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Slipknot アイオワから世界へ!

Slipknot アイオワから世界へ!

もうすっかり夏になりました。夏になると音楽ファンとしては、夏フェスが楽しみになってくると思います。今年の夏フェスも、様々な豪華アーティストが出演するようで、今からすごく楽しみです!

フェスといえば今年の5月、世界的なフェスとして有名な「Ozzfest」が、この日本で初めて開催されました。
Black Sabbath、TOOL、Stone Sour、Detones、Slashなど、世界的なメタルバンドが集結し、本当に素晴らしいフェスティバルでした。(もちろん、私は2日間とも参加しました!)

本日は、そのOzzfestの1日目のトリもつとめたSlipknotをご紹介します。

SLIPKNOTの初期衝動

Slipknotは、1995年にアイオワ州で結成されたメタルバンドです。
バンド編成が特殊で、コリー・テイラー(ボーカル)、ミック・トムソン(ギター)、ジェームズ・ルート(ギター)、ポール・グレイ(ベース)、ジョーイ・ジョディソン(ドラム)、クリス・フェーン(パーカッション)、ショーン・クラハン(パーカッション)、クレイグ・ジョーンズ(サンプラー)、シド・ウィルソン(DJ)という9人組です。

このようにバンド編成も特殊ですが、ヴィジュアル面も非常に強烈です。
全員がジャンプスーツを着用し、メンバーそれぞれがグロテスクなマスクを着用しており、ホラー映画さながらの雰囲気を醸し出しています。

そして彼らは、ヴィジュアル通りの激しい音楽を生み出します。

2000年に発売された彼らのファーストアルバム「SLIPKNOT」は、まさに彼らの激しさが凝縮された素晴らしいアルバムです。それもそのはず。ファーストアルバム「SLIPKNOT」のプロデューサーは、ロス・ロビンソンが担当しています。
ロス・ロビンソンは、Kornのデビュー作を手がけたことで有名で、リンプ・ビズキット、マシーン・ヘッド、セパルトゥラといったヘヴィバンドのプロデュースを数多く行っています。

また、「SLIPKNOT」のレコーディング自体もすさまじく、ミック・トムソンのギター・レコーディングの際、ミック自身がヘッドバンギングを行いながらギターを弾き、周りの人間もヘッドバンギングをしながら暴れているという、まさにライブさながらのレコーディングが行われました。

「SLIPKNOT」は世界的に大ヒットし、次のセカンドアルバム「IOWA」で、彼らは世界的なバンドの地位を不動のものとします。

VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)での復活

2001年に発売されたセカンドアルバム「IOWA」は、ファーストアルバム「SLIPKNOT」に引き続き、ロス・ロビンソンがプロデュースをつとめました。
「IOWA」は世界的に大ヒットし、Slipknotは長い長いワールドツアーに突入します。しかし、このあたりからメンバー間に確執が生じ、ボーカルのコリーはウェブサイト上で、「Slipknotはこのツアーが終わり次第、解散する」と発表したほどでした。(後に発言を撤回)

このまま解散か!?とも心配されましたが、サードアルバム「VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)」の発表で、完全復活を遂げます。
このサードアルバム「VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)」は、プロデューサーにリック・ルービンを迎え、Slipknotにとっては転機となるアルバムです。

これまでロス・ロビンソンの意向で、ギター・ソロは全て排除されていました。しかし、「VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)」では、ミックとジムの華麗なギター・ソロが披露されています。
特にミックは、ギター・ヒーローに例えられるほどのギター・テクニックの持ち主です。「SLIPKNOT」、「IOWA」ではそのテクニックが披露されることはなかったため、「VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)」を聴いて、ミックの圧倒的なテクニックに驚かれた方も多いのではないでしょうか?

さらに、「VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)」では、バラードとも呼べる楽曲が収録されています。

ボーカリストのコリーは、デスボイスだけでなく、バラードも歌い上げることができる歌唱力の持ち主です。メタルバンドには、「ギターだけが目立ってしまい、ボーカリストはお飾り扱い」といったバンドは決して少なくはありませんが、コリー・テイラーは違います。歌唱力、パフォーマンスともに世界レベルです。

※ コリー・テイラーは、ジェームズ・ルートとともに、Stone Sourというバンドとしても活動しています。
コリー・テイラーの違う一面を見ることができるので、是非チェックしてみてください。

この「VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)」で完全復活を果たし、更なる意欲作となるフォースアルバム「ALL HOPE IS GONE」を発表します。
しかし、予想もしない悲劇が彼らを待ち受けていました。

メンバーの死

2010年にバンドの中心メンバーであったポール・グレイが急逝します。
オリジナルメンバーの1人であり、作曲・レコーディング作業の中心にいたポールは、Slipknotの頭脳とも呼べる人物でした。
ポール・グレイ急逝の知らせを受け、メンバーが記者会見を開きました。記者会見はマスクを取った状態で行われ、ステージ上とは全く違う、悲しみにくれたメンバーの姿を確認することができます。
それほど彼らにとって、ポール・グレイという人物は重要でした。

しかし、彼らは立ち上がります。
ポール・グレイの代理として、Slipknot結成時のギタリストだったドニー・スティールを迎え(あくまでサポート・ベーシストとして)、ワールドツアーを精力的にこなし、2013年5月11日 Ozzfest JAPANに登場しました。

王道の確立

数々のビッグネームが集結したOzzfest Japanで、1日目トリを務めたSlipknot。当たり前ですが、彼らのトリに疑問を唱える人は、誰1人いないと思います。
しかし、ヘヴィメタルという伝統を非常に重んじる音楽ジャンルにて、あらゆる面で異質なSlipknotがこれほどの支持を集めるとは、Slipknot結成当初、誰も想像できなかったでしょう。

これには、人気と実力を兼ね備えたメンバーの集結、変化を受け入れる柔軟な姿勢、そこから生み出される素晴らしい楽曲と圧倒的なパフォーマンスによって、Slipknotは21世紀を代表するメタルバンドになりました。
また、コリー・テイラーはOzzfest JapanのMCで、たびたびファンへの感謝を口にしていました。
極悪なマスクだけでは隠しきれない彼らの優しさ、愛情に心打たれて、Slipknotを支持し続けている人も少なくないと思います。

2014年にはニュー・アルバムのリリースが噂されており、彼らは更なる1歩を踏み出そうとしています。
歩みを決して止めないSlipknot!世界的バンドの次なる1歩が、今から待ちきれません。

うえだ

投稿者:うえだ

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