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【連載】BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!【27】

(2014/10/07)

前回はBITWIG STUDIO 1.0でのループ素材についてお話ししました。

ループ素材って何??という人のためにザックリ書いておくと、『小節単位で作成されたフレーズ』で、文字通りループして使えるものということになります。

今回はその流れで、BITWIG STUDIOに含まれるコンテンツの中で、これもループと言えなくもない…というか、ループだな。という機能について書いてみたいと思います。

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■ 発売前リポート/連載もくじ:BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!
■ 製品詳細ページ:BITWIG STUDIO

本題に入る前にイベント告知のコーナー!

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Clipsもループみたいなことで

BrowserでClipsを開くと、ここにもパッケージが表示されています。

Browser - Clips

前回のSamplesと今回のClipsは具体的になにが違うのか?というと、前回解説した試聴項目を比べてみると一目瞭然です。

sample - Clips比較

左がSamples、右がClipsの画像ですが、前回解説したSynchronize Preview playback to song tempo.の右、Samplesではループ素材の波形が表示されている部分を見てみると、Clipsの方は何やら得体の知れない点々が表示されています。

これは何かというと、MIDIのクリップです。

ドラッグ&ドロップでロードしてみると、プレビューの小さいフレーズと同じフレーズがロードされます。

ロードしたトラックのDeviceを覗いてみると、コンテナのDRUM MACHINEデバイスがロードされていました。

DRUM MACHINEデバイス

つまり、Samplesがオーディオのループ素材なのに対して、ClipsはMIDIのループフレーズと、デバイス(音源)を同時にロードする、ということになります。

今のところ、ほぼすべてドラム/パーカッションでDRUM MACHINEとの組み合わせのものが多いですが、Instrument Layerとの組み合わせでシンセのClipもあります。

Samplesのループと比べたClipの利点は、前述の通りロードされるのはMIDIフレーズと音源なので、フレーズやサウンドを自由に作り替えることができる点だと思います。

オーディオ素材ももちろんスライスしてフレーズを組み替えたりできますが、自由度ではClipにはかなわないので。

自作のClipも登録できるんです

インストゥルメント・トラックで作曲中に、これはクリップに登録しておきたい!というフレーズがあったらClipsに登録しておきましょう!

登録の方法はとても簡単です。

ドラッグ&ドロップで登録

登録したいクリップをBrowserにドラッグ&ドロップします。

tag付け

するとClipの名前とクリエイター(作った人)、タグが着けられるので、任意の名称を設定してOKボタンをクリックします。

初めてClipに登録した場合Browser – Clipsに『My Library / Clips』という項目が追加され、その中に作成されます。

登録されたClip

最下部の情報欄に、設定したクリエイター名とTagが反映されているのが見えますね。

保存されるデバイスは、ドラッグ元のトラックにロードされているデバイスが反映されます。

付属のインストゥルメントやコンテナ・デバイスはもちろん、3rdパーティ製のVSTインストゥルメントも登録できます。

登録したClipはファイル化され、デフォルトでは以下の場所に保存されます。

– Mac
書類 / Bitwig Studio / Library / Clips

– Windows
ドキュメント / Bitwig Studio / Library / Clips

このファイルを移動することで異なるコンピュータでクリップを共有することもできます。

ただし、3rdパーティ製のインストゥルメントを使用している場合、他のコンピュータにも同じインストゥルメントがインストールされていなければ再現できないので、この点に注意しつつ良い感じに音楽制作を楽しんでください!
それではまた次回!!