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【連載】Sugar Bytes幕の内連載その2

世界中にコアなファンが多いことで知られるSugar Bytes製品。
いよいよ日本にも本格上陸し、日本国内で紹介できることに喜び勇んで先週から始まった本連載なのですが、Sugar Bytes製品はインストゥルメントやエフェクト、シーケンサーなどを含めると10以上のタイトルがリリースされていて、それぞれが特徴的なソフトウェアなので、どこから紹介しようかとても迷ってしまいます。

前回、本連載初回ではゲーム感覚でエフェクトを操るBPMシンクベースのマルチエフェクト『Looperator』を紹介しました。

Sugar Bytesのエフェクトラインナップはとても個性的で、サウンドが素晴らしいのはもちろん、操作感がすぐに馴染めるのと、なにより楽しいというのも重要な要素です。

今回は前回に続いてエフェクトラインナップから、Effectrixを紹介したいと思います。

Effectrixの機能はとてもシンプル

Effectrixはこのような見た目のソフトウェアエフェクトです。

Effectrix

機能や使用方法は前回のLooperatorと通じるものがありますが、もう少しステップシーケンス色の強い仕上げになっています。

X-LoopからReverbまで縦に並んだ14種のエフェクトと最大32ステップのステップシーケンスがメインで、エフェクトに対応する段の任意のステップにドラッグまたはクリックでバーを設置すると、そのステップにのみ対応するエフェクトが掛かるという仕組みです。

さっそくですが、先に細かい話しをしてしまいます。

操作系

Effectrixの画面上部のメニューを見て行きます。

画面左上にはプリセットのプルダウンメニュー、その右にバージョン等を確認するABOUTとEffectrix全体をバイパスするBYPASSボタンがあります。

すぐ下の段は左から以下の機能がありあます。

  • SWING:0〜100%の範囲でシーケンスのスイング幅を決めます
  • Trigger by MIDI:OFFの場合DAWのテンポに同期、ONの場合はMIDIノートを受けてステップシーケンスをスタート(ノートナンバーは何でも構いません)
  • Pattern keys:ONにするとMIDIノートCからBまでのノートで12種類のシーケンスパターンを作成できます
  • 数字:現在選択されているパターンナンバー
  • C:シーケンスパターンのコピー
  • P:シーケンスパターンのペースト
  • CHAOS:14種のエフェクトのシーケンスパターンをランダマイズ
  • INIT:シーケンスパターンを初期化

最大32ステップの1ステップ分の長さは、ステップナンバー左の1/32から1/4までの6種類から選択可能です。

1/32に設定した場合32ステップで1小節、1/4に設定した場合は4ステップで1小節です。
ステップ数は端をドラッグすることで変更することができます。

14種のエフェクト名称右を見ると、エフェクト毎のクリアやバイパスを行なうXとONのボタンが表示されています。

各エフェクトにつき2つのモジュレータートラック

Effectrix画面下には選択中のエフェクトの詳細設定とモジュレータートラックが表示されます。

モジュレータートラックとエフェクト

モジュレータートラックはオートメーションのようなもので、ひとつのエフェクトにつきA/B2つのトラックを使用できます。

何をオートメーションするかはASSIGNのプルダウンメニューで決定し、上下のドラッグで適用量を設定します。

RNDボタンを押すごとにランダムで設定され、RECボタンをクリック中してレコーディング状態にしてASSIGNで選択したノブを操作すると直接値を描き込むこともできます。

モジュレータートラックの使用方法はすべてのエフェクトで共通です。

各機能とモジュレータートラックをサラッと動画でみてみましょう。

いかがでしょうか。
EffectrixはLopperatorより更に簡単操作ですぐに使いこなせると思いますが、それとなく使用方法にセンスを求められるエフェクトだったりもします。

ただいまEffectrixは、我こそはというセンスの持ち主からの挑戦をお待ちしております!

各エフェクトの詳細と組み合わせ例はまたいずれ機会があればご紹介したいと思います。
それではまた次回、お楽しみに!