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【連載】Mixcraft 6で音と映像をミックス Vol.22!

Mixcraft Pro 6で音と映像をミックス ヘッダー

(2014/01/17)

楽曲制作を通して、Mixcraftの魅力をお伝えしている本連載。
前回は、リバーブの基礎知識について解説を行いました。今回は、様々な音源にリバーブをかけていきたいと思います。

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リバーブはプリセットが基本!?

ソフトウェア・シンセサイザーやプラグイン・エフェクトには、必ずと言っていいほど、プリセットが内蔵されています。

プリセットとは、使用用途に合わせて、値が調整されているものを指します。

例えば、以下のMixcraftの内蔵インストゥルメント「Memorymoon」をご覧ください。

memorymoon1

シンセサイザーを初めて触る方にとっては、訳の分からないノブやボタンが並んでいるだけで、楽曲を制作するモチベーションが下がってしまいますよね。しかし、近年のソフトウェアには、プリセットが大量に用意されており、それを選ぶだけで、様々な音色に切り替わってくれます。

memorymoon2

これは、イコライザーやリバーブなどの、エフェクトでも同じです。
Mixcraftでも、ほぼ全てのエフェクトにプリセットが用意されており、前回ご紹介した
Classic Reverb
も、このようにプリセットが用意されています。

preset

このプリセットですが、リバーブを使用するにあたっては、特に重要と言われています。
以前、知り合いのレコーディング・エンジニアの方と話した時に、「リバーブを使うときは、1からパラメーターを調整することはしない」と言っていました。
プロの現場でも“まずプリセットを選んでから、パラメーターを微調整する”という使われ方が多いようです。

それでは、Classic Reverbのプリセットをいくつか試してみましょう。
Mixcraftのライブラリより、女性ボーカルのフレーズを用意しました。

これに、4パターンのプリセットをそれぞれかけてみました。
元の音源と比較するためにも、以下に用意した音源は2小節ごとに元音源 → リバーブ適用後と切り替わります。

  • プリセット:Room

Room

  • プリセット:Empty Hall

EmpHall

  • プリセット:Grand Hall

GrandHall

これらを聴いていただくと、それぞれのプリセットに特徴が大きく現れています。

プリセット:Roomだと、残響が少ないのに対し、プリセット:Empty Hallは、大きな広がりが感じられます。また、同じく広がりを感じるプリセットGrand Hallは、Empty Hallと比べて、残響音の音質が異なります。

これらのリバーブ音を、1から作るのは大変です。
プリセットは、どんどん活用していきましょう。

なお、自分の中でお気に入りのリバーブが決まれば、楽曲制作の初めから、リバーブを立ち上げておくと便利です。
例えば、下の画像のように、音の余韻が短め、中間、長めと、リバーブを用意しておくと、わざわざセンド・トラックを作って、リバーブを選択して、という手間が省けます。

reverbsend

是非お試しください。

リバーブの種類

先ほどは、Classic Reverbを使って、プリセットによるリバーブ音の違いを確認しました。次は、Mixcraftに内蔵されている3つのリバーブ・エフェクトの違いを確認してみましょう。

まずは、使用するエフェクトの確認から。

  • Acoustica Reverb

Acoustica Reverb

簡単に操作できるよう、パラメーターが厳選されています。その分、各パラメーターの効き具合は、強めです。

  • Classic Reverb

Classic Reverb

詳細は、前回の連載をご参照ください。

  • Acoustica Pro Studio Reverb

Acoustica Pro Studio Reverb

Mixcraft Pro Studio 6にしか内蔵されていないリバーブです。
項目別に分かれた見やすいパラメーターが特徴で、 DIFFUSIONノブでリバーブ音の密度や、EARLY GAINやBALANCEノブで、初期反射音を調整できたりと、細かな設定が可能です。

それでは以下のピアノ・フレーズに、それぞれのリバーブ・エフェクトを使用しました。

使用するリバーブによって、どのような違いが生じるかお確かめください。
今回の音源も、4小節ごとに元の音源とリバーブ適用後の音源が、交互に切り替わります。

  • Acoustica Reverb

Acoustica Reverb

  • Classic Reverb

ClassicReverb

  • Acoustica Pro Studio Reverb

pro Reverb

それでは、最後にちょっとした小技をご紹介します。
同じリバーブをどんどん使っていくと、「普段とは違う響きが欲しいな」と思う日がくるかもしれません。

こんな時、リバーブのプリセットをいじるのも手段の一つですが、別の方法を使って、複雑な響きを作り出すことができます。
それは、複数のリバーブを組み合わせることです!

ここに、異なる設定のAcoustica Pro Studio Reverbを読み込んだセンド・トラックを3つ用意しました。

prostudio

そうすると、各トラックから、この3つのセンド・トラックに対し、個別にセンドを送ることができます。

send図

ちなみにMixcraftでは、センド・チャンネルの切り替えは、以下のように行います。

センド切替

リバーブのパラメーターを細かく調整することで複雑な響きを得ることも可能ですが、この方法だと操作がとても簡単です。どのDAWでも行えるため、是非お試しください。

それでは!

投稿者:うえだ

うえだ

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