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コントロール・ヴァイなるコトハジメ

JEAN SHIN 「SOUND WAVE」

こんにちは。「はぐれデジタル道」のWeb Yです。未曾有の酷暑はどこへやら?巷もすっかり秋めいてまいりました。先日は金木犀の香りが広がり、何とも幸せな気持ちに。秋と言えば芸術の秋。そうです、芸術の秋がやってまいりました。さて、今週末、新色コントロール・ヴァイナルがいよいよ発売!これを機に、弊社にも 「大波が来ますように!」と祈りつつ、コントロール・ヴァイナルとは何なのか、今一度考えてみようと思います。

「おいら、カセット世代!」とばかりに、物心ついた頃はカセットデッキで自分の声を録音しまくっていた私。その一方で、絵本の付録にはDr.Pepperのごとくどす赤く、ペラッペラなソノシート(ボイスカード?)がついており、溝を細〜い針でこすると、「ぼ〜く、ドラえもん!」などとダミ声のドラちゃんがご挨拶。

これぞ、スクラッチの原風景!?
……ではないですね。

さて、アナログ以前にアナログのWeb Yは、素朴な疑問がたくさん。弊社のDJ “リアルKawasaki”に聞いてみました。

Q:アナログレコードとコントロール・ヴァイナルってどう違うの?

A:単純に言えば、アナログレコードは音楽を聞くために作られたもの。コントロール・ヴァイナルは、どんなレコードの代わりにもなれる、言わば「あなた色に染まり体」であり、同時にタイムキーパーも務めるアナログとデジタルのパイプ役。

Q:どうやってコントロールするの?

A:アナログレコードでプレーするDJの人々と同様に、激しく!時に優しく、即興もしくは計画的にスクラッチしたり、時間枠内の行き来を操作する。スクラッチしすぎて削れたり反ってしまったときには、買い換えることもできる(レアで大事なアナログレコードでは、こういうわけにはいきませんなぁ……)

Q:コントロール・ヴァイナルの溝には何らかの法則性があるの?

A:溝に刻まれた分数は各メーカーによって異なり、それぞれのソフトにぴったりと沿うように設定されている。

おぉ、なるほど。何だかもっともっと知りたくなってきたような。
……けれどもやっぱりはぐれてしまいましょう。レコードdeアートをお楽しみください。

扉の写真:JEAN SHIN 「SOUND WAVE」
アナログレコードを加工して波を!!北斎の浮世絵現代版か!? 某ユニオンにて大した査定がつかなかったが売ってしまった、私の亡きレコード達も、売るくらいならこのプロジェクトに役立てて欲しかった…

ターンテーブルの粋なはぐれかた!!
ぐるぐる高速回転!光のアートだ!浮き上がってるぅ?!!

音が目に見える!
光と音と針のタイミングが神業!
緻密な計算と実験の末に生まれたんだろうなぁ…。
下の動画はNIのコントロール・ヴァイナ・ホワイトを使用!

以前、某舞踏家が白塗りした全身に浮世絵を投影して踊っているのを観たことあるが、そちらはまさにアナログで、こちらはまさにデジタル。重なりの具合がすれすれで絶妙な気持ち良さ。

こんなブラボーな動画を見ると、空想の世界がムクムクと広がりますなぁ。
芸術の秋。みなさまも素敵な制作ライフをおすごしください。