとFlexible Parametersの組み合わせは少しややこしいですが、MODSの設定で動作させたいメニューを開き、ENVまたはLFOのスライダをお好みで上げます。

この時点でMODSの設定で動き始めるので、例えばPITCHにLFOを適用したならLFOで設定した周波数でビブラートのようにピッチが揺らぎ出します。

そこに、更にLFOのMODボタンを押してFlexible ParametersのMODを有効にし、モーションシーケンスで左下から右上に斜めにステップを入力すると、ピッチのLFOが徐々に早くなるという設定が作れるということになります。

AMP ENVとMODSメニューを使ってみた動画をご確認ください。

いかがでしょうか。
SENDエフェクトを使うような感覚で、AMOUNTで送り量、受け側で適用量を決めて…というような考え方で使ってみると慣れやすいのではないかと思います。

Obscuriumはもちろん、SugarBytes製品はすべてデモバージョンをインストールして試せるので、少しでもSugarBytes製品が気になっている人がいたら半額セール中のこの機会に是非。

といったところでまた次回。
お楽しみに!!

Obscurium

画期的な発想から新たなサウンドを作り出す!