Top > トピック > ペダルスティールギターの魅力

ペダルスティールギターの魅力

ペダルスティールギター

こんにちは。「はぐれデジタル道」のWeb Yです。梅雨入り早々に訪れた台風4号の猛威。異常気象をはじめ、何もかも指先一つでスマートに操ることができる快適な日々だからこそ、自然の力の脅威を感じずにはいられません。さて今回は、これまた巧みな指先で奏でる魔法のような、ちょっと珍しい楽器「ペダルスティールギター」の世界を漂ってみます。動画もありますので、ぜひ素敵な音色を楽しみながらおつき合いください。

■ 継続は力なり

去る5月12日、あがた森魚さんのデビュー40周年コンサート「男と女のいる舗道」を、東京・日比谷公会堂に観に行ってきました。笑顔で集う人々。熱気溢れる会場の空気に、40年という年月の厚みを感じました。

あがた森魚さんはシンガーソングライター、映画監督、役者、ナレーターなど、沢山の肩書きをお持ちで、Web Yも氏の初監督作品「僕は天使ぢゃないよ」を観て以来、大好きなアーティストです。ギター1本を抱え、全国を旅して唄う素敵なおじさま。今は縁あって、たまに撮影などのお手伝いをさせてもらっていますが、なんと今年でデビュー40周年! その「継続力」には圧巻です。この力こそ、いまの日本の政治家に最も望んでいる力ですよね……。

あがたさんの魅力は……何といっても味わい深い声と独特な歌詞。語りだせば、はい、きりがなく、間違えなく確実に、はぐれますので、コンサートで気になった楽器に話題を移します。

■ ペダルスティールギターってなぁに?

みなさま、ペダルスティールギターってご存知ですか?? 簡単に言ってしまえば、「ギターを水平に寝かせて台に乗せ、お琴のように弾く」、あれです。

私はあがた森魚さんのライブで、ちょくちょく見かけ、その「ミョワ〜ン」という音色に魅了されました。ハワイアンミュージックやカントリーミュージックでよく聞くあの不思議な音色。ムームーを纏った太っちょマダムが、キラキラ光る夕暮れの海辺でゆらゆら?とダンス、その横で高木ブーさんがウクレレを……妄想が行きすぎですね(汗)しかし、とってもムーディーで、空間をも包み込むような楽器なんです。

ペダルスティールギター

ウィキペディアよると、

「膝の上に載せる小型のタイプはラップスティール・ギター(lap steel guitar)と呼ばれる。また、ボリュームペダル、弦の調を変えるためのペダル、ニーレバー(膝レバー)で音程を調整するベンド機構を備えた大型のスタンドタイプをペダルスティール・ギター(pedal steel guitar)という」

私がコンサートで観たのは後者、ペダルスティールギターでした。

■ 世界のペダルスティールギタープレーヤー

あがたさんのライブで演奏していた方は、日本のペダルスティールギター界の第一人者、駒沢裕城さん。駒沢さんは、日大芸術学部時代にスティールギターに出会い、1971年に「小坂忠とフォージョーハーフ」(松任谷マンタ,林立夫,後藤次利,小坂忠)に参加。1972年に鈴木慶一さん率いる「はちみつぱい」に参加していた、知る人ぞ知るアーティスト。

その素敵な音色を聞いてみましょう。

【駒沢裕城「アダージオ/2011年4月15日 久良岐能舞台」】

日本にはプロ、アマ含め100名程しかプレーヤーがいないと言われていますが、世界にはもっと沢山いるようです。ファンクロックの分野で「スティール・ギター界のジミ・ヘンドリックス」との異名をとる「ロバート・ランドルフ」、U2、ピーター・ガブリエル、ボブ・ディランなどを手掛けてきた名プロデューサー「ダニエル・ラノア」。

お二人の熱い演奏も覗いてみましょう。

【Robert Randolph & The Family Band “Run For Your Life”】

はたまた、 iPhone用のスティールギターアプリもあるようで……

【Steel Guitar for iPhone】

スライド奏法を行えば、例の「ミョワ〜ン」の感じも出せそうですが……アンチ指先至上主義のWeb Yとしては、是非本物で体験したいところですなぁ〜。

こう見ていくと、まだまだ可能性溢れる魅力的な楽器ですよね。じめじめと鬱陶しい季節、ココロはカラッと素敵な音に出会いに行きたいものですね!