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【連載】Sugar Bytes幕の内連載その15

前回前々回とコードベースのモンスターシーケンサー、Consequenceを紹介しています。

Consequenceは大きくサウンド/エフェクトセクションとシーケンサーセクション、コードメモリーセクションに分かれていて、それぞれの機能を組み合わせてフレーズを作成していきます。

今回はまずコードメモリーセクションの詳細解説から開始します。

CHORD MEMORY解説

CHORD MEMORY

コードメモリーはその名の通り、コードを記憶しておくところです。
プリセットから選ぶことも、自分で作ることもできます。

コピー、ペースト、削除の共通項目以外の各機能は以下の通り。

  • CREATE CHORD:ルートノートとコードをプルダウンメニューから選択して、矢印ボタンをクリックすると現在選択中のCHORD BANKに適用されます。左右の三角ボタンでコードを半音単位で移動します。
  • CHORD BANK:1から16のメモリースロットに複数作成したコードをセーブ/ロードします。CREATE CHORD以外の様々なスケールプリセットも含まれます。
  • SELECT:コードのトリガー方法を選択します。SEQUENCER(コードシーケンスの設定でトリガーする)MANUAL(1から16のスロットナンバーをマウスでクリックしてトリガーする)MIDI(MIDIキーボードでリアルタイムにコードを入力する)
  • CHORD DISPLAY:1から16のメモリースロットのうち、現在選択中のナンバーを表示、SELECTでMIDIを選択している場合はMIDIアイコンが表示されます。

CHORD DISPLAY

このコードメモリーと似たような見た目の機能がSEQUENCERのGLOBALセクションにもあります。

PATTERN KEYS

PATTERN KEYSという機能で、これはSEQUENCERのパターンを最大24作成して切り替えることができます。

キーボードをクリックして切り替えることができるほか、PATTERN KEYSをONにするとMIDIキーボードで切り替えることもできます。

パターン入力時に覚えておきたいテクニック

パターンを作成する時に覚えておきたい入力方法を紹介します。

まずスライダーを操作する時。
ドラッグすると自由なカーブが描けますが、正確に直線を引きたい場合があるかも知れません。

直線

そのような時はコマンド(Winの場合はコントロール)を押しながらドラッグします。
すると必ず直線で入力されます。

他にもaltを押しながらドラッグすると、現在の形を保ったまま値を上下できます。

相対的に上下

コードを選択する場合にはShiftを押しながらドラッグするのがおすすめです。
Shift+ドラッグは微調整なので、コードのように細かく調整したい時にはとても便利です。

パフォーマンスのメニューはそれぞれクリックして選択しますが、タイやModeは連続して入力したい場合があります。

パフォーマンス

ひとつひとつクリックしていくとすると大変です。

そこで、先頭の項目をクリックして選択したら、そのメニューを横にドラッグすると連続して入力することができます。
かなり楽です。

といったところで、3回に渡って紹介してきたConsequence。
最後にSugar Bytes公式の動画をリンクしておくので見てみてください。

それではまた次回。
お楽しみに!!