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iPadアプリ Serato Remote

Serato DJ 1.2.1アップデートが公開されました。
今回のアップデートは、Serato DJ 1.2.1と同時に公開されたSerato公式iPadアプリであるSerato Remoteへの対応、Loopmasterの厳選されたサンプルの無償提供、新たなコントローラへの対応、ソフトウェアの更なる安定度の向上といった内容です。

アップデートの詳細は、こちらをご確認ください。

Serato Remote

今回注目したいのが、Serato初の公式iPadアプリである「Serato Remote」です。
Serato DJは数々のDJコントローラに対応しています。そのため、DJコントローラのボタン数や配置などに、操作性が大きく依存してしまいます。
もちろん、使い慣れたDJコントローラで操作できるといった利点が大部分を占めますが、「Serato DJのCueポイントは8つまでコントロールできるのに、DJコントローラのCueボタン数が4つしかないため、コントロールできない」といった問題も起きてしまいます。

このような問題を解決できるのが、「Serato Remote」です。

(※ この問題は、Serato DJの機能の1つ、MIDIコントロール機能でも対応できます。詳細は、Serato DJ IntroとSerato DJの違い 後編をご参照ください)

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Serato Remoteとは、Serato DJでも使用頻度が高い機能を操作することができるサブコントローラです。Cueポイント、Loop、サンプラー、エフェクトなどを、iOSデバイスの特長である直感的な操作方法で、スタイリッシュにコントロールすることができます。

またSerato Remoteは、Scratch Live 2.5、Serato DJ 1.2.1に対応しており、コンピュータとの接続方法は、USBケーブルによる接続、WIFIコネクション、アドホックネットワークの3種類が用意されています。
WIFI、アドホックを用いて接続を行えば、ケーブルレスで操作することもできます。

では、Serato Remoteの特徴的な機能をご紹介いたします。

バーチャルデッキとライブラリコントロール

Serato Remoteを起動し、まず目につくのが、2つのバーチャルデッキとライブラリコントロールです。
バーチャルデッキには楽曲の経過時間/残り時間が表示され、ライブラリコントロールは、ライブラリ内の楽曲、ライブラリツリー内のクレートなどを選択でき、楽曲をデッキにロードすることができます。
この楽曲ロードは、ライブラリコントロールからバーチャルデッキへ指をスワイプすることにより行えます。

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また、デッキ1で楽曲を再生中の場合、バーチャルデッキ1を、バーチャルデッキ2へスワイプを行うと、両バーチャルデッキともに、同じ楽曲を同じ場所から再生することができます。

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Cues & Loops

次にSerato RemoteのCueポイントとLoop画面を確認します。

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8つのCueポイントの再生・作成・削除、全てのLoopコントロールが行えます。
この中で特に際立つのが、LoopモードをLoopロールに設定した場合の操作性の高さ!
(Loopロールの詳細は、Serato DJのLoopロールを活用してみようをご参照ください。)

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1/32 〜 2小節のレンジが表示され、指でタッチしている間、Loopロールが実行されます。まさにiOSデバイスならではの操作性です。

SAMPLER

続いて、SAMPLER画面です。

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4バンク、6サンプルスロットと、SP-6 sample playerの表示と完全にリンクしています。
そのため、Serato DJ上でSP-6 sample playerを表示せずとも、Serato Remoteで、どのサンプルスロットに、何のサンプルがロードされているか、また各サンプルスロットの再生モード、ボリュームなどが、全て確認することができます。

また、拡大表示を解除すればライブラリコントロールが表示されます。

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ライブラリコントロールが表示されるということは、スワイプで各サンプルスロットにサンプルをSerato Remoteからロードを行うことができます。

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このSerato Remoteの登場により、SP-6 sample playerの操作性が大幅に向上します。

※ 2013年7月15日現在、Serato公式アプリは、iPadアプリの「Serato Remote」のみです

「iPadは持っていないが、iPhoneでSerato DJをコントロールしたい」という方は、弊社スタッフがTouch OSCで作成したSP-6 sample playerコントロールをお試しください。

FX(エフェクト)

最後に、FX画面をご紹介します。
Serato Remoteでは、LATCH、TEMPと2種類のモードを選択できます。

LATCHモード

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TEMPモード

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両者の違いとして、LATCHモードは、FXのONボタンが点灯していれば、iPadの画面から指が離れていても、FXは有効の状態です。
TEMPモードは、指でタッチしている場合のみFXが有効になります。

また、Serato Remoteでは、FXとLoopロールを併用することができます。

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上の画面の状態は、TEMPモード + Loopロールを有効にした状態です。
この状態で1/8 〜 2小節のいずれかのラインをタッチすると、タッチしている間のみ、FXが有効になりつつ、Loopロールも行われます。
上の画面では、デッキ 2にLPFのFXがかかりつつ、1/2 小節Loopロールが行われています。

では、ここまでSerato Remoteの概要をご説明してきましたが、最後にSerato Remoteを使用したデモビデオをご紹介します。
このデモビデオには、本日ご紹介した様々な機能を、実際のDJプレイに取り入れています。Serato Remoteの登場により、DJプレイがどのように変化するかご覧ください。

いかがでしょうか?サブコントローラという役割をしっかりと果たしながら、iOSデバイスの特長を利用し、新たなDJプレイを提示しています。
iPadをお持ちのSerato DJ / Scratch Liveユーザーの方は、一度Serato Remoteをお試しください。

また、Serato DJ 1.2.1は、ソフトウェアの安定度が更に向上しています。
iPadユーザー以外の方も、必ずソフトウェアを最新版にした状態で、Serato DJをお楽しみください。