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世界一の音楽大国「日本」

先日新聞を読んでいたら信じられない記事が。なんとCD+音楽配信の2011年の売上規模で日本が世界第1位になったとのこと。再三この知る・楽しむでもCD販売の落ち込みや音楽配信の低迷を取り上げてきましたが、蓋を開けてみると世界1位。比較する対象や指標、為替の違いもあるので一概に説得力のある結果かといえば、必ずしもそうではないけれど、継続して統計をとってきた中で初めてアメリカの売上規模を逆転したことは事実。

■ 音楽大国日本

この要因を考えてみると、いろいろと皆さんも思うところがあるのではないでしょうか。

たとえば2011年はAKB48といったミリオンセラーのシングルがあったことは、レコード業界にとっては久々の朗報。ブーム的な販売は日本の十八番芸ですが、今回の実績にも一番効果を挙げた要因です。

また、音楽配信の普及や利用頻度などについてはアメリカに軍配があがりますが、CDの販売では全般的に縮小傾向にある市場でも、日本は踏ん張っているということです。逆にアメリカの凋落ぶりは、不正利用をはじめ、著作権への抑止など、音楽市場を取り巻く環境が日本とは大きく違うからでしょう。

乱暴な比較になりますが、対人口比についてアメリカは日本の約2倍。楽器市場の売上規模についても日本の数倍を誇る音楽大国において、音楽売上が日本を下回ったことは、何か音楽ビジネスの底辺で大変な変革が起こっているのではないでしょうか。

アメリカが異常なのか、それとも日本の音楽シーンがガラパゴス化している証拠なのか。

今後の音楽ビジネスの行方に注目です。