Top > チュートリアル > 【連載】BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!【56】

【連載】BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!【56】

(2015/06/02)

メールや電話でのお問い合わせやソフトウェアレクチャーなどでBITWIG STUDIOについての様々な質問を受けます。

BITWIG STUDIOは他のDAWソフトから乗り換えると少し戸惑うというか、考え方が違う部分があるので、質問内容がザックリしている場合も多いですが、『あのエフェクトは何に使うものですか?』というようなピンポイントな質問も良くあります。

今回はここ最近問い合わせを受けたエフェクトについて取り上げてみたいと思います。

Transient Control

Transient Control

トランジエント・コントロールというエフェクトで、アタックとサスティンの2つのノブしかないシンプルなエフェクトデバイスです。

BITWIG STUDIOのTransient Controlは入力されたサウンドの大小を分析してアタック部分とサスティン部分を切り分けます。

エフェクト内部でアタック部分とサスティン部分に分けられた信号のゲインを、それぞれ個別に設定することでファンキーなカッティングギターを更にパーカッシブにしてみたり、逆にウォーキングなベースやゆるいドラムフレーズを更にズルズルにしてみたり。

イメージはコンプレッサーと似ていますが、細かいことを考えずに手軽に使えるのと、圧縮はせずゲインコントロールのみ行なうという違いがあります。

Comb

Comb

これはComb Filterというもので、読み方はこんぶです。
もちろんウソです。

一般的にコムフィルターと言われるもので、とても短いディレイ音を追加して独特なサウンドに変化させます。

ディレイのフィードバック量を決めてFrequencyで作用する周波数を移動させて使用します。ディレイ音を追加する前提のエフェクトなので、フィードバックを0に設定した場合何も起りません。

似たようなサウンドを作るエフェクトにフランジャーがありますが、それぞれの違いはCombがFrequencyを任意のタイミングで自由に移動させるのに対して、フランジャーはCombのFrequency部分がLFOで時間軸に沿って動作するという点と言えると思います。

なので、CombのFrequencyをLFO MODでモジュレーションしてあげるとちょっとしたフランジャーのできあがりですね!

Transient ControlとCombの機能を確認する動画を作成しました。
チェックしてみてください。

特に理屈を知らないといけないというわけではないですし、出て来た音が気に入ったならそれで良いと思うので、自由な発想で使ってみてください。

といったところで引き続きBITWIG STUDIOで良い感じに音楽制作を楽しんでください!

それではまた次回!!